面談は大事です!
成年後見人の仕事を受任すると、定期的な面談が要求されます。私は、月に1回お会いする様にしていますが、そんなに面談しない後見人さんもいらっしゃる様です。例えば、認知症高齢者の場合、短期記憶が保持できない方が多く、例えば30分位の面談の時間に、何回も同じ話を聞かされる事もありますし。ほとんどコミュニケーションが取れない方もいらっしゃいます。ただ、この様にご自分の意思表示が十分できない方であっても、定期的にお会いする事は意味があると考えています。今日は3人の方にお会いしましたが、このうち1人の方の右手がひどく腫れていました。施設のスタッフの方に指摘したのですが、今まで気づかなかった様です。見た感じ、非常に酷い状況なので、「すぐに医者に診てもらって下さい。そして結果を教えて下さい。」ときつくお願いしました。施設の方は、こういった事態に「慣れっこになっている」のではないか?と思いました。こういった事態を招かないためにも定期的な面談は必要ですね。あと2人の方は、私が帰ろうとすると「寂しいからもっといて欲しい」とおっしゃいました。訪ねて来てくれる人は、私以外にいないので、きっと寂しいのですね。そんな言葉を聞くと、もっと面談の頻度を上げて上げたいとも思うのですが、後見している方の人数を考えると、そういう訳にも行きません。後見の仕事もなかなか大変です。ホームページ仲井雅光司法書士事務所にほんブログ村にほんブログ村司法書士 ブログランキングへ