その人はヒロシと名乗った。
ヒロシさんは13年前とある※組※の一員だったという。
その世界では上下関係は極めて厳しく上の人に逆らう事等無論御法度で逆らおうものなら自分の身に何が起こるかわからない。
ヒロシさんはその頃下っ端で日々上の人のお世話に明け暮れていたらしい。
ある日…ヒロシさんを一番可愛がってくれている上の人から呼び出され
二人きりでお酒を酌み交わした。
二人きりでお酒を飲むのは初めて。
ひろしさんは嬉しかったと言った。
ところが…
その人の口から思いも寄らぬ指令がくだされる。
たった一言で。
ひろしさんは、たた震えたと言う。
そして、首を縦に振った。
…つづく