1型糖尿病になったことで治療費が発生します。

しかも一生続きます。

20歳までは小児慢性特定疾病医療給付の制度により上限があります。

それでも毎月数千円から1万円程度の負担は避けられません。

そして、20歳を過ぎればこの制度の対象から外れます。そのため、ポンプを使用している場合で、インスリンも含めると年間20万円以上を負担が必要になります。

ペンよりポンプの方が負担額が大きいので、20歳を過ぎるとポンプからペンにする人も多くいると聞きます。

一方で、就職活動の際に1型糖尿病であるということ伝えると採用されないという話もよく聞きます。

前にも書きましたが、それは企業側にとってリスクと思われるからだと思います。なぜリスクになるのでしょうか。病気のことを知らないために何が起きるか分からないから対応策が取れない。だからリスクになるのです。

その為には、病気を隠すのではなくオープンにして対処方法を一緒に考えてもらえるようにする必要があると思います。ずーっと隠し続けて、インスリンはトイレで隠れてだったり、低血糖にならないように血糖値を高めにしておくとかはやるべきではないと思います。

もう一つ、病気を隠さないでも採用したいと思われる能力、技術を身につけることをすべきだと思います。これは1型糖尿病に限ったわけではなく、誰にも言えることですが、その人を雇う価値があると企業が考えれば、病気があろうと、障害があろうと採用されると思います。隠さなくても良いように。その為の自分に価値を高める努力をする。それが解決方法の一つだと思います。