今、たまたまヨルバの神話というクエをやっていたのだけれど、そこに出てくるセリフ。


 この町にはヨルバの人が多いんだよ。私もそうだ。昔人間は不死だが不老ではなかった。そこで老いたら死ねるようにオロルンに頼んだんだってさ。


 と、言うようなせりふ。

 これは、この住人(サントメの交易所の店主なんだけど)がこの話をあんまり信じていない、というような口ぶりなのだ。神話といってもいまさらこんなのを信じてる人がいないだろうと思ってのことなのか、どちらにしてもこのセリフは興醒めなのだ。

 こちらはこの世界に入って楽しんでいるのに。

 たとえば、アフリカの人はこういう神話があれば今だってきっとそのように真摯に真面目に素直に無邪気に信じているはずなんだ。こんなにすれた人がしかもまだヨーロッパからのすれた文化が入ってきていないこの時代に、存在するはずがないのだ。


 これから、私の小説はクエスト毎の短編で進めていこうと思っているが、この人はきっとものすごい異端児として扱われることになるだろうw


 未開の地で暮らしている人たちは、今でもまったく無邪気に原始人的な生活をしているもんだよ。

 およそ日本で暮らしている人からはにわかには想像のつかない領域です。


かんぱいっ!


 今日はなかなか集まらない商会の皆さんが偶然セビリアに集合。

 なんと総勢12名だから全商会員の実に半分。


 これはかなり珍しいこと(^^;

 冒険家の多いこの商会はどうしてもソロになりがち。商会チャットで話はしてても実際にどんな人なのかあったことのない人も多い。

 もっとも、私は今回掲示板作成という役のおかげで私がこの商会に入ってから一度も同じ時間にINしたことのない人を除いてはほとんどの人に一度はお会いしているのだけど。


 とにもかくにも、この商会は、いい商会です。

 私はこういったオンラインゲームのコミュニティ運、いいのかもしれないな。




 オポルト港にするりと入るAlgum dia号。軽いゆれとともに桟橋にロープで固定された時に思わず安堵のため息が出た。

 何とか無事に着いた…。

 無事に航海を終えたこと、「船長」として最初の仕事を成し遂げた達成感に満たされ、私は得意げであった。ただ、隣の港からたった2日の航海をしてきたというだけなのに。


 出航所で寄港の登録を済ませ、ちょうどいいのでそのまま出航所で担当の係員に今回の航海の詳細な情報を報告する。報告書はマノエル爺さんが書いてくれていた。意外ときっちりした人だったんだ。

 「はい、結構です。どうもお疲れ様でした」

 出航所の担当役人が笑顔で依頼完了証明の書類を渡してくれた。丁寧に書かれた報告書に気をよくしたのかもしれない。

 「ありがとうございました。またよろしくお願いします」

 

 「よーしみんな、乾杯だ!」

 無事に仕事が終わってとにもかくにも気分のいい私は船員たちと酒場に繰り出すことにした。どこの港町にも酒場はいくらでもある。船乗りと酒は切っても切り離せない関係だ。かく言う私も酒には目がない。

 私たちは数人で酒場の角のテーブルを占領し、思い思いに酒や料理を口に運ぶのだった。


 翌日、私たちは早速依頼完了証明をリスボンのギルドに届けるためにオポルトの町を出ることにした。観光できているわけではないし、オポルトもポルトガルの都市、それほど目新しい物があるわけでもなかった。

 来た時とは逆の風を受け、リスボンへ2日の航路を向かう。

 やはり、海の上はいい。


 リスボンに着いたのはまだ早い時間帯だった。私は早速ギルドに向かい、依頼完了報告をすることにした。

 「お、早かったな!」

 ギルドの依頼管理担当者の第一声はそれだった。そうか、早かったのか、実感がわかないながらも少し気をよくした私は依頼完了証明の書類を担当者に渡した。

 彼はそれに目を通すと、満足げな表情を見せてから書類の処理を始め、最後に金貨の入った袋を渡してくれた。

 「ずいぶんいい仕事をしてくれたみたいだな。評価報酬が多めにでてるぞ」

 その袋は、今までにしたどの仕事の報酬とも明らかに違う重さだった。

 大成功だ!

 勢いよく深く頭を下げてお礼をいい、私は高揚感とともにその場を離れ、ずっしりと重い袋を荷物袋の奥にしまいこみ、自宅に向かった。荷物袋が、ずいぶん重く感じられたのは、おそらく気持ちのせいもあるのだろう。


 これまでは都市内での仕事が多かったから家を離れることはなかったが、今回は初めて1週間近く家にいなかったことになる。

 家は、相変わらずだった。特に何の変化もなく。少しの不安や心配と、大丈夫だろうという気持ちとが入り混じっていたが、家には結局何の問題も変わりもなかった。

 ただ、妻は私が思った以上に私の無事を喜んでくれた。なんだか、少し歯がゆいほどだ。

 私の家は当然ながらそれほど裕福ではない。ギルドの仕事で手に入る報酬は今までのそれとは明らかに桁が違っていた。だが妻はまだその収入には信頼を寄せておらず、それによって生活を変えようとはまだしていなかった。私はそのことに関してはまだ不満を持っていない。実際、そのような金額が私の手にあることは私自身にも強い実感があるわけではないし、それを信頼したくない妻の気持ちもよく分かる。いつなくなってしまうかわからないものなのだ。

 私は自宅の金庫に今回の報酬の一部をしまいいれると、残りを持ってまた出かけることにした。

 次の仕事を探しに行こう。

 努力すれば、努力しただけの見返りがある。

 そういうところはこの仕事の好きなところだった。


 「お、また来たのか。なんだい、仕事探しかい?」

 ギルドについた私は早速仕事依頼表を確認する。

 「ん?これはどんな仕事ですか?」

 「お、それかい?いいのを見つけたな!」

 私が見ていたのは難易度が低めの依頼ばかりが載っている依頼表であった。ここに載っている依頼はみな基本的にそれほど危険でもなく、難しくもない仕事ばかりなのだ。自然、船に乗らなくても終わる情報収集の仕事や、近くの港までの航路開拓の仕事などが目に付く。

 その中にあって、一風変わった依頼内容が目を引いた。美術品に関する調査だ。

 目的地が隣国の首都であるセビリアというのも気になった。行ったことのない場所なのだ。

 今回の仕事の大成功で私はかなり自信をつけていた。それに美術品といえば、私の得意分野のひとつだ。


 他国の港に入るには許可が要るだろうと訊ねると、船を持った時点で西地中海、ヨーロッパ西部の入港許可が同時に必要になるのだそうだ。そうか、船の購入と登録で既にある程度の地域の入港許可を得ていたということか。

 そうと決まれば悩むことはない、早速依頼請負申請を済ませ、海の見える丘へ続く坂道の途中にあるマノエル爺さんの家に向かった。


 今までとは違う、これからが本当の冒険家の仕事なのだ。

 私は、強くそう確信した。

 

 

 ずいぶん長いこと放置してしまった。

 この間、ほとんどアテネ、アレクサンドリア、カイロのあたりをうろちょろしていた気がする。

 いろんなところの遺跡を回って回って回って。

 その甲斐あってかやっと冒険レベルも21に。

 イル・ハンの何とかというのも片付け、目標である財宝探索家の条件も満たした。ピンネースにも乗れる。

 けどなんかどちらもぴんと来なくて職業は発掘家のまま、船はフリュートから逆に小型のダウに乗り換えた。


 そうそう、商会に入会したことも書いてなかった。


 リスボンでコンメッソさんが冒険者転職クエを紹介しますとシャウトしていたのがきっかけだったな。

 それから何回かコンメッソさんとあちこちいって、それからなんとなく入ろうと思ってどこかで声をかけたんだった。それにしても、入会してからまだ2ヶ月も経ってないとはね。


 結構いろんなことがあった気がするよ。

 こりゃぁ、小説の方が大変そうだ…

 マイ船

 私の船です。

 もうダイブへたってきたけれど。

 

 釣りスキルのランクが4になっていろいろつれるようになって楽しい。

 こないだアフリカ西海岸のほうに行って来たが、サントメの辺りでマグロが2回もつれた。

 マグロは難しいと聞いていたんだけどな…?


 アフリカの辺りはもうNPC海賊さんが一杯いて怖い怖い。

 でも、だいぶふてぶてしくなってきました。

 結構よけられるようにもなってきたし。


 精進、精進。

 遺跡発掘ばっかり。

 アテネ、アレクサンドリアの辺りをぐるぐる回っています。

 そろそろ出てくるクエストに目新しい物がなくなってきました。


 時々商人クエなんかもときどき手ぇ出しちゃってます。

 ポリシー違反です、ハイ。


 アテネやらアレクサンドリアの辺りは、古代文明があったところなので、いろいろと興味深いクエストが出てきます。そういうものを見ているだけでも楽しー。

 スキル枠が増えたので酒宴を覚えて口説きにいくか、生態調査で行くか、かなり悩んでいますw

 生物学を覚えれば一通り全ての学問を修めたことになります。

 まぁ、あわてない、あわてない…


 それにしてもイスタンブール行きが怖くてどうにもならないへっぽこなのでございました。

 ちょっとだけ、だけどね。

 まぁ、社会人プレイヤーなんてそんなもんですな。

 あわてないあわてない。

 遺跡が逃げるわけじゃなし。


 船が手に入り、船員も見つかったが、私はいきなり海に出るほどの度胸と能力があるわけではなかった。
 マノエル爺さんに従い、航海や冒険の手ほどきを受けるため、まずは冒険者ギルドに登録に向かうことにした。
 冒険者ギルドではギルドマスターから登録の証明としてダガーなど冒険に必要な物をいくつか渡された。必要ではあるかもしれないが、今の私にとっては武器はまだまだ使うべくもないものではあったが。

 その中に、町の名士たちのリストが入っていた。

 「まずはこの町の名士の方々にあいさつ回りをしてくることだ。船に乗るんだったら相応の筋を通さなきゃならない、ってことさ。」

 いぶかしげにそのリストに目を留めた私にギルドマスターはそう教えてくれた。

 そういうものか…。

 私はギルドマスターに礼を述べると早速手近な名士の邸宅を訪問した。

 私のようななり格好で果たしてまともに会話をさせてもらえるのだろうか?

 そう思いながら重そうな邸宅の門を叩くと、使用人らしき人物が私の素性と用件を尋ねてきたので、私は素直にギルドマスターから言われてご挨拶に来ました、と答えた。

 すると思いがけず何をとがめられることもなく応接間に通された。おそらくは、こういった冒険者が挨拶に来るのも少なくはなく、使用人も本人も扱いには手馴れているのだろう。だとすれば冒険者ギルドでもらったダガーを身につけている私をみてすぐにそれとわかるのも無理はない。


 ただ当の目的のほうはどうかといえば、私にそのようなまともな挨拶ができるはずは最初からなかった。終始緊張してしどろもどろしている私にンジンガ・ンベンバ伯は少しの言葉と温かい言葉をかけてくれ、励ましてくれた。そしてあっという間に面会は終わった。時間にして、10分ほどだったろうか。かるくあしらってもらった、そんな感じであった。
 それでも冒険者ギルドに戻ったころには、私は緊張の連続ですっかり疲弊してしまっていた。

 できればこういった付き合いは、避けて生きたいものだな…

 船に乗るということ、船で身を起こすということ、権力や権威、そういったものともそのうち切り離せなくなってくるのだろう、そう思うと、少しわずらわしいような気持ちはどうしても拭い去れなかった。


 冒険者ギルドに戻った私は、ギルドマスターに筋を通すというのも面倒な物ですね、とこぼした。

 「仕方ないさ、おまえさんだって、ただ船に乗っているだけじゃ生活できないんだしな。」

 それも、そうだ。

 「たとえば冒険に出ておまえさんが初めて港や集落、遺跡、島なんかを発見したとする。そうするとそういうものをさっきお前が挨拶してきたような金持ち連中に報告することで、結構な報酬がもらえるんだ。これをうまく活かさない手はないぜ。」

 そういうものなのか…

 そうは思っても、やはりどこか釈然としない。

 船乗りは、自由な物じゃなかったのかな。

 そう感じる私はやはりまだ船乗りとしては駆け出しなのだろう。

 とにもかくにも、前に一歩踏み出そう。冒険航海家として、まずは一歩を踏み出さなければ。

 そう思った私はギルドマスターとの話を切り上げ、冒険者依頼紹介人に現在私が請負うことのできる仕事がないか聞いてみることにした。


 冒険者ギルドには、船を使わない仕事もいくつかあった。
 私のような駆け出しの冒険者にはちょうどいい仕事だった。
 放浪の学生たちがなぜ放浪しているのか、とか冒険者という商売について、だとか、そんな情報収集のような仕事でも、立派な仕事のひとつであった。


 いくつか簡単な仕事をこなし、ギルドからの仕事の請負、報告に慣れてきた私は、ついに船を出すことに決めた。
 オポルトまでの航路開拓の仕事だ。
 ここリスボンから10日以内にオポルトまで行くことができればいいらしい。
 オポルトというのがリスボンの北にあるということは船乗りたちから聞いて知っている。
 「なあに、普通の船で行けば10日もかかりゃしねぇよ」
 爺さんに言わせればたいしたことのない仕事だそうだ。
 船員たちもみなその言葉にうなずいている。


 よし、大丈夫だ、情けないことだが彼らの言うことを聞いていれば間違いはないはずだ。
 今は、まだ私が大きなことを言える状態ではないのだから。


 ギルドにいき、紹介人に依頼請負申請をする。
 「急ぎの仕事なんだ。早く済ませてくれたら報酬は弾むぜ」
 紹介人にそういわれ、いやが上でもやる気が沸いてくる。


 「よしみんな!出航だ!」


 春の温かい風が吹く中、我らがAlgum Dia号はその小さな帆に一杯の風を受け、するりと桟橋からその身を離した。経験豊富な船乗りたちに操られ、小さな帆は常に風を大きく推進力に変えている。船は見る見るうちに速度を増し、大西洋に出た。


 海だ!


 これが、憧れにあこがれた、海だ!


 小さな船で、東にはまだ陸地が見え続けている。
 そんなささやかな海だが、振り返ればそこには延々と続く水平線がある。
 この向こうにはそれはそれは歴戦の船乗りたちが必死で生き抜く世界がある。
 全く想像のつかない世界が、この先には存在しているんだ!


 私はついに、その大きな海の、一粒の点として、陸から海に、放り出されたのだ!


 「嬉しいか?」
 ただ1人甲板で興奮している私に、爺さんが言った。
 「そんなもんじゃないよ」
 もともと口がうまいわけじゃない。
 歌えないからリュートを弾いていた。
 そんな私にこの気持ちをうまく言葉にすることなんてできるわけがなかった。
 それに、この海を目の前にして言葉でどうにかなるものでも、なかった。


 「嬉しいよ」
 「そうか」
 しばらく爺さんと私は、甲板に佇み、沈み行く夕日を、西の果てを、眺めていた。


 暗くなり、月が出ると海はまた違って見えた。

 月明かりに照らされる波と波の間は深く飲み込まれるような黒。

 私は愛用のリュートを出し、思いつくままに弾き始めた。

 ただ思うままに。

 指の動くままに。

 今日は出航初日だ。

 物資は豊富にある。

 船員たちにも酒を振舞い、私も飲みながらリュートを弾き、できた旋律を書き留めていく。

 月も、ゆっくり、ゆっくりとその位置を変えていく。


 どれほど飲んだだろうか、書いていた譜面もそろそろまっすぐはかけなくなってきた。

 ふらついて海にでも落ちたらたまらない、爺さんたちも寝たようだし、私もそろそろ寝ることにしよう。

 また月を仰ぎ見、改めてこれが夢ではないことを自分に言い聞かせると、私は自室に戻りあっという間に眠りについてしまった。


 「オポルトが見えたぞー!」

 見張りの船員の叫ぶ声が聞こえた。

 二晩ほどだっただろうか、3日目の朝に、どうやらオポルトが視界に入った。

 初めての航海の成功が、やっとこの手に届くところまで来たのだ。



 昨日今日明日は1日20時間くらい働いてるのでDOLにもINできなさそう。
 はー、疲れるのぅ…