自己破産申請をする人からの依頼で、申請書作成の仕事を引き受ける事があります。そうですね、半年に1回くらいの頻度でしょうか。結構、大変な仕事なので10万円位の報酬を頂きますが、自己破産しようとする人ですから、基本的にお金がありません。

 

そのため、法テラスという組織に申請すれば、ご本人のために費用を立て替えてくれます。法テラスが立て替えてくれた費用は、後日、依頼者が無利子の分割払いで弁済します。また生活保護受給レベルの方は弁済が免除されます。

 

法テラスがある事で、お金の余裕がない方でも民事事件を活用する事ができるし、一方、司法書士は法テラスが立て替えてくれた報酬を受け取る事ができるので、安心して仕事をする事ができます。

 

自己破産申請の書類を作成する仕事の場合、書類作成手続きの実費、司法書士報酬、官報公告費が助成の対象になります。官報広告費というのは、破産開始決定が出た場合にその氏名等が官報に掲載され、その掲載費用の事です。確か1万数千円だったと思います。

 

今日、気が付いたのですが、法テラスから官報公告費の助成がされるのは、生活保護レベルの人なんですね。最近、自己破産の仕事を引き受けた方について、法テラスからの助成金に、この官報公告費が含まれておらず、「おかしいな」と思って問い合わせたら、「生活保護レベルでない方は助成の対象にならず、本人に負担してもらって下さい。」との事でした。

 

全く知りませんでした。最近、就職して少し生活に余裕が出た様なので、お願いするしかないですね。

 

 

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仲井雅光司法書士事務所

 

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