息子が1型糖尿病になって12年が過ぎました。
本人は色々と大変なこともあると思います。親も多少はありましたけど。
しかし、ひとつ大きなことがあります。それは、人との出会いです。
息子が1型糖尿病にならなかったらきっと出会わなかった人との出会いが沢山あります。
これまで息子が参加していない会などに図々しく参加して、患者の方とお話しする機会を持ちました。
最近は息子も大きくなり、自分がイベントなどに参加(自分でも企画しているようです)するようになったので、親が一緒だと恥ずかしいかなとも思い参加は控えていますが、色々と声をかけてもらえうれしく思っています。
こういった出会いから多くの人に知らないことを教えてもらえたり、気づきがあったりします。発症した時にどうだったかなどの経験談も聞かせてもらったことが、今、このように1型糖尿病患者やその親御さんへ発信するきっかけになりました。
発症した時に、周りからどのように言われるか、思われるかが後の生活に大きく影響することに気づきました。
幸い、息子は前向きな声をかけられたことから前向きになっています。
同じように前向きになる人を増やしたい、ネガティブマインドになっている人を少しでも明るく希望の持てるようにしたいと思っています。
人との出会いで人生が変わることもあります。是非、表に出て、多くの人と触れ合って欲しいと思います。
