新作を書いた。
2ヶ月以上かかってしまった。しかも面白いかまだわからない。いつもは面白いと思えるのに。

しかし最後にあがいて、最低限のワードを編み上げる。蜘蛛の巣のように透けていてかつ頑丈。語らない部分を増やす。それがテーマ。

あとはタイトル……なのだが、思い付かない。

「タイトルはエンドロールのあとに続く言葉」とは誰かの言葉。
いつも悩むタイトル。納得いくものにしたいなあ。
私自身の話。

売れてる俳優やアイドルをみて、

その人たちの10年後とか想像したり。

売れて良かったんだろうけど、

走り続けなきゃならん責任を負うことになったわけで。

それは辛いだろうなとか考えるけど、

まあ大きなお世話。


とあるアイドル。

時間ぎりぎりで売れて良かったね。と思いながら、

自分はもう時間切れなんだなと悲観したり。

けれど諦めきれなくて。

けれど打開できなくて。

ワクワクや希望といったものがない人生。

あとは死ぬためだけに送る毎日。

そんなのはいやだ。

だけど。

滑稽で悲劇的。

せめて、それらの味わいを、

自分が書くものにこめるくらいしか救いはない。
ここには本音を書くのであるが。

あの時のあのことをいまだにひきずっているし、
あいつのあの態度には辟易しているのだが。

そのあたりのことがもしかしたらきちんと理解できるかもしれないなというところに来ている。

しかし、理解したところで先に進めるかというとそうでなくて。

だってその答えは俺がたどり着きたい理想ではないからね。

自立。自律。スタンドアローン。

そうなりたくない人間の多いことよ。

そんなことを思いはぐれ人となり、さらにそんな世を、人を憂い続ける。

人に非ず、人を憂う。

俳優、やね。

昔見た芝居のセリフから。あの劇団、今なにしてるだろ。