中学校 選択制弁当給食の「ごはん」が温かくなりました! | だばなか大介オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本共産党河内長野市議会議員 だばなか大介

 

この2学期より、中学校の選択弁当給食のご飯が温かくなりました。

 

さっそく長野中学校で試食させていただきましたが

おどろくほど美味しく、温かいことがこれほど味や食に影響することを改めて実感し、食育の大切さを更に感じました。

 

河内長野市の学校給食の「ご飯」は給食センターで炊いているのではなく、大阪府学校給食会が指定した事業者から「ご飯」を購入しています。

これまでは事業者が給食センターにご飯を届け、給食センターでお弁当箱によそい分けて、冷まして、学校に配送していました。

今回からは事業者に7校の注文数に応じて(下写真の青色の食缶)納品してもらい、そのまま保温して学校に配送し、配膳員さんがお弁当箱によそい分けることになりました。

 

 

残念ながらおかずは冷たいままです。

というよりも、もちろんおかずも温かく出来上がり、お弁当箱に詰められます。それを、わざわざ真空冷却器で冷やして提供しています。栄養士さんや調理員さんからすれば、非常に残念な行為と思いますし、食育の視点から見ても、温かい物は温かく、冷たい物は冷たく頂くのが当然のことです。

 

 

しかしながら、お弁当箱のおかずは温かい物と冷たい物があります。再加熱も配膳室のスペースや人員を考えると現実性はありません。

やはり、全員喫食で、小学校と同じように食缶方式で提供するのが、食育の視点からも味からも、財政的な面からも、もっとも合理的な方法です。

 

今回、現場の職員がいろいろな知恵を絞って、温かいご飯を提供するようにしたのは、良いことだと思いますし、子どもたちも喜んでいます。

 

現在、市教育委員会は喫食率の向上を目指すと答えています。「基本は家庭からの弁当で、給食は福祉給食」としてきた当初よりは少しづつ前進はしてきていますが、給食への根本的な考え方を改め、給食を教育と位置づけ、全国で当たり前の中学校全員給食に舵をきるべきです。