就職活動の際に1型糖尿病であることを伝えるか隠すか問題。

オープンチャットなどでもよく話題になっています。

1型糖尿病であることを告げると採用されないからというのが理由です。

これは悩ましいのですが、そもそも1型糖尿病であることを隠す人が多いことに起因しているのではないかと思います。病気を告白するのはつらいことかもしれません。しかし、隠すことで病気のこと、1型糖尿病ってどんな病気かを知ってもらえないから、ただ病気があることだけを伝えると企業側は不安で採用に踏み切れないということはないのでしょうか。

そう考えると、隠すことでかえって門戸を狭めているのではないかと思ってしまいます。

病気のことを知れば企業側もその対応を考えることが出来ます。目に見えて分かる障害(車椅子や視覚障害など)には、企業も設備を含めて対応しているところが増えています。企業も必要な支援が分かれば対応できるのだと思います。このようなことを踏まえ私は1型糖尿病を知ってもらう機会を増やすようにすべきだと思っています。そういうと当事者じゃないからとか言う人もいるでしょう。確かに私自身は1型糖尿病患者ではありません。しかし、親としてずっと息子のことは見てきましたし、1型糖尿病患者と知り合う機会も沢山持ってきています。だからこれからは啓蒙活動などもしていければと思います。

 

それより私が感じるのは1型糖尿病であるということで自信を無くし、何も出来ないと思ってしまうことのような気がします。就職活動は自分には何が出来るかをアピールする場です。まずマインドセットが必要なのではないかと思います。