下地がすべて終了したので、いよいよOSB合板を貼り付けます。



こちらでも書きましたが、OSB合板の長辺は1820mmなので、そのまま貼ると足りません。つなぎ目が上の方にくるのが嫌なので、上のツラに合わせて貼っていきます。

ただ、これが大変で、合板を持ち上げ、さらにツラを調整しながらビスを打つのは至難の業。


ということで、こんな治具(なんていうかっこいい物ではないですが)を作成しました。

下地材の端材40mmを2段重ね、微調整でスタイロフォームの切れ端をのせ、養生テープで巻いた物です。


こんな風に、治具の上にOSB合板をのせると、ピッタリ上のツラに合うように作りました。これがあるおかげで、作業は格段に楽になりました。

OSB合板を貼るだけなら簡単な作業ですが、難関はスイッチやコンセントを取り付けなければならないこと。


ガレージ完成後からこんな感じでずっと垂れたままなので、まずはスイッチ類がつく壁から貼り付けることにしました。



まずは、スイッチ類を取り付けたい場所を決め、パネルボックス(未来工業SBP-S浅型パネルボックス)の裏面で型を取ります。このボックスは、左上と右下にあるネジを閉めると、両サイドから金具が出てきて、壁とボックスを挟んでくれるのでとても簡単。



ドリルで穴(四隅)を開けておき、ジグソーでカット。ジグソーがあると間違いなく楽です。



断熱材側も穴を開けます。ただパネルボックスから出てくる挟むための金具があるので大きめにカットします。
穴を開けてしまうと断熱材がなくなってしまうので、パネルボックスの奥行きを考えながら、できる限り厚さを確保したスタイロフォームを埋め込み気密テープで塞ぎました。
また、配線が通る道も確保。雑ですが、見えなくなるので問題ありません。ただここに隙間ができるので、断熱の効果が果たしてあるのかは不明です😅


合板に開けた穴から通して、水平器で水平を確認しながら、まずはパネルボックスを取付。穴がちょっと大きすぎ、引っ掛かりが甘いですが、後ろに入れた断熱材のおかげで、奥に押し込まれることはなさそうです。




こちらも水平器を使いながら金具を取り付け、最後に蓋をして終了です。



まだまだ壁の取付は終わっていませんが、スイッチの動作確認のため、家にあった照明を付けてみました。やはり照明は電球色が良さそうですね。


完成まであと少しです。