安倍政権が打ち出す「トップランナー方式」とは | だばなか大介オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本共産党河内長野市議会議員 だばなか大介

新年度、安倍政権が打ち出しているのが、「トップランナー方式」

「トップランナー」とは、民間委託や指定管理者制度で『コスト・カット』を先進的に行っている自治体のこと。

これからは交付金を「必要」に応じてではなく、「トップランナー」の自治体をモデルに交付金を算出し交付するというもの。

つまり、民間委託や指定管理で『コスト・カット』せよとする最悪の弱肉強食政策。

小泉三位一体改革以降、「官から民へ」の掛け声の下行われてきたコスト・カットは、現場労働者を苦しめ、質やサービスの低下を招き、地域経済を破壊するものです。

河内長野市でも指定管理の問題が噴出していますが、問題のおおもとは「コストカット」と「公的責任の放棄=自己責任論」です。

↑議会と自治体2月号、行革・民間委託・コスト・カットの成れの果て

市は持続可能な仕組みのための行革・コストカットが必要と言います。

しかしそれは労働者を苦しめ、地域経済を疲弊させる負のスパイラルに他なりません。
労働者を守り、子どもを生み育てられる豊かな地域経済こそが、持続可能な仕組みです。

小泉三位一体改革以降の富の再分配を放棄した交付金削減政策をつづける、現自民公明政権に無批判である自治体が生み出す歪みです。