今年の初めに「債務弁済計画書」作成の依頼がありました。貸主さんから要求があったそうです。内容を確認して、簡単な書類を作成しました。貸主さんの意図が今一つ分からなかったので、「貸主さんに内容を確認してもらって下さいね。まずい所があったら修正しますから。」と言って、書類をお渡ししました。

 

その後、なかなか連絡がなかったので、依頼者に確認してもらった所、貸主さんから私に電話が掛かって来ました。「この文書で法律的な効果があるんですか?」「十分ありますよ。」というやり取りをしたので、この件、終了と判断し依頼者に伝えました。ところが、その後、報酬を払ってくれません。何回か電話しても「今、出られません。後で電話します。」というショートメールが来て、全く、連絡がない状況でした。

 

報酬はわずかで、もらわなくても困る事はないのですが、引き受けた仕事が完了したかどうか分からないのは、すっきりしません。

 

電話が繋がらないので、依頼者の所まで訪ねて行ってみようと思い、最後の確認で、今日、電話したら繋がりました。「報酬は明日振り込みます。」という事なので、信頼する事にします。「その後の状況はいかがですか?」と伺ったら、「計画通り弁済しています。ただ、相手の指定口座が貸主さんの口座ではなく、同じ会社の方の個人口座なのが気になります。」とおっしゃるので、「振込口座を指定して来た事を文書でもらっておく。」事をお薦めしました。

 

今回のお話、貸主さん、借主さん共、こういう事に慣れていない様です。依頼を受けた時に、もう少し積極的に関与してあげた方が良かったのかもしれませんね。

 

 

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仲井雅光司法書士事務所

 

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