今回も、我が家の低血糖アラート犬・エフィーのお話です。
低血糖アラート犬は、低血糖時に体から発せられる特有のニオイを検知できるようにトレーニングされています。そのニオイの正体は「イソプレン」という物質。低血糖になると体内から放出されるため、犬はそれを嗅ぎ取って教えてくれるのです。
エフィーの場合、ニオイを検知すると「引っ掻いて知らせる」という方法で合図を送るように訓練されています。ただ、エフィーにとってはあくまで“ゲーム”のようなもの。ニオイを見つけたら褒めてもらえて、ご褒美ももらえるのが嬉しくて仕方ないようです。
そこで、家でも時々「低血糖探し」のトレーニングをしています。エフィーにとっては遊びの時間ですね。低血糖のニオイはどうするのかというと、息子が低血糖になったときに、特殊な器具を使って呼気を採取し、それを冷凍保存して活用しています。
先日もトレーニングをしたところ、大好きなサツマイモのご褒美が欲しくて、エフィーは何度も何度も「もっとやりたい!」とおねだりしていました(笑)。
写真は、ズボンのすそに隠した低血糖のニオイを見つけて、引っ掻いて知らせている様子です。
