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OldLionの備忘録

年老いたライオンは錆びない。狩りを続け、振る舞いは日々深みを増していく。
いつまでも自分を忘れず、狩りを忘れぬライオンでありたい。
そんなライオンになるための日進月歩。

状況は引き続き曇天、仄暗いトンネルを進んでいる。

一人法人になって、かれこれ2ヶ月が経つのだけれど、何かが変わったということはない。引き続き一人である。

だが、兎にも角にも働き始めることにした。イベントに行き新規の客を探し始めているし、既存のクライアントをきちんとフォローするようにしている。

 

この心境の変化(働こうというモチベーション)が起こっているのは、そこそこ知っている知人から言われた一言がきっかけである。それは、「(あなたの)人生が不安です」という言葉だ。

 

他人の人生が不安?というのはどういう状況だろうか。不安定だと思う、というのならつゆしらず、不安・安心というのは私だけの特権的な感情である。他人に侵されるになってもらう筋合いなどない。今になるとこの言葉の真意は、「そんな甘い選択・状況でやっていけると思うならば、私があなたの立場なら不安で仕方ないだろう」という意味だと理解している。不思議なことに、私が自分の境遇を話した10人全員が、これに近い反応を示した。すぐにそんな環境離れてしまえ、さもなくば目も当てられない結果になるぞと。

 

だからこそ、彼らを見返すために心血を注ごうと心に決めた。失うものはないのだから自由にやればいい。すでにクビになったのと同じような身なのだから、ここからの時間はボーナスタイムである。愚直にやり切る。

 

◆◆◆

最近女王蜂のメフィストという推しの子のテーマとなった曲を意図せずリピートしている。「誰を生きたか忘れちゃった」という言葉が脳内を延々とリピートしている。

 

現代の私たちは何者にでもなれるかもしれないというある種の全能感と、同時に実際には生きられないという絶望感を(比較的)得やすい社会に生きていると思う。コンテンツに溢れ返り、今まで憧れていた存在があたかも隣にいるのではないか、実は全然距離が離れていないのではないかという距離感の錯覚が起こるためである。けども、実際には途方もない過程がその間にはある。推し活という活動が現代的なのは、対象者とアイドルの距離感が近くなったことにあると言える。

 

そのため、私たちは自分の存在を「忘れ去る」瞬間に多く遭遇する。いろんな人に憧れて、いろんな対象物に自分を重ね合わせて、結局自分が何者なのかがわからなくなる。(ホリエモンとひろゆきとブレイキングダウンに同時にハマるような感じである。)

 

これだけ自分の意志を持つのが難しい現代において、確固とした意思を貫くのには世間一般の論理では説明がし難い信念が必要である。逆に信念だけが人間の全てなのではないかと思う。

 

今の段では、決して既存の状況から逃げ出さないのだという、その信念だけで戦っている。バトルフィールドが与えられているのだから、それ以上疑問の余地を持たず、ゴングが鳴るまではリングからはおりない。多分それだけである。逆に試合中なのにリングから降りて観客をがっかりさせるような人間にはなりたくない。

 

 

最近になって、