そろそろ夏休みの旅行の計画を立てる人もいるのではないでしょうか。
1型糖尿病だから色々心配でという人に向けて経験上のヒントを送ります。
あくまでも最終決断は本人がしてくださいね。以前のこのブログでも何回か同じようなことを書いているのでそれも参考にしてください。
まず、多い悩みが飛行機に乗れるの?というもの。
乗れます。搭乗前の保安検査があるのでそこでポンプの人はポンプを金属探知機には通さないよう係りの人に説明すれば大丈夫です。ポンプのことを知らない人が大半だと思ってください。きちんと説明すれば分かってくれます。それでも心配な人はメーカーのサイトに説明カードがあるのでそれをプリントして持参するのが良いでしょう。
ペンの人は金属探知機を通しても問題ないでしょう。ただし、針がついているのでその説明は必要な場合もあると思います。
ちなみに1型糖尿病への理解は海外の方があるので、海外の空港で止められることはほとんどないかと思います。
次にインスリン。
これは絶対に手荷物です。預けてはいけません。ロストバゲージになったらきっとパニックになります。余計な心配の種を増やさないよう絶対に機内に持ち込んでください。
それから保険。これは海外の場合です。
海外旅行者保険には入ることをお勧めします。その際に、最近はカード会社の付帯サービスもありますが、必ず持病でもOKの保険を選んでください。持病ありの方が高いですが、1型糖尿病の症状で治療を受ける場合は持病ありでないと適用されません。海外で、特にアメリカで、救急車で病院に搬送されたりしたらとんでもない額の請求書が届きます。救急車は飛行機よりも高いくらいだと思ってください。(この話も以前にブログで書いています)
この3つくらいで旅行は楽しめるかなと思います。住むとなったらもう少しかんがえないといけないことあるけど。
1型糖尿病だからといって、旅行、特に海外旅行を諦めたりしないように。
