ある日、何の前触れもなく発症した人が多いのではないでしょうか。
突然、今の医療では治らないと言われショックだと思います。
そんな中で、人によっては医師から生活面で色々と規制されてしまった方もいるのではないでしょうか。
うちの息子の場合は、サンフランシスコで発症して、現地の病院で診断されました。アメリカでは1型糖尿病は日本ほど珍しい病気ではありません。
病院の体制もしっかりしていて医師(ほとんど現れない)の他に、看護師、ソーシャルワーカーなどがアドバイス、相談に乗ってくれます。
我々の場合、日本に帰国しなければならなかったのですが、インスリンの打ち方(最初はホントにバイアルから薬剤を引いて注射器💉を使いました)やカーボカウントを理解するまで帰さないといわれました。
結局、2泊の入院で帰してもらえました。
その時に、接してくれた人が次々と言ったのが血糖値のコントロールは必要だけども出来ないことは何もない。何をやっても良いし、食べ物も制限する必要ない。と言うことでした。
病気になり、ネガティブになる時にこの言葉にどれだけ救われたことでしょう。
そのおかげか、息子は自由にやっています。
この話をある患者会で、1型糖尿病の方に話したら、自分も発症した時にその話しを聞きたかった。そうだったらその後の生き方が変わったかもしれないと言われました。
それを聞き、私はみなさんに伝えて行かなければと思い、機会があるごとに話しています。
これを読んでくださったあなたも是非やりたいことにはチャレンジして欲しいと思います。