「泣いた赤鬼」は日本のアンデルセンと言われた童話作家浜田広介の名作である。
僕の心に残る童話、昔話の第一位に選ばれます。
幼稚園の時 先生が読んでくれた紙芝居から話を知りました。
この童話を知らない人のために
ごゆるりと お読みくださいませ!
---泣いた赤鬼-----
山奥に、一人の赤鬼が住んでおった。
赤鬼は、人間と仲良くしたいと願ってたが村人にとって鬼は怖い存在じゃった。
そして自分の家の前に、「心のやさしい鬼のうちです。遊びに来てください。おいしいお菓子がございます。お茶も沸かしてございます。」
と書いた、立て札を立てたが、人間は疑って、誰一人遊びにゃこんかった。
赤鬼は悲しみ、信用してもらえないことをくやしがり、しまいには腹を立てて、立て札を引き抜いてしまった。
そこへ、友達の青鬼が訪ねて来た。青鬼は、わけを聞いて、赤鬼のために次のようなことを考えてやった。
「青鬼が人間の村で大暴れをする。そこへ赤鬼が出てきて、青鬼をこらしめる そうすれば、人間たちにも、赤鬼がやさしい鬼だということがわかるだろう」
しかし、「それでは青鬼にすまない」としぶる赤鬼を 青鬼は、無理やり引っ張って村へ出かけて行った。
その計画は大成功した。
村の人たちは、安心して赤鬼のところへ遊びにくるようになった。
毎日、毎日、村から山へ三人、五人と連れ立って出かけて来た。
こうして、赤鬼にはたくさん人間の友達ができ、とても喜んだ。
しかし、気になることがあった。それは、あの日から訪ねて来なくなった青鬼のことだ。
ある日、赤鬼は、青鬼の家を訪ねてみると 戸が かたくしまっていた。ふと、気がつくと、扉に貼り紙がしてあった。
「赤鬼くん、人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてください。もし、ぼくが、このまま君と付き合っていると、君も悪い鬼だと思われるかもしれません。それで、ぼくは、旅に出るけれども いつまでも君を忘れません。さようなら。体を大事にしてください。どこまでも君の友達、青鬼。」
赤鬼は、だまって、それを読みました。二度も三度も読み返した。
戸に手をかけて顔を押し付け、しくしくと、なみだを流して泣きました。
どうでしょう!実に感動の名作でしょう。
誰にでもこころに残る物語があると思う。
そこで僕のお気に入り物語BEST5
第2位 あんじゅとずしおう
第3位 わらしべ長者
第4位 故郷は地球だ
第5位 一寸法師
僕は静岡県旧清水市興津にある「ももはな幼稚園」の紙芝居でたくさんのお話を聞いた。当時 お袋より若干若かった独身の「萩原」先生。僕のことを「としちゃん」と呼んでいた。卒園後も街で会うと おやつを買ってくれた。テレビ「日本昔話」が流れると必ず思い出すのが萩原先生だ。今はどうしているのだろう?静岡県でこのブログをみている方。ぜひとも情報くださいませ。というか探して欲しいわけです。 僕にとって青鬼のような人が静岡にいたらきっと探し出してくれるはず!!!
