いままではプレイヤー側、つまりはお客さんに提供される商品そのものに手を入れる側にいたわけだが、今回は全くそちらはやらず、設計図を書いて終わりにした。できたものは見に行った。結果……


イライラした(笑)


台本に書いたイメージの6、7割のものがそこにあった。演出家がはずしちゃあかんだろというところが外れてたり、意図して作った歌の譜割が変わってたりなど。

自分も含め、演出も役者も引き算より足し算をして演劇を膨らますことが多い。台本に書かれていないことを補うため、台本の言葉だけでは状況がわかりづらいためなどの理由でだ。

けれど今回のカンパニーは引き算のが多かった。わざわざ書いてあること、それ通りにやれば解釈できることを引いていく。「なぜそう書かれているか」は考えず、「こうした方が都合がいい」だけで変える。それで効果的なところもあるだろうが、それ以上にあらかじめある効果的なところを引いてしまう。

それははじめてその芝居を見るお客さんには関係ないことかもしれない。
脚本にある引かれた部分は演出家の目から見れば無駄だったのかもしれない。

それでも決定的に意図してない表現をされたらイライラする。

このイライラをもって今回の反省の全てとする。

なお良かった点としてはきちんとお金になったこと、台本だけでも見せられるミュージカルをつくれたこと、偉大な作家の原作で台本を書けたこと、ショーストッパーになれる楽曲を作れたことなど。自信を持とう。
もともと3000円で受けた仕事もギャラがはねあがった。

わーい!

というわけで、脚本一本のギャラが決まりました。次はそれをあげるために頑張ろう。
自分の書いた台本が……



三万円になった。


どうだあああああああ!!!


……いや、買ってくれる方の良心である。感謝、感謝。

そして日々精進を誓う。