東北地方の秋の風物詩

「芋煮会」

 

宮城、山形に

10年以上住んでいただーちょーとしては

兎角思い入れが深い

 

香港に来る前に関東で仕事を

していたときも

あまりに熱く東北の良さを語るものだから

多くの同僚は

「東北出身」だと思っていたほど

 

ちなみにだーちょーの出身は千葉県🤣

 

たとえ香港に来たとはいえ

芋煮会をしないで年は越せない

ということでOSPLEY65L  とともに

出かけたのはもはや12月になってから

 

午前11時半

北潭凹からスタートして向かった先は

以前ちょっくらコーヒー飲みにきた

赤径近くの入江

 

 

 

 

相変わらずの美しい景観

見ているだけで癒されます

 

今日はここでステイケーション🏩

ちょっと地面が湿っていますが

グラウンドシートもしいているので

大丈夫

 

 

シングルルームですが

なかなかのスペース

 

部屋で過ごすことは少ないので

これでも十分♪

 

ステイケーションのお決まりは

火起こしから

 

火が落ち着いてくるのを見計らい

椅子とテーブルをセッティングしていきます

 

今回は新しい焚き火台とともに

image

 

このスタンドを併用していきます

 

まだ午後1時前

まずは軽くお昼ご飯から

 

 

お昼ご飯ができるのをまちつつ

さらに薪を集めにいきます

そしてその帰り道

川の方へ行くと

お!ビール♪

 

ということでまずは乾杯🍻

この絶景をみながらの青島

それだけで感無量😭

 

ですが、そうこうしているうちに

お昼ご飯完成👏

 

海南鶏飯🐔

こちらでドーピングしてますけどね↓

 

 

お腹が満たされた後は

お決まりのコーヒータイム☕️

 

 

焚き火を眺めながら

ゆっくりコーヒーを啜る

こういう午後の過ごし方もいいですね

 

そうしていると

あっという間に午後4時過ぎ

12月だったので日没は6時前

できれば暗くなる前に

いろいろ済ませておきたいステイケーション

 

というわけで

メインイベント開始

囲炉裏鍋に

たまこんにゃく

ネギ

そしてタロイモ

(里芋は見つけられませんでした

 どなたか知ってる方いたら教えてください)

 

前回芋煮会自主開催したときも

タロイモ使ってます

 

 

甘味は里芋に遠く及びませんが

食感は近いものがあるので

代用は十分可能かと

個人的には思っています

 

醤油ベースの

山形内陸風の

芋煮に合わせるからには

もちろん山形の銘酒出羽桜🍶

 

鍋が煮立つのを待ちながら

ししゃもを焼いていきます🐟

 

ほくほくのししゃもがうまし😋

山形とは関係ないですけどね🤣

 

牛肉も煮えたところで

 

いただきます🙏

 

 

今年も美味しくいただきました。

そして食べ終わる頃には

日は傾いてくるので

早めに夜を迎える準備を

 

ランタンのあかりと共に

ゆっくりと出羽桜に舌鼓を打ちます

 

芋煮の方も

最後はうどんでしめて

ごちそうさまでした😋

 

日は完全に暮れ

焚き火の火も

次第に熾火になり

余韻に浸っているとき

 

ふと水の流れるような音に気づく

 

 

もともとはかなり穏やかな入江

 

行き交う船はもはや見えず

 

急に心がざわつき始める

 

何かがおかしい

 

 

ヘッドランプをつけ水辺を見に行くと

明らかに先ほどよりも

上がっている水位

 

どんなに穏やかに見えても

ここはあくまでも海

(とそこへ流れ込む小川の河口付近)

 

当然潮の干満の

影響を受けるわけです😨


これはまずい!

ということで

直ちにテントをより内陸側へ移動

 
再設営を終えて
先ほどテントを張っていた場所まで行くと
すでに水で覆われていました

 

 

いやー

間一髪💦

 

かつて「泊まれる公園」を

泊まり歩いていた頃から

 

キャンプの際に

身に染み付いていること

 

 

夜は

食事等が終われば

可能な限り荷物をパッキングしておき

 

必要があれば夜間であっても迅速に

撤収できるようにする

 

実際に必要になったことは少ないのですが

 

それが久しぶりに生きたことになります。

(自慢になりませんけどね)

 

 

いずれにせよ移動して一安心

人里離れたこのエリアでは

夜空に星も見られます

 

黄石から北潭凹経由で

西貢へ戻るバスの最終は22:30

いっそのこと完全撤収も考慮しましたが

どうも水位は少し下がってきているようだし

このままここにとどまることにしました。

 

持参しているヘッドラップの調子が

いまいちで点いたかと思うとすぐに消えてしまうので

いささかの不安はありましたが

 

携帯の懐中電灯でなんとかなりそうでしたし

 

 

ゆっくりと焚き火を楽しみ

寝る前に焚き火を火を消そうと

最後に一本燃えていた長い枝を

暗闇の中、川の水につける


「ジュッ」という音とともに消える火

 

だがその音のタイミングが明らかに

想定していたよりも早い

 

 

???

 

もしかして水位が上昇しているのか?

 

なんとかヘッドランプに最後の

エネルギーを振り絞ってもらい

一瞬だけ見えた水際

 

明らかに水位が上昇している!

しかもめちゃめちゃ速く

 

 

これはいかん!と

さらに内陸側へテントを移動

 

 

流石に今度は大丈夫だろうと思って

寝袋に入った瞬間

 

川と反対側の方から

 

静かに

でも明らかに

 

「コポコポコポッ」

 

という音が。

 

排水溝に一気に水を流した時に

空気が漏れて出てくる

あの音です

 

それは今聞こえてはならないやつ

 

外へ出てみると

背後から静かに迫り来る水

 

 

先ほどテントを張っていた場所はすでに水浸し

 

さらなる内陸へ

地面が完全に乾いている場所を目指して

足首まで水につかりながら

テントを移動

 

 

その後は朝まで爆睡

 

 

どのぐらい撤収したかというと

このくらい

 

昨夜激闘を繰り広げた場所は

すでに水が引いています

 

最初の時点で気がつくべきでした

今回のキャンプの前

数日間晴れていたにもかかわらず

地面が湿っていたこと

 

それは潮位に応じて

水位の上昇がありうることを

示唆していたのでしょう。

 

昼間来た時に

いつもキャンプしている人たちを

見かけていたことも

判断を誤らせた一因でした

 

その人たちはどうしたのだろう?

 

 

 

そんなことを考えつつも

懲りずにまたも火を越し

 

お湯を沸かしていきます

 

 

ちょっと湯気でよくわかりませんが

今朝はお茶で行きます

中国茶の碧螺春

螺旋の形の茶葉が

ふわっと広がるのが楽しいお茶です

 

あ、お茶も飲むんですよ🍵

龍井茶なんかも好きです

 

そして朝ごはんには

お饅頭を蒸して

 

いただきます😋

 

焚き火の予熱で

夜間に濡れた靴下を乾かします

 

 

夜間ちょっと
イタイ思いはしたものの
芋煮会を心ゆくまで満喫

 

 

 

お昼前にはチェックアウト

北潭凹に戻ります

振り返り見れば美しいシャーピー⛰

 

北潭凹まで戻って

そこからはバスで西貢まで🚌

 

色々勉強になった

2021年、年末の芋煮会でした。

 

今年はどこでやろう?

 

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