映画国宝 | 今日もヤスがいく!++ yasunori okada official blog ++

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岡田泰徳
ノマドワーカーライフ blog
since 2003.8.21

++from Sapporo Hokkaido Japan++

 

 

 ​国宝見てきました!

 

皆さん、おはようございます!

 

札幌の朝はすっかり秋の空気
近所の公園を歩くと、ひんやり涼しくて気持ちいいくらい

 

日中はまだ30度近くなる日もあるみたいですが、朝晩これだけ涼しいと体は楽ですね〜

 

 


【この時期は映画三昧】

 

さてさて、巷で話題の映画「国宝」を観てきました

感想は――観てよかった!の一言に尽きます。

 

キャストそれぞれの個性が光っていて見応え十分。
吉沢亮さん、横浜流星さんの演技はもちろんですが、それ以上に歌舞伎の迫力に圧倒されました・・・


ここまで歌舞伎にフォーカスした映画って、これまであったかな?

(少なくとも僕の記憶にはない…)

 

映像、演出、脚本、キャストどれも素晴らしく

映画を観ながら、ふと自分の子供の頃の記憶がフラッシュバックしてきて、ちょっと疲れるくらい(笑)の迫力。


記憶というのも、、、、、、

 

知っている方もいるでしょうが

僕は「お寺一家」に生まれたんです。


祖父は住職、父も僧侶として務めていて、叔母の家もお寺・・・
田舎の小さなお寺でしたが、子供の僕には十分すぎるくらい「大人の世界」

 

会う人、会う人皆が
どこかで「後継ぎ」として見られているのを、幼稚園くらいからか

うっすら感じていたんですよね。

 

16歳で得度式を受けて僧侶としての名前もいただきましたが、その後は「自分の道を選ぶ」と決めて、家とは一線を引くことにしました。

 

映画を観ていると、その頃に聞いていた言葉や空気感、厳しい稽古(得度式の時のこと)を思い出してしまって、つい感情移入…。

 

見終わった後は深い感動と同じくらい、

「考えさせられる気持ち」が大きく残りました。

 

自分が違う道を選んだ時、親や祖父母はどんな思いだったのか
あの頃、親戚に厳しく言われた言葉の意味は何だったのか
業界の方からかけられた言葉に、当時の自分はどう感じていたのか…。

 

映画ってただのエンタメと思われるかもしれないけど、この映画は僕にとっては“心を揺さぶる問い”を投げかけられたような体験でした。

 

でも、重たい気持ちだけじゃなくて――
今こうして「幸せだな」と思えているのは、あの時に自分で選んだ結果が今につながっているから。

 

結局、人生って「選択の連続」


その判断の良し悪しは、目先では分からなくても、何十年も経った後に見えてくるものなんですよね・・・・

 

映画の最後に登場する、国宝に認定された立花喜久雄(吉沢亮さん)へのインタビューでも、それを強く感じました。

 

「国宝」という作品が多くの人に響いているのは、単に歌舞伎を描いた映画だからではなく、“人生の選択”に向き合う物語でもあるからなのかもしれません。

 

まだ映画館で観られるので、「気になる」と思っている方はぜひ!

ということで、今日はこの辺で〜
またお会いしましょう♬