V4のぶいぶいブログ!!笑 -52ページ目

V4のぶいぶいブログ!!笑

仁 遊宇と申します。
日々、沢山の壁と向き合いながら気楽に生活しております。
ダンサーですが、ダンスだけでなく色々な面白そうな事に興味があり、夢と目的の狭間をせめぎあいながら歩んでいます。

そんな歩みのワンシーンをご覧下さると幸いです。

爽太「...。」

雅哉「うをーーーーやっとかー!!俺は雅哉や!お前が小学校2年の時に引っ越して東京きたやろ?あの時にな。俺は生まれたんや!!」

正徳 雅哉をスルーして

正徳「お願いします。あの靴は大切なものなんです。返して下さい。」

爽太「え?は?僕?」

正徳「はい。ってか、あなたしかいませんよ?」

雅哉「フン...。」

爽太「僕だけですか...。」

正徳「靴...。」

爽太「あー...」

正徳「あなたが持っていくのが見えたので、追ってきました...。」

爽太 女の子の方に目をやるが...

爽太「あーあれは僕が持ってたわけじゃ...すいません。今は持ってないんです。」

正徳「え?」

爽太「あの靴...僕、落としちゃって!」

正徳「そうですか...。」

爽太「すいません!大切なものですよね!本当にすいません。」

正徳「いえ...いいんです。ずっと捨てようと思ってたから。」

爽太「...。」

正徳「なぜか捨てられなくてずっと持ってて...」

爽太「...。」

正徳「でも...手元からなくなった時、凄く焦りました。なんか...人を殺してしまった様な罪悪感におそわれて...」

女の子「お父さん!!」

雅哉「え?」

雅哉「はいいいーーー!?」

正徳「え?」

爽太「...。」

女の子「お父さん!」

正徳「...今何か聞こえたような...」

爽太「見えませんか?」

爽太「正徳さん...多分あなたがずっと気にしてた事が目の前にあります」

正徳「...。なんの事ですか。」

爽太「よく見てください。」

正徳「なんか...。こわいです。黒い影の様なものがいます。やめて下さい...こないで!!来るなくるなーーーーーーー」

爽太「違いますよ。あなたの前にいるのはとてもかけがえのないもの。白くて綺麗なものです。大丈夫。手を伸ばして触れてあげて下さい。」

正徳「(手をだし、女の子の頬に触れる)」


正徳「は...君は?」

女の子「お父さん...。」

正徳「おとう...さ...ん」

女の子「はい。」

正徳「僕が?」

女の子「はい。」

正徳「君は...僕の...娘...!?」

女の子「...になる予定です。まだお腹の中にいるので...」

正徳「...。僕は、お父さんになんかなれないよ...。こわいんだ。」

女の子「...。」

正徳「まだまだこれからしたい事があるんだ!それに収入だって少ない、子供を育てる器もない」

正徳「それに...聖子とも出会ったばかりだし、親になんて言おう?...まだまだ親のスネかじりだし...とてもじゃないけど...無理だよ...。」

女の子「ねえ?」

正徳「うん?」

女の子「お母さんとあれから...。私の事を伝えたあの日から会ってないでしょ!?」

正徳「ん?ああ。」

女の子「1度会ってあげて?」

正徳「...。」

女の子「1人不安と戦いながら、ずっとお父さんからの連絡を待ってるの...。」

正徳「...。」

女の子「お願い...」

正徳「フフフフ...。ごめん。」

正徳「無理だよ...」

正徳「無理無理無理無理。」

女の子「何が??」

正徳「何って...。お父さんになるとか...パパ?ダディ?無理無理無理無理!!なれるわけないよ!」

女の子「でも、責任とかあるじゃん。私ね...こう見えて誕生日を楽しみにしてるんだよ?」

正徳「...。」

女の子「まだ...何ヶ月か先だけど...」

正徳「...あ...そう?」

女の子「私...産まれたいの!生きたいの!コーラだって飲みたいし、お友達を作って一緒におしゃべりしてみたい」

正徳「...ごめん。」

女の子「そんな事言わないで?お願い...」

正徳「ごめん。」

去ろうとする正徳

女の子「私に消えろって事?」

正徳「...。」

女の子「死ねって事?」

正徳「ごめん...。」

女の子「じゃあなんであの時、セックスしたの?お母さんと!好きだって言ってたじゃん!」

正徳「それは...」

女の子「もういい!!」

女の子はける

本田「あー...お会計...。」

正徳「すいません...。見苦しいところを見せてしまって...。」

爽太「いえ...。」

正徳「あの子の分は僕が払います。」

本田「そうですか?助かります。」

正徳「何言ってんだよ?これは夢なんじゃない?きっとそうだ...」

正徳「起きたら家のベッドで...」

爽太「あの...」

正徳「そもそもなれるわけないじゃん!お父さんだって?」

爽太「まあまあ...」

正徳「だってしたい事するために大学辞めて、芸人目指してるんだよ?」

正徳「芸人なって売れるまで何もできねーよ!そんな僕が...?お父さん?」

爽太「...。」

正徳「うをーーーめんどくせーーーーー!!」

雅哉「まさのり!まさのり!急に叫ぶなやービックリしたやんけ!」

爽太「まさや!だから、聞こえないって!」

正徳「うっせーな!誰だよ?初対面に呼び捨てかよ!?」

雅哉 爽太「え?」

正徳「ってか、いつの間にそこにいてんだよ!っつーーか、めんどくせーーーーー!!ああああーーーーーー」

雅哉「俺が見えんのか!?」

正徳「あん?見えるに決まってるだろ!」

雅哉「マジでか?」

雅哉「やっとか?」

雅哉「なんで俺が最後やねん!」

雅哉「いやっほーい」

雅哉「パーティすっか?なあ?パーティ!お祝いしよーぜ!な?な?な?な?」

爽太「雅哉 一旦、黙れ」

雅哉「こわ!ってか、正徳も爽太もキャラ変わりすぎやん?!どした?二人ともこわいぞぉ?」

爽太「まさや!」

雅哉「はい。すいません。」

正徳 雅哉 爽太「...。」

本田「あらやだー...正ちゃん...見えたんやねー。よかったやないのー。お祝いやね!赤飯たこか?赤飯!あと鯛やこか!鯛をローストしょーか?」

爽太「ママさん!」

本田「あ...ごめんね!」

正徳「...。」

爽太「...どうするおつもりですか?」

正徳「...。」

爽太「...このまま何もしないわけには...」

正徳「わかってるよ!!」

正徳「わかってるけど、ちょっと待てよ。」

爽太「...。」

雅哉「...。」

光「...。おい雅哉、ちょっと表出てくれるか?正徳の意識がこっちにあるって事は、こいつずっと路上で倒れてるって事だ。そろそろ人が集まってややこしい事に。」

雅哉「あ!...そうか...ほな、いってくる!」

雅哉はける





続く...。
光「...なるほど。」

女の子「返して!」

雅哉「いやいや...これは正徳っつう奴が持ってた靴や、じょーちゃんの靴とちゃうで!」

女の子「ッ返して!!」

雅哉「...でも...」

光「渡してあげていいと思うよ!」

雅哉「え?わかったよぉ。はい!じょーちゃん!」

女の子靴を履く
履いたら自分のとこに戻る

雅哉「え?ってかだれ?ってか、なんやねん!」

光「今日初めてココにきたみたい、名前を聞いたんだけど、ないんだって。」

雅哉「は?」

光「おそらく、心配しなくても正徳は戻って来るよ。この場所に...
雅哉が靴を奪ったおかげで!」

雅哉「ホンマか!?まあでもエエ仕事したやろ!靴さえ奪ったら大丈夫や思っててん」

爽太「さっきまで「あっかーんわ」とか言ってたのに調子いいなーもー。正徳が転んだ拍子に靴が転がってきただけだろ」


光「まあなんにしろ、正徳が帰ってくるまでゆっくりしてな!」

光はける。

雅哉「ママー!?コーラ2つ!」

爽太「まさや!僕はコーラ飲めないんだって!!」

雅哉「あーそーか...ママーコーラ1つとお茶!」

爽太「お茶じゃなくて、紅茶をひとつ!」

雅哉「お茶も紅茶もかわらんやろが」

爽太「全然ちがうよー」

本田出てくる。

本田「あらーまーくんおかえりー!!爽ちゃんもおかえり」

雅哉「おう。」

爽太「ただいまもどりました。」

本田「コーラと紅茶やな!ママが腕とよりをかけて、ペットボトルから注いじゃるからな!」

爽太「!」

雅哉「客の前でそれは言うたらあかん。爽太が間に受けとるー!!」

爽太「...。」

本田「冗談や!豆から挽いちゃるから安心しーや。」

爽太「?」

雅哉「豆からできとる飲みもん注文してへんー」

本田「ママ特製のコーラと淹れたての紅茶だしたるさかいな!」

雅哉「何が出てくるか不安なるからやめてー」

本田「関西人冗談言うても嘘つかへん。」

雅哉「もうええわ!」

本田 雅哉「ありがとうございました!」


本田「いいやんいいやん。ちょっと返せるよーになってきたやないのー。爽ちゃんはこれからやね!」

爽太「(´・_・`)」

本田「ほなちょっと待っときー」

本田はける。

雅哉「ふ〜」

爽太「...今の何?」

雅哉「何がや?」

爽太「紅茶とコーラをペットボトルから注ぐとか、豆から挽くとか」

雅哉「ああ〜挨拶や」

爽太「挨拶?」

雅哉「そうや!ああいうやりとりを毎回するんがここでの決まりみたいなもんやねん」

爽太「ふーんーそうなんだ!(小声で)後でちょっとやってみる」

本田コーラと紅茶を持って出てくる。

本田「ハイ、めっちゃ美味しいコーラとめっちゃめちゃ美味しい紅茶や」

雅哉「はや!」

本田「早くて美味いがモットーやさかいな!」

女の子「すいません。」

本田「はい...」

女の子「注文いいですか?」

本田「承ります。」

女の子「コーラと紅茶下さい。」

爽太「(心の中で)キターーー‼︎」

爽太「コーラと紅茶やね!ママが腕とよりをかけて、ペットボトルから注いじゃるからな!」

女の子「?」

爽太「え?」

女の子「...。」

爽太「(小声で)客の前でそれは言うたらあかん。ですよ」

雅哉 本田「...。」

女の子「はい?」

爽太「もう...!冗談や!豆から挽いちゃるから安心しーや」

女の子「えっと...」

爽太「ママ特製のコーラと淹れたての...」


本田「ハイ!爽太さんストップー!」

本田「お客様...申し訳ございません。。。あちらの少し飲みすぎたようで...ただいまお持ちいたしますので少々お待ち下さい。」

爽太「え?何がダメだったんだ?」

雅哉「おまえはアホか!ビックリしすぎて動けんかったわ!」

雅哉「そういう事ちゃうわ!」

爽太「なんで?挨拶って言ったじゃん!」

雅哉「うーん...」

本田「爽ちゃん!アナタおもろいわー!!笑ってもたやんかー!!」

本田「...。」

本田「なによ?うっさいわねー...わかってるって...コーラと紅茶でしょ。あんなんすぐできるって!だから今はちょっとぐらいいいでしょ?」

本田「え...わかった...もう!!」

本田「ごめんやでーさっき注文してくれた女の子の分を先に作ってくるわ。」

爽太「あ...はい」

雅哉「おう」

本田はける


女の子「あの...先ほどはすいません!」

爽太「え?」

女の子「3人の会話は、聞いていたんで分かってたんですが、言葉が出てこなくって!」

雅哉「あーいいよ...逆にそこまで引っ張られると恥ずかしくなるわ!」

爽太「ごめんね...なんか僕のせいで...」

女の子「いえ...!」

M 女の子歌う

本田コーラと紅茶を持って出てくる。

本田「お待たせしました。」

女の子「ありがとうございます」

SE ドア ベル

本田「いらっしゃいませー」

本田「正徳さまーーーーー!!」

雅哉「お!ホンマに帰ってきおったわ!」

雅哉「おい!まさのり!おい!まさのり!」

爽太「まさや。無理だって!僕らはみえないって!」

正徳「あのー僕が持ってた靴がどこにあるかしりませんか?」

雅哉 爽太「え?」

雅哉「見えてる?」



続く...。

それでは...

僕の脚本を読んでみたいというお言葉をいただきましたので...投入します。

拙い文章力ではございますが、読んでいただけると幸いです。


そして...せっかくなので感想なんかもいただけると喜びます!


デワデワ...


「Scapegoat」

作:V4


「人の人生はどうでもいい...」

男「あのーお気を確かに。気持ちに余裕を持って下さい。」

声「大丈夫。ここには歌があるから。」


男「いらっしゃいませ。当店に来られたのは、初めてでいらっしゃいますか!?」

お客様に問いかける。

男「ありがとうございます。」

開演10分前

ポケットから鐘を出し鳴らす。

男「え〜そろそろお時間となりましたので始めさせていただきます。」

SE 大きな木製ドアが閉まる音

おもむろに人数を数え始める(お客さんの人数を数える)


男「本日は求人募集にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。え〜私、BAR CANDYのオーナー本田 光と申します。どうぞお見知りおきを。


え〜集団面接をさせていただく前に60分程のスタッフ見学会がございます。



え〜注意点といたしまして、

センター付近にあるタイヤはお一人様用のVIP席です。
今日は比較的少ないので、ドリンク置きなどに使っていただいて結構です。
ですので...ごゆるりとおくつろぎ下さい。

ですが、本来であればお一人で座っていただきたい席なのですが、今日は2人お座りいただけませんか!?

どなたか
カップルでお越しのお客様はいらっしゃいませんか!?


え〜...それから...携帯電話、スマホ、タブレットといった音の出る機器は必ず、マナーモード、機内モードに設定願います。
え〜当店は、通話禁止とさせていただいておりますので、通話は店外へお願い致します。

え〜誠に申し訳ありませんが、写真撮影は禁止させていただいております。

っと言いますのも、え〜このBAR CANDYにはとてもデリケートな方がいらっしゃいます。

メモ用紙の代わりに、時計を見たりといった形で携帯電話を利用するのもお控え願えますでしょうか!?

え〜当店はお客様に合わせたプライベートな空間作りを行っております。ハイ。




え〜お飲み物ですが...
長く見学されていると喉も渇いてくると思いますので自由にお飲み下さい。
え〜お持ちでないお客様は今のうちに入口の女性スタッフの元へいらして下さい。
面接に来られたお客様限定でビール500円、ハイボール500円、え〜...チュウハイ500円、ソフトドリンクえ〜...300円、本日オリジナルカクテルが1000円...え〜違います。え〜50...0円で販売しております。

え〜名前の由来でもあります、キャンディ。こちらはフリーキャンディとなっておりますのでご自由にお持ち下さい。

え〜店内が狭くなっておりますので、隣の方へのご配慮をお願い致します。

え〜喫煙はお客様のみの利用とさせていただきますので皆様はご遠慮いただきます様、よろしくお願い致します。

え〜緊急時の対応といたしましても入口の女性スタッフが対応致しますので、具合が悪くなった場合一言声をおかけ下さい。
え〜地震や火事など...の場合でも女性スタッフが避難誘導させていただきますので、冷静な対応をよろしくお願い致します。

え〜BAR CANDYでは、限定T-シャツ、タオル、ポストカードなどの販売をさせていただいております。
えーちなみにデザインは脚本のV4(ブイヨン)作でございます。
面接にお越しいただいた記念に1つ購入されてはいかがでしょうか。


では間も無くスタッフ見学会を始めさせていただきますのでしばしお待ち下さい。

え〜...」

一旦はける。




SE ドア ベル

本田「いらっしゃいませ!!」

ヘッドホンの男性が入ってくる。
何故か靴を片方持っている。
ヘッドホンを装着していてかすかに音が漏れる、本田の声は聞こえていない。

席に着き、ただただ座る。

本田「お客様、、、」

客「...。」

本田「正徳様...!!」

本田「(手で肩に触れる)...」

正徳「(ヘッドホンは外さず、天井を見上げて)あー...喉乾いた...」

本田「さようでござまいますか」

正徳「水...」

本田「Évianでよろしいですか?」

正徳「(目線を天井から持ってる靴に目をやる)」

本田「かしこまりました!!」


正徳「人の人生はどうでもいい。」

リズムを感じ足でリズムをとり...歌をくちづさむ男。

正徳「なーんて...直接誰かに言う人はいない。」

段々と熱唱し、声が大きく、動きも大きくなっていく...
振り回している手がヘッドホンのコードにあたり、コードが抜ける。




小走りでÉvianを持って、本田出てくる。

本田「正徳さま。他のお客様にご迷惑になります。お静かに願えますか?(Évianをテーブルにおく)」
正徳「チっ!」
本田「...」
本田はける
正徳「Bluetoothに代えるか...」

正徳席につく。

正徳「せっかくあがってきたところだったのに...」

SE ドア音 ベル

本田「いらっしゃいませ!!」

ワイルドな青年「おったおったおったおった!!」

好青年「ま..さっ...や!!ちょっと待って。歩くの...速すぎる。ハアハアハアハア...」

ワイルドな青年「正徳!!探したでー」

本田「お客様...は...」

本田「確か...正徳様の!」

ワイルドな青年「あ...ママ!!久しぶりやんー...元気してる!?」

本田「久しぶりやんかーアンタ最近みーひんから心配してたんや!ウチは元気やがなー!ウチが元気やない事なんてないやろ!?」

雅哉「ハハハハハ。相変わらずで何よりや!」


本田「あれ...その子はあれかいな?」

雅哉「あー...ママんとこ来るんは初めてやったな!ママ!紹介するわ!新しく入った奴で爽太いうねん。」

本田「ホンマかいなー正ちゃんも大変やねんなー!?」

雅哉「おい!爽太!ママに挨拶せんか!」

爽太「ハアハア...わか...って...ハア...ハア...る...ぁ...」

爽太「...はじめまして、今月から正徳さんのところでお世話になってる爽太といいます。」

本田「あんらまあ...可愛い顔してるやないのー惚れてまいそうやわー。ってか、汗だくやんか、風邪ひくで!ちょっと待っとき!タオル持ってきたるさかい!」

本田はける。

雅哉「ママはのー、ここ、BAR CANDYのオーナーやねん。スタッフゼロでママ1人でやっとんねん。すごいやろー!?俺もきたばっかの当初は
のー、右から左までよーさん教えてもろたわ。」

爽太「...はぁ...」

雅哉「ってか、正徳や!おまー...」

爽太の元へ本田。

本田「正徳くんのところが飽きたらいつでもウチに来て下さいね!?スタッフ募集中なので!」

爽太「はあ。。。」

雅哉はぐるぐると正徳の周りを回っている。
様子を見たり、触ったり、叩いたりしながら...

爽太「あのー...ママさん!?」

本田「なんですか?!」

爽太「ママ!!ってあだ名なんですか?」

本田「え?ママは...この店を長らくやっていて、雅哉さんが生まれた時からいるからママって呼んでるんじゃないですかね。」

爽太「雅哉にはママって言われてますけど...僕には、どうしてもそんなに年がいってる方に見えないんですが...」

本田「...なるほど。」

本田「爽太さんって本当に生まれたばかりなんですね...。」

爽太「え!?どういう...」

雅哉「おおおおおおおおおお---------い!!ま・さ・の・り!!」

爽太「...(本田に一礼して雅哉の元へ)
爽太「まさや。まさや。まさや!!」

雅哉「あ?なんやねん」
爽太「正徳に何言っても聞こえないってぇ。」

雅哉「うっさいねん!聞こえへんなら聞こえるまで言ったらー。」

本田「雅哉ってほんと...子供ね。こわいこわい。」

爽太「そもそも俺らの存在を認識してたら多分俺は生まれないと思うよ。」

爽太「紳士は紳士らしく、何事にも動じず、冷静に判断しようじゃないか。」

雅哉「じゃかましいわ。何が紳士じゃ。男はの一ワイルドに生きてなんぼやろ!女々しい奴には、わからんやろけどのー。」

雅哉「おいゴラーーーーー!!」

本田 「ハイッ!ストップー!!」

雅哉 「光っっっ!!」
爽太「光さんっ!!」

雅哉「いつの間に!!」

爽太「びっくりしたー...」

雅哉「いつの間に来たんや??」

本田「ずっーーーっといたよ!?笑」

雅哉「あほな事言いな!」

本田「本当だって...!ねえ!?(お客に)」

爽太「誰に言ってんだ?」

本田「いやいや別に...笑」

本田「雅哉も爽太も生まれて日が浅いから知らないんだろうね...」

雅哉「あ?」

爽太「まあまあまあ。。。(雅哉に)」

爽太「っていうか、光さんが出て来るって事は、正徳...死ぬんですか?」

光「人を死神みたいに言うのやめよーぜ。永くこいつの元にいるから生死にも深く関わっているのは事実だけど...。」

雅哉「死神やん。」

光「待て待て待て待て。」

正徳「また歌が聞こえる...」

爽太「...あ!!」

正徳が席を立ち出口に向かっていく。

雅哉「おい!どこいくねーーん!」

光「あ...ヤバイ、大至急正徳を捕まえて!!今見失うともうどこいるかわからなくなる」

雅哉言葉を待たず走って追いかける

爽太「わかりました!!光さんは?」

本田「私は、ここから出られませんゆえ、正徳様の事をよろしくお願い申し上げます。」

爽太走って追いかける。


SE ドア ベル

本田「皆様失礼いたしました。せわしないところをお見せして申し訳ありません」

本田「実は...色々と立て込んでおりまして...面接のお時間をもーう少しだけいただきたく存じます。」

本田「ただ、皆様の存在を認識出来る程、ご来店下さるお客様に心の余裕が無いようですので、あとどれぐらいで余裕が出来るか...わからないのが...本音です。」

本田「ですが、これも面接の一環としてしばし、動向を見守って頂けますとたいへん嬉しく存じます。」

SE ドア ベル

本田「は...いらっしゃいませ!!」

ヒールを片方だけはいた、女の子が入ってくる。

女の子「...。」

本田「...。」

女の子「...。」

本田「...あーらお久しぶりでございます...!!慶子様!」

女の子「...。」

本田「...。えーっと...あ...失礼いたしました!!佳子様ですね!?いやー最近物忘れがひどく...」

女の子「...。」

本田「申し訳ございません...美咲様」

本田「お客様の名前を忘れるなんて、バーテンダー失格でございます。何卒お許し下さいませ」

女の子「...。私、初めて来たんですけど...」

本田「...そうでーす!思い出した!初めてですよね。。。そうなんですよ!見た事無いなーっと思ってたんです。」

女の子「...。」

本田「...。...あ!!初のご来店ありがとうございます。」

女の子「...。」

本田「...。」

女の子「...座っても?」

本田「もも申し訳ございません...。こちらでございます。」

女の子席につく

席につくとぎこちない手つきでタバコを取り出しタバコを一口。

女の子「ゲホっゴホッ!オエっグホゲホゲホ」

本田「大丈夫ですか!?」

水を差し出す

本田「注文が決まりましたらお呼び下さい」

女の子「あの、私、知らないんです...」

本田「え?」

女の子「ここは、何をするところなんですか?」

本田「BARは初めてなのですね...かしこまりました」

本田「え〜ここは、BAR CANDYと申しまして、日々の生活に疲れ、ちょっと一息つける休憩所の様なところです。私は、ここBAR CANDYのマスター、本田光と申します。」

女の子「...本田?私と同じ名前...」

本田「それは、奇遇ですね。お名前を聞かせていただいても?」

女の子「名前...ですか?」

本田「はい。」

女の子「名前...は、まだありません」

本田「え?でも今...」

女の子「本田なんですけど、名前はないんです。」

本田「ほう。」

女の子「でも...本田でもなくなるかもしれない。」

本田「...。」

女の子「だれでもなくなってどこか暗〜い場所に消えそうなんです!」

本田「...。」

女の子「消えたくない...。消えたくないよ...。生きたい!!助けて...お父さん...」

SE ドア ベル

本田「あ...ちょ...いらっしゃいませ!!」

雅哉靴を持って 爽太入ってくる...


雅哉「光。あっかーんわ。捕まえられへんかった」

爽太「おしかったんだよ。もうちょっとだったんだけど...」

光「お疲れ様...うん?...それは?」

雅哉「ああー正徳がもっとった、靴や!」

爽太「この靴を引っ張り合いになって...奪ったんだけど、そのまま逃げられちゃって...」

光「それって...」

女の子「それ...私の!」

雅哉 爽太「え!?」



続く...。