昨日、「Hope Together〜1型糖尿病の家族が語る“本音”と“希望”〜」というオンラインイベントを開催しました。
初めての試みでしたが、多くの方にご参加いただき、あたたかい空気の中で無事に終えることができました。ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。
今回のイベントは、「1型糖尿病の子どもを持つ家族がどんな思いで日々を過ごしているのか」「どうやって前向きに歩んでいるのか」を、私自身の体験を通してお伝えする場として企画しました。
病気の説明や専門的な情報よりも、“気持ち”に焦点をあてた内容にしたかったのです。
実際にやってみて感じたのは、オンラインという形の難しさと可能性の両方でした。
予定していたような双方向のやりとりまでは十分にできませんでしたが、チャットやアンケートを通じて寄せられた言葉の一つひとつに、大きな共感とぬくもりを感じました。
「話すこと」「聞くこと」の大切さを、改めて実感する時間でもありました。
1型糖尿病は、日々の管理も心の負担も大きい病気です。
でも、同じ立場の人の声に触れるだけで、少し気持ちが軽くなったり、明日への力がわいてくることがあります。
今回は“話す”側が中心でしたが、次回は違う形も考えてみたいと思います。
皆さんからいただいたご意見を参考に、来年初めにはまた新しい形で開催する予定です。
小さくても確かなつながりを育てながら、これからも希望を分かち合える場をつくっていきます
