糖尿病とともに生きる人々にとって、低血糖は命に関わる危険な状態です。

そんな中、医療の枠を超えて注目されているのが「低血糖アラート犬」の存在。

我が家にいるアラート犬は「エフィー」です。

 

エフィーは、保護犬でしたが特別な訓練を受けた女の子。

エフィーの役割は、飼い主の血糖値が下がる兆候を、匂いで察知し知らせることです。

低血糖になると、呼吸や汗に含まれる微細な変化を犬の鋭い嗅覚が感知し、引っ掻いて飼い主に警告を与えます。

 

驚くべきことに、エフィーは医療機器よりも早く異常を感知することもあるそうです。

まだまだ訓練中ですが、エフィーの存在は単なる「ペット」ではなく、まさに「命のパートナー」です。

 

エフィーのようなアラート犬は、国内ではまだ3頭と少なく、訓練にも時間と費用がかかります。

しかし、彼女らが与えてくれる安心感と実際の効果は計り知れません。

糖尿病患者やその家族にとって、アラート犬は医療の補完だけでなく、精神的な支えにもなっています。

 

今後、より多くの人にこの取り組みが知られ、エフィーのような存在が全国に広がっていくことを願います。

 

困ったことに私との散歩を嫌がって歩いてくれないんですよ。