さて、学校から交換留学についての通知が来ました。

現状では、今年の交換留学も実施できない旨が書いてあったかと思います。

そこでまず、本件の窓口に連絡し話をする機会を取り付けZoomで話をする事にしました。当時はまだワクチン接種も始まったかどうかとういう段階でした。受け入れ側に大学が大丈夫と言っているのに何故、日本側で止めるのか。受け入れ側の大学では、来ればワクチン接種も出来るとまで言ってくれていたのです。結局、学校側は何かあった時に責任を取りたくないということだと思ったので、何かあっても学校側にその責任を問わないなどの話をしました。特に、うちの場合は、1型糖尿病でもあるので他の子よりリスクはありましたから。(実際は何かを起こしましたが。それは、またの機会にお話しします)

丁度その時、ワクチン担当大臣だった河野太郎大臣がYouTubeで配信をやっていて、質問を募集していることを知りました。そこで、息子に交換留学についての状況、ワクチン接種が高齢者からしかできず、このままでは留学の機会を失うので何とかして欲しいという旨を書かせてメールを送りました。結果、見事にそのメールが読まれ、大臣がそれは何とかしなければならないので、文部科学大臣と話をしていると回答したのです。その後、実際に留学を予定している学生もワクチンを打てるようになりました。私は、そのYouTubeを学校に送り、大臣も何とかすると言っているのだから認めるよう働きかけました。その結果、いくつかの条件は付きましたが、交換留学が可能になりました。確かに、数百人規模で交換留学する大学ですから学校としては一斉に許可は難しかったのかもしれません。しかし、結果として、希望者は、受け入れ先もコロナ禍でも留学する許可があることや、ワクチン接種することなどの条件をクリアすれば原則、認めるということになりました。

これを読んでくださっている親御さんに伝えたいのは、ダメと言われても闘ってもらいたいのです。もちろん、けんかをするのではありません。特に1型糖尿病を理由に出来ないことを突きつけられたら、諦めるのではなくどうしたら出来るのか考え闘う。この姿勢を持ってもらいたのです。