帰国後に、UCSFから紹介してもらった都内の大きな小児病院に行くことになります。
一度診察を受けて改めて入院することになりました。大きな病院であるので、学校に行くのも困難な子など様々な病気の子が入院していました。1週間の入院している間(教育入院を1か月されたという方もいらっしゃる様ですが、息子は1週間だったと記憶しています)に様々な検査、運動した時の血糖値の状態などを確認して、今後の治療方法を決めていきました。ペンとポンプの選択肢が与えられ、本人は迷わずポンプを選択しました。ポンプのことはアメリカにいる間にも説明を受けていました。入院している間にポンプも用意され実際に使用することになりました。当時はまだあまりポンプを使用している人もおらず、病院も息子のポンプ使用で色々と試している(良い意味で)のではないかと思うところもありました。
退院し、夏休みも終わり学校が始まります。
学校には状況を説明し、学校側はすべての先生に息子が1型糖尿病であることを共有してくれました。保健の先生とも個別に面談し、緊急時対応のペンなどを預かってもらいました。インターナショナルスクールであったということもありますが、保健の先生は、以前にいたアメリカの学校で、1型糖尿病の子がいる経験がありました。また、保険の先生には、一度、病院に一緒に行ってもらい主治医から対応が必要なことの説明もしてもらいました。
インターナショナルスクールだから特別なんでしょうと思われる方もいるかもしれませんが、例え公立の学校にいたとしても私は同じような行動をしたと思います。
学校生活が始まると息子は驚きの行動に出ます。
それはまた次回に。
