第9回公判 被告人質問 堺地裁 生活保護費横領事件 | だばなか大介オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本共産党河内長野市議会議員 だばなか大介

今日、大阪地方裁判所堺支部で、

現在、刑事裁判が行われている、生活保護費横領事件で

第9回目の公判が行われ

宮本被告に対する被告人質問があり、傍聴に行ってきました。

 

・・・口頭陳述や弁護人の質問では

被告の生い立ちの貧困や両親の離婚等の苦労にかかわって、お金が無いことに対する執着と(度を超えた)節約生活が、かなり多く語られました。

また多忙を極める中で、犯行がストレスの解消が目的で、横領したお金は使っていない。などが語られました。

・・・検察側からは市役所や市民に対する謝罪が見られない。

また当初はミスを隠したものが、どうして横領に変化していったのかに対する質問に明確な答えはありませんでした。

・・・裁判所からは、生い立ちを聞いても、お金が増えていくことが目的だったのでは?と繰り返し聞かれていました、被告人は否定し「出金することがストレスの解消であった」と答えました。

・・・私見ですが、生い立ちの苦労は分かるが、それと犯罪行為との整合性は感じられませんでした。