「ドン・ペリニヨン」

「シャンパンの祖」とも言われる

17世紀のベネディクト会修道士

ドン・ピエール・ペリニヨンの名を冠する

このシャンパン

 

ぶどうの作柄の良い年にしか生産されず

その年のぶどうのみから作られ

8年の熟成期間を経て

リリースされる逸品です🍾


 

抜栓した瞬間に

ふわっと立ち上がる芳醇な香り

 



 

樽熟成によって得られた

美しいゴールドに心躍ります♪

 

アタックは

これがシャンパンかと思うような

滑らかさ

 

そして口に含むと

軽やかな酸味と

芳醇な味わいが口に広がり

 

普通のシャブリなどの

味わいが霞んでしまうほど

 

 

折しも東の空より

のぼりくる月

 

 

その月をグラスに浮かべて

目で

舌で

そして心で

じっくりと至宝のシャンパンを

味わいます😋

 

 

 

どうせ味わうのであれば

「最高のワインを作る」

という作り手のこだわりを

料理とのマリアージュで

味わおう🙌

 

ということで

久々のフレフル=

フレンチフルコースで
臨むことにしました🍽️

 

まずはAmuse

やはりフランスなので

フランス産生牡蠣をAmuse替わりに投入

あまり強いヴィネガー等は

ドンぺリニヨンに向かないとされているので

 

 

わさびのクリームソースと

手前はレモンと白だしのジュレを添えて

 

特にこのジュレ、

ただレモンをかけるよりも

レモンの酸味が抑えられて

そこに白だしの味わいが加わり

牡蠣のクリーミーさとベストマッチ👏

(自画自賛🤣)

 

そりゃお酒も進みます🥂

 

続いてのEntreeはこちら

炙りホタテに

ランプフィッシュキャビアを載せたものと

豆苗をスモークサーモンで巻いたもの

 

炙りホタテは、ホタテの刺身を

軽くバーナーで炙りそこへ

先ほどのレモンのジュレと

ランプフィッシュキャビアを載せました。

 

あ、ちなみに

このランプフィッシュキャビアは

チョウザメの卵ではなく

ダンゴウオ科という種類の魚の卵で、

「代用キャビア」などと言われてます。

 

 

ホタテの表面を軽く炙ることで

香りが立ち、

そこへランプフィッシュキャビアの濃厚さと

レモンのジュレの爽涼感が混ざり合い

なかなかの仕上がり

 

ドンペリニヨンは、

脂肪分の多いものと

サクッとした食感のものと

合わせやすいということなので

 

薄くスライスして

カリカリにトーストしたバゲットに

載せて食べるとこれまた最高🙌

 

濃厚、さくさくの食感が

芳醇なシャンパンと見事なバランス

 

そして豆苗のスモークサーモン巻き

ここには生牡蠣でもつかった

わさびのクリームソースを

仕込んでおきましたが

生わさびだとちょっと

味が強すぎるところを

クリーム仕立てにすることで

スモークサーモンの濃厚さに

マイルドなアクセントとなり

そこへ豆苗のシャキシャキとした食感が

花を添えてくれました💐

 

 

 

そしてPotage

こちらは三種のキノコのポタージュ

ホワイトマッシュルーム、

舞茸

ポートベラマッシュルームを

ふんだんに使い仕上げました🥣

 

少し味を濃いめにしたので

これまたサクサクの薄切りバケットを

つけながらいただくと

お酒との程よいバランス

 

見た目に黒いプチプチが残っていますが

これは多分ポートベラマッシュルーム

 

裏漉しすれば見た目的にはもう少し

綺麗になったかとは思いますが

そこはお許しくださいませ😆

 

 

 

そしてPoisson

こちらはToothfishのポワレ

Toothfishはこれまでも

おうちで挑戦シリーズで

度々投入していますが

白身魚とは思えない濃厚な味わい

 

イメージとしては銀鱈が近いでしょうか?

このToothfishの皮をカリカリに焼き上げれば

 

脂肪分の多いものと

サクッとした食感が

単体で完成するという

まさにドンペリニヨンとの

マリアージュのためにあるかのような食材🥳

(あくまでも個人の感想です😆)

 

ワサビのクリームソースも添えましたv

 

 

そして口直しのSorbet

レモンと白ワインのグラニテ

白ワインの風味に、

レモンのさっぱり感が加わり

口なおしにちょうどよし🙌

 

そしてメインのViande

フィレ肉とフォアグラのロッシーニ風を

赤ワインソースで

 

このロッシーニ風というのは、

オペラ「セビリアの理髪師」や

ウイリアムテル序曲で有名な音楽家

ジョアキーノ・ロッシーニの考案だからだそう

 

 

ちなみにこの下には

ポムアネットという

表面をカリカリにやいたジャガイモの

付け合わせが載っています。

 

ポム・アネットについては

毎度お馴染みのこちらのサイトから

 

 

またもカリカリ+濃厚の組み合わせ

赤ワインソースにしたことで

濃いめの味に仕上がっていますが

 

ドンペリニヨンのしっかりとした味わいは

決して負けることなく

素晴らしいバランスでした⚖️

 

余談ですが

魚から肉までワンパン料理です🍳

(ジャガイモは除く🥔)

 

魚のポワレを焼く

ズッキーニをグリルする

(魚の下に敷いてたやつ)

余分な油を拭き取る

バターを投入

フィレ肉を焼く

肉を休ませている間に

フォアグラを焼く

フォアグラを取り出したところへ

赤ワイン、醤油、砂糖少々を

投入して赤ワインソース

 

これにて途中の洗い物を

減らせて👍

 

 

 

メインの後のFromageは

五種のチーズ盛り合わせ

正直これはマリアージュを意識して

選んだわけではなく

前の週にちょっとチーズフォンデュを

やった時の残りがメイン

 

それでもトリュフ風味のチーズは

シャンパンによく合いました🧀

 

とここまででドンペリニヨンは飲みきり

 

一応フルコース完遂も

今日のサブテーマですので(勝手にな🤣)

Dessert

エッグタルトと洋梨のコンポート

コンポートは自作ですが

エッグタルトは既製品でチート😛

 

合わせるのは久々の

マデイラワイン

知ってる限り

香港で唯一購入できる

マデイラワインです

 

マデイラワインについてはこちら

 

 

最後の締めに

Cafe et petit four

焼き菓子もオレオで代用して

チートしてますが

 

一応これにて

フレンチフルコースコンプリート👏

 

 

というわけで

「シャンパンの王様」

ドンペリニヨンとの

マリアージュを満喫😋

 

 

前回のフレンチフル挑戦は

2022年の2月でしたから

 

ほぼ2年近く空いての

久々の

おうちで挑戦!フレンチフルコースでした👏