少し話を学校生活に戻しましょう。

学校に行くと色々なことが起きます。

というか起こしてきました。

これは、本人から聞いたことなのですが、いくつか事例を。

授業を抜け出す。

1型糖尿病になってから時間のたっていない中学生のことは低血糖対策として、いつもお菓子を持たせていました。当時は看護師さんからのお勧めで、森永のChoiceを持って行っていました。個包装になっていて1パッケージで炭水化物が約10グラムでした。

それが高校生になってくると、持ち歩くことをしなくなり始めます。

必要になったらコンビニに行けばとなっていきました。

そして、起こりました。授業中に低血糖が。

さぁ、どうするか。授業を抜けて、近くの自動販売機に走ったそうです。

走れるくらいだったからまだ大丈夫だったのでしょう。

この習慣は直らず、今でもコンビニのいいお客になっています。

そして、もう一つが、高血糖になった時にどうしたか。

前にお伝えした通りポンプを使ってきていました。

しかし、ある時ポンプが外れてしまいインスリンを入れることが出来ません。

そういう時に限って予備のペンを持っていません。

そこで何をしたか。インスリンの予備を持っていたので飲んでみたそうです。

結果は。

もちろん、効きません。

血糖値を下げることが出来ず高血糖のまま帰宅することになりました。

こんなことも隠せずに話せるように

あまり口うるさく言わないのも大事なことです。