学校生活が始まりました。
前回書いた通り、先生方はすぐに情報共有してくださっていました。さて、クラスメイトにはどうするのか。
息子は、最初の日にクラスメイトに対して、前に出て自分の病気のことを説明したと言います。病気のことをオープンにするといじめにあう可能性もあり、隠す子も多くいるようです。しかし、低血糖になった時には捕食としてジュースやお菓子などで糖分を摂取しなければないことがあることや、助けてもらう必要があった時に病気のことを知っていてもらった方が安心だと思ったのでしょう。親の私がクラスメイトに言った方が良いなどと一切言っていませんが、息子は自らそう考えて行動したようです。私は少し驚きました。
クラスメイトに話したらどうなったか。クラスメイトに息子より1型糖尿病について詳しい子がいたそうです。その子は以前、1型糖尿病の子と出会っていたそうで、息子以上に病気のことをクラスメイトに教えてくれたそうです。
クラスメイトにオープンにして困ったことはなかったのか。全くなかったとは言えないでしょう。ポンプを付けていたので、ロボットみたいと言うような子もいたそうです。それでも周りの子たちも低血糖を心配してくれたりと圧倒的にオープンにして良かったようです。思春期の子にとっては知られたくないという気持ちが強い子もいると思います。一回みんなに話してしまえば楽になることもあるということは知っておいて欲しいなと思います。だからと言って、親が強制はしないで欲しいです。最後に決めるのは本人ですから。
