昨年のこの時期にも同じようなことを書いたかもしれませんが、今年も改めて書くことにします。

 

4月からの新生活に向けて準備を始める方も多いでしょう。このタイミングで、病気のことを誰に話すか、先生だけでなくクラスメイトにはどう伝えるか、悩むこともあるかもしれません。

 

私の基本的なスタンスは、「オープンにすること」。周りの人に知ってもらった方が、いざというときに助けてもらえる可能性が高くなると考えています。ただし、これは強制ではありませんし、「言いたくない」という気持ちも理解できます。

 

では、親の立場としてはどうすべきか。

 

親として譲ってはいけないのは、できる限り周りの子どもたちと同じ環境を整えてあげることです。学校や先生から「もし何かあったら…」という言葉を聞くこともあるかもしれません。しかし、そう言われても決して引き下がらず、子どもがどう過ごしたいのかをしっかり伝え、理解と協力を求めて交渉してください。

 

実際に「何かあったら」という状況は、そう簡単には起こりません。そして、これまでのブログを通して私が伝えてきたこと以上の困難は、ほとんど起きていないと感じます。それくらい、うちの息子は色々なことを経験してきましたが、それでも元気に生きています。

 

新年度を迎える皆さんが、少しでも安心して新しい環境に馴染めることを願っています。