先週の水曜日5月22日は補助犬の日でした。
2002年5月22日に「身体障害者補助犬法」が可決成立した日を記念して制定されました。
補助犬とは身体障害者補助犬のことで、目や耳や手足に障害のある人のお手伝いをする犬のことで、ペットではありません。特別な訓練を受けているので、社会のマナーを守れますし、衛生面も管理されています。そのため、公共施設や交通機関、飲食店などいろいろな場所に同伴できます。
補助犬は大きく「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」の3つに分類されます。
一番聞きなじみのあるのは「盲導犬」でしょうか。
盲導犬は、目に障害のある人と一緒に歩き、交差点や段差で止まったり、障害物や車の接近を知らせたりして、安全に歩けるようサポートします。体に白または黄色のハーネスという胴輪をつけています。
介助犬は、体に障害のある人の手足となり、落とした物を拾ったり、ドアの開閉をしたりするなど、日常生活をサポートします。外出時には介助犬と書かれた胴着をつけています。
聴導犬は、耳に障害のある人に、ブザー音や電話の呼び出し音など、生活上必要な音を知らせて行動をサポートします。外出時には、聴導犬と書かれた胴着をつけています。
日本全国に盲導犬は836頭、介助犬58頭、聴導犬52頭(出典:厚生労働省身体障害者補助犬実働頭数令和5年10月)です。
たったこれだけしかいないのです。
残念ながら、低血糖アラート犬はまだ補助犬として認められていないので我が家のエフィ―は、補助犬としての活動は出来ません。日本に3頭しかいないし、認知度もまだまだ。獣医さんでも知らないくらいです。
ただ、海外では認知もあるようで、アメリカやカナダに行く飛行機には条件はありますが貨物ではなく機内に搭乗できるそうです。
低血糖アラート犬も補助犬として認められるように、そして多くに人に知ってもらえるように活動していきたいと思います。
