アニメ「東京リベンジャーズ」第1期 第1話「Reborn」
ここは和久井健原作のアニメ「東京リベンジャーズ」を流し見しかしていなかった為、見直す際修復作業の一貫として書き起こしてみました。
みにくい点が多々あると思いますが修復作業などに使ってください。
アニメ「東京リベンジャーズ」#1 「Reborn」
テロップ
原作 和久井健「東京リベンジャーズ」
(講談社「週刊少年マガジン」掲載)
企画 古川陽子 角田真敏
エグゼクティブプロデューサー 笹木孝弘 金子義雄 里見治紀 丸山博雄 松浦裕暁
シリーズ構成 むとうやすゆき
キャラクターデザイン 大貫健一 太田恵子
メカ・プロップデザイン 福島秀機
美術監督 緒続学
美術設定 小倉奈緒美 谷内優穂
色彩設計 辻田邦夫
撮影監督 山本弥芳
3Dディレクター 平将人
編集 長谷川舞
音響監督 飯田里樹
音楽 堤博明
音楽制作 ポニーキャニオン
音楽ディレクター 池田貴博
音楽プロデューサー 寺田悠輔
原作協力 栗田宏俊 小山淳平 土屋一幾
プロデューサー 伊藤裕史 古川慎 加瀬直人 山﨑明日香 亀井博司 里見哲朗 納谷僚介
アソシエイトプロデューサー 山本京佳 堀祥子 日比政広 太田慎也 渡瀬昌太
アニメーションプロデューサー 横田幸介
アニメーション制作 ライデンフィルム
製作 アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
c和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ製作委員会
監督 初見浩一
蝉の声の中、流しの上に閉まりきっていない蛇口から汚れた食器に水滴が落ちる。部屋にはゴミ袋が散乱し、ペットボトルや空き缶が転がっている。壁には2017年7月のグラビアカレンダーと水着のピンナップ。鴨居にはダサい(胸に大きい👍)Tシャツ。床には山積みのグラビア雑誌が置いてある中ポテトチップスを齧る咀嚼音が聞こえる。
天気予報士(女)「今年は7月に入り中国大陸で気温が高くその暖気が入りやすい気圧が続いていた為全国的にも平年より、気温が高くなっています。関東甲信越や東海は晴れて夏空が広がる日が続きそうです。内陸ほど気温が上がりやすい為この暑さによりの中、山沿いを中心にゲリラ豪雨にも注意が必要です。」
テレビ画面に【大型トラックが祭りで賑わう商店街に突っ込み大惨事に】のテロップと写真。
アナウンサー(男)「次のニュースです。かねてより激化している東京卍會の抗争がついに無関係の一般市民を巻き込む事態へと発展しました」
万年床に寝転ぶ花垣武道(タケミチ)はポテチを齧りながら、テレビを見ている。布団の横のローテーブルには食べ散らかしたコンビニ弁当、食べかけのチータラやスナック、発泡酒の空き缶が散乱している。
タケミチ「嘘だろぉ マジかよ 怖えぇ」
テレビ【東京卍會、抗争激化へ】のテロップ
タケミチが食べているポテトチップスの銘柄はColbooバリカタポテトチップン コンソメ鬼パンチBig
アナウンサー「この事件による負傷者は6名、うち1名が病院に運ばれましたが心肺停止状態です。現場で死亡が確認されたのは東京都渋谷区に住む橘直人さん25歳とおなじく」
タケミチ「タチバナ…ナオト?」
タケミチはリモコンで音量を3回上げる。
アナウンサー「東京都渋谷区に住む橘さんの姉橘日向さん26歳」
タケミチ「はっ…」
アナウンサー「警視庁では警戒を強めています」
タケミチ「タチバナ…ヒナタ?」
タイトルロゴ 東京リベンジャーズ
右上サブタイトル #1 Reborn
入道雲の快晴に蝉の声
タケミチ「中学時代付き合った人生唯一の彼女橘日向が死んだらしい」
古アパートの2階?奥の角部屋のドアをノックする大家さん(頭にカーラー、豹柄のTシャツにSEXの文字 デニムスカートに突っ掛け)
大家さん「ちょっとぉ いるんだろぉ」
タケミチ「ぁ はい」
ドアを開けるタケミチに大家さんは指差す。
大家さん「何度言ったら分かんだい。え゛っ テレビの音がうるさいよ」
タケミチ「スイマセン…」
大家さん「まあったく近頃の若いヤツは」
タケミチ「ほぉ」
ビデオレンタルショップ
棚にはレンタルDVD「Back to jungle1 2本 2 2本 「空」平置き 題字不明3本 「ジュラシック•タイム」1本 「ザ◦ビック」3本 「キラキラ」2本 「ヒムラー」4本
ハセガワ(店長)「まったく何度同じことを言わせるんですかねぇー花垣武道君ー」
タケミチ「はぇ」
ハセガワは紫に白襟のシャツに紺のエプロン タケミチ白地に赤のラグランのTシャツに紺のエプロン名札『従業員ハナガキ』
ハセガワ「DVDは返却されたらすぐに陳列ぅー 何度も言いましたよねぇ」
タケミチ「スイマセン」
「ハーイ 謝るだけーぇ」
帰り道
タケミチ「はぁ」
少年「あははは」
とぼとぼと歩くタケミチ(緑のディバックにGパン 黒地に赤のクロス配色のローテクスニーカー))の手前に小学生と思われる3人の少年。ポケットに手を突っ込んだ少年(ネイビーのシャツにカーキのカーゴパンツ)少年Bは車に寄りかかりタケミチを睨んでいる。車のバックドアの上に座る少年A(水色の半袖パーカー苔色のハーフパンツネイビーと黄色に赤紐のスニーカーに黄色のキャップは後ろ被り)はタケミチに背を向けている少年C(ラベンダーの長袖トレーナーに黒のボトム)と喋っている
少年A「オイおっさん」
タケミチ「えっ」
少年A「なんか文句あんの?」
タケミチ「あ…いや スイマセン あ」
少年Aは焼き鳥屋の前に停められた車から降りた。少年Bはタケミチに向かってくる。少年Cはタケミチの後ろに周り込むんだ。少年Aはタケミチを見ながら挑発するようにリアドアからフロントドアに向けて10円玉で傷をつけていく
タケミチ「あっ」
少年A「えぇ」
少年さんにん「えあはははは バーカ 逃げろ逃げろ」
笑いながら走り去っていく少年達
タケミチ「あ」
男「あ おい 何やってんだオマエ」
タケミチ「あ はっ はっ はっ はっ はっ」
息を弾ませ走り去るタケミチ 車に走り寄る男(茶のジャケットに黒のパンツ)
男「おああ ああー」
新宿駅南口駅前
山手線14番ホーム原宿方面
タケミチ「こんなになると思ってなかったな オレの人生 壁の薄いボロアパート バイト先の年下の店長からはバカ扱いあんなガキどもにまで舐められて 謝って 彼女は人生で1人 それも中学の時 極め付けはいまだに童貞 っ オレどこで間違えたんだ!
駅アナウンス「まもなく14番線に渋谷品川方面行きがまいります 危ないので黄色い線までお下がりください」
男「ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ」
タケミチの後ろ姿に徐々に近づいて背中に向かい向かい手が伸びる
「はっ」
タケミチの身体がホームから線路に向かい浮き、電車がホームに入り込んでくる
「えっ?」
駅に到着した電車
ホームにからの騒音「わおいおいおいおいおい 落ちたぞ きたぞ」
線路に跪き振り向いた先には迫る電車とブレーキ音
タケミチ「うそ 死ぬと思った瞬間 思い出したのは親でも友達でもなく橘日向だった」
中学時代
女子(ボブ)「2組の達さんが花垣の事好きだってさ」
女子(ワンレンゆるふわセミロング)「やるぅ」
女子(茶髪前髪ヘアピン)「ヒューヒュー」
山岸「マジでよー なんでオマエなんだ」
真面目女子(ショート)「どうするの?昨日よその男子が見に来てたよ」
真面目女子(ポニーテイル「何をじゃなくて橘さんあの子すっごいモテるんだからね」
タケミチ「今思えば中年2年が全盛期 2年のイケてる不良グループのNo.2だったし 唯一オレに彼女がいた時代 これはアレか走馬灯ってヤツなのか」
ボンタンにグレーのスリッポン 気がつけ金髪のリーゼントに解禁シャツ姿でば電車の中で渋谷に到着した。
アナウンス「渋谷 渋谷に到着です お忘れ物の無いようお気をつけください」
目の前に座っていた女性(ピンクの半袖シャツブルーグレーのミニスカート黒髪ボブ)が降りていく
タケミチ「あ スイマセン」
アッくん「オイ タケミチ」
山岸「タケミチ」
タケミチ「あ えっ?」
ホームから溝中五人衆がタケミチを見ていた。
アッくん「何してんだ 降りんぞ」
タケミチ「うおぉっとっとっと」
閉まるドアから慌てて降り、転ぶタケミチ
アッくん「早くしろよ」
タケミチ「うぉ 懐かしい チンコばっか弄ってたマコト メガネかけてりゃ頭いいと思ってるバカの山岸 番張ってたアッくん 幼馴染のタクヤ」
エレベーターで上がる溝中五人衆
マコト「山岸 今週のマガジン見た?」
山岸「見たよグラビア ヤバかったな」
アッくん「オマエら流石に緊張感無さすぎ」
タクヤ「腹減ったなぁ なんか食ってかない?」
通路を歩く五人衆
山岸「ハンバーガー食いたいなぁ」
マコト「割引券あるぜぃ」
アッくん「人数分あんの?」
マコト「ねぇ!」
アッくん「なんだよ ざけんなよ」
通路の壁の鏡に映った自分の姿にタケミチは立ち止まり、その姿を横でタクヤが眺めている
タケミチ「ん? え? 」(開襟にボンタン なんだこのダッセェヤンキーは? オレだ 中学生のオレだ ダサすぎる オレの全盛期のはずが ポケットには500円玉1個とケータイ)「しかもガラケー 懐かしー」
二つ折りケータイを開くと溝中五人衆の待ち受け画像 2005年07月04日(月)14:50の文字
タケミチ「2005年7月4日 ぁっと 今は確か 1、2、3 12年前の今日」
山岸「オイ タケミチ」
タケミチ「ぅお」
山岸「何やってんだよ」
4人が来ないタケミチを角で待っている 壁には16の文字(おそらく旧16b 出口 現C2出口?)
タケミチ(なんちゅうリアルな走馬灯だ」
駅前ハチ公口 ざっと約束だぜ ありえないホント ホントに?
ハンバーガー屋
ボックス席のソファに窓際からマコト タクヤ 山岸 向かいの窓際からタケミチ アッくんの座り タケミチ以外はハンバーガーとポテトと飲みものを頼んでいる。
マコト「なんだよタケミチポテトだけかよ」
山岸「しかもS」
タケミチ「いや帰りの電車賃がさぁ」
山岸「そんなもん どうとでもなるって」
アッくん「タケミチの従兄弟が渋谷三中の頭でマジ良かったよぉ」
タケミチ「ん? 」
山岸「3年が出張ってきたら マサル君の名前出せばいいもんな」
タケミチ「ほ? オレの従兄弟? マサル君の事かな?」
タケミチの思い出のマサル君は小学生と思われる頃自転車を取り上げられて「かえして〜」と追いかけている
タケミチ「あ ちょっと待って マサル君がいると何がいいの? 状況が全然掴めないんだけど」
4人「ん?」
タケミチ「な なんだよ」
タクヤ「はぁ?」
山岸「はぁ 大丈夫か
アッくん「何言ってんだよ」
マコト「タケミチィ」
タケミチ「ぁ はははぁ」
マコト「喧嘩売りに行くんだよぉ」
タケミチ「ぉ」
回想ーマサル「喧嘩上等」ー
タケミチ(そう言えば確か渋谷三中で番張ってるって言ってたような)
マコト「渋谷三中の2年対オレら溝中2年で戦争だぁ」
山岸「おぉ」
タケミチ「へ? 今からその中学乗り込んで喧嘩すんの?」
4人「ん はぁ」
山岸「おい 突っ込んでやれよ」
タクヤ「タケミチ ウチは舐められてんだぞ やるしかねえだろ」
タケミチ「舐められてる? そんな理由で?」
山岸「んな ビビってるフリとかいらねえし」
タケミチ「い」
山岸「いつもみたく出会い頭裏拳かましちゃうんだろう?」
タケミチ「裏拳?」
アッくん「タケミチ イケイケだかんなぁ」
マコト「ウチの斬り込み隊長」
山岸「ウッウェーイ」
山岸が左拳を挙げた時ジュースを倒す
アッくん「お 溢れてんぞ」
山岸 マコト「あっはははは」
タクヤ「ヒョー」
タクヤは両手を上げ声を上げる
住宅地を歩く溝中五人衆
タケミチ(待て 待て待て 早い早い展開が早い 確かにこんな事あった 渋谷の中学に乗り込む為に従兄弟のマサル君に話し通しに行ったっけ)
マコト「オイ オマエ渋谷三中か?」
渋谷三中1年生「あ ハイ」
マコト「テメェら何年だコラ」
タケミチ(喧嘩…か 喧嘩? 10年以上してねえぞ やべえ ションベンもらしそう
(顔の横か書き文字:どなられるよ なぐられんの?血ぃでるよ? こわいよいたいよ やだよう いったいどうすれば 当たりどころ悪かったら死んじまうよ)
渋谷三中1年生「ボクら1年なんで2年生のことは ヒィ」
山岸「なんだ1年坊かぁ」
マコト「チンコに毛ぇ生えてんのか? あ」
渋谷三中1年生「ハイ」
山岸「いつからだよ オイ」
タケミチ(オレの周りってこんなイケイケだったっけ? ヤベエ ついてけねぇ)
公園
丸椅子に座るタクヤとアッくん ポケットに手を突っ込みたっているマコト 少し後ろに立つタケミチ 地面に棒で落書きする山岸
タケミチ(お 落ち着け だからこれは 走馬灯ってヤツなんだから)
山岸「っかしいなぁ」
マコト「2年ってどこにもいねえぞ」
アッくん「いくら声かけても1年と3年ばっか どうなってんだ?」
タクヤ「集団ボイコット?」
山岸「もしかしいぇさ オレらが来るって聞きつけてビビっちゃったぁ」
マコト「ありえる なはっはは」
タケミチ(この公園覚えてる)
アッくん「ま 渋谷の不良なんてよぉしょせんギャル男崩れの小洒落たシティボーイだろ?」
無言になるタケミチ
山岸「タケミチ?」
タケミチ(小洒落た シティボーイ?)
蘇る記憶 打ちのめされる5人
タケミチ(違う)
キヨマサ「オイ ウチの2年嗅ぎ回ってんのはテメェらか」
タケミチ(コイツらは 3年)
煙草に火をつけるキヨマサ 後ろには6人控えている
キヨマサ「2年はよぉ 修学旅行だ」
タケミチ(中3にして暴走族 振り切ったホンモノの 不良)
不良(赤Tシャツ)「とりあえず 1人ずつタコ殴りにしてやっから並べ」
山岸「…ぁ アンタら3年っすよね オレら3年の番張ってるマサル君に話通してますよ」
キヨマサの顳顬がピクリと動く。
キヨマサ「マサル?」
赤石(レッド)「どぅわっはははは えっへへ オイ マサル」
マサル「そんな大きい声出さなくても聞こえてるし」
赤石「ジュース全員分買ってこい マサル」
マサル「ぁ ウン あのお金は」
赤石「あ? この拳が一発100円な えーと?イーチ ニーィ」
マサル「オ オレが払うよ」
赤石「へっ」
笑う渋谷三中3年
マコト「オイ タケミチ」
タケミチ(そうだ マサル君はパシリだった 1個下のオレに見栄を張ってたんだ この後どうなるかも思い出した ビビった上に 頼みの綱を失ったオレらは)
マサル君が自販機でジュースを買う中、渋谷三中にリンチされる溝中五人衆
顔面殴られるマコト 顔面蹴られる山岸 腹パンされるアッくん 頭を抱えうずくまるタクヤは2人がかりで蹴られている 頬を殴られ腹パンされるタケミチ
渋谷三中3年「オイ 起きろ」
赤石「ぶぁっはっはっはっは」
タケミチ(半殺しにされる)
うずくまるアッくんを蹴り続ける渋谷三中3年 倒れて動かないタクヤの前で笑う明石 座り込んだタケミチの前にポケットに手を突っ込んだまま立ち塞がるキヨマサ 座り込んだ山岸の胸ぐらを掴んで殴る渋谷三中3年 倒れたマコトを椅子代わりにする渋谷三中3年
溝中五人衆「すみませんでしたぁ」
並んで土下座するタケミチとアッくん
キヨマサ「気合いもなんもねぇ ダサ坊がよ 不良語ってんじゃねぇぞコラ」
赤石「オマエら 今日から東京卍會の兵隊な」
渋谷三中3年「しっかり働けよ」
タケミチ(痛ってぇ)
涙を浮かべ地面を見つめるタケミチの目に滴る血あが見える。
身体を丸め、啜り泣く山岸 うつ伏せに倒れたまま動かないマコト 座り込んで泣くタクヤ
立ち上がるアッくん「痛って 大丈夫か?」
タクヤを気遣うアッくん
タケミチ(東京卍會 そうだ ここからだ いいようにこき使われる(両手いっぱいのスーパーの袋を持って走るタクヤと山岸) 地獄の日々(傷だらけで項垂れる4人と座り込んでキヨマサに顔を蹴られるマコト 喧嘩させられるタクヤ) コイツらも皆(夜の公園で傷だらけで座り込む5人) だからオレは 中学卒業と同時に地元から逃げた(卒業式の看板の横に立つマコト 山岸 タクヤ 3人に背を向け1人去っていくタケミチ 1人で暮らして バイトをはじめて(引越しバイトの金髪のタケミチ『ちんたらやってんじゃねーよ』『スミマセン』) でも何にも上手くいかなくて(食堂のウエイターの金髪で水色エプロンのタケミチ『こんな事もできねぇのかよ』『スミマセン』) コンビニ店員のベージュと白のカスケードストライプのシャツ 金髪のタケミチ『申し訳ありません』) 謝って 謝って (黒髪パンチのタケミチ ブルーのTシャツ) 謝って(黒髪癖毛の白地に赤のラグランTシャツ) 謝り続ける人生だった
タケミチ「っいっ っく っくそぉ っく」
地面に額を押し付けて呻くタケミチ
タケミチ(最悪だ 人生最後に 最悪の走馬灯
タケミチ「分かったよ神様 オレの人生クソだって言いテェんだろっ!! っぇ っく」
頭をあげ空に怒鳴るタケミチ
思い出のヒナ「花垣君はきっと 成功する」
タケミチ(…た…橘)
ニュースキャスター(男)「かねてより激化している東京卍會の抗争がついに無関係の」
タケミチ(東京卍會 そうだ 橘が死んだのは 12年後のアイツらのせいだ)
公園から出て行く渋谷三中3年7人にの後ろ姿
タケミチ「っ」
タケミチ(分かった所で オレには関係ない…か アレ? 橘って)
夜線路脇の道
タクヤ「痛って…」
マコト「大丈夫か?…タクヤ」
向かって左からタクヤ タケミチ マコトに肩を貸す山岸 反対側でマコトを支えるアッくん
マコトに肩を貸す山岸「オレが泣いたって言うんじゃねえぞ」
アッくん「っちきしょ」
5人の横を通り過ぎる電車白地に赤いライン(京葉線?)
マコト「腹減ったなぁ」
山岸「カツ丼食いてぇ」
マコト「口の中切れてて食えねぇよ」
立ち止まるタケミチ
山岸「タケミチ?」
アッくん「どうした? タケミチ」
タケミチ「悪りぃ オレ 行くわ」
アッくん「え? オイ 何処へ」
反対方向に走り出すタケミチ
渋谷10Q前
夜の道を走るタケミチ(橘って どんな顔してたっけ)
息が切れヒナの団地の前で立ち止まるタケミチ(此処だ)
ポストの苗字でヒナの家をを探すタケミチ
タケミチ「橘 橘 橘 あった」
部屋の前チャイムを押すタケミチ
ヒナ「ハイ あれ? 花垣君?」
タケミチ「あ うん」
タケミチ(この声 覚えてる)
ドアが開き、ピンクの突っ掛けを履いたヒナがドアを開ける
ヒナ「花垣君 また喧嘩ぁ? ダメだよ 喧嘩ばかりしちゃあ 先週もつまらない事で喧嘩したばかりじゃない 大丈夫なの?凄く痛そう 消毒はしたの? 凄く腫れちゃってる 絆創膏持ってこようか」
クリーム色のTシャツに水色のショートパンツ姿のヒナ
タケミチ「橘 日向」
ヒナ「ん?」
タケミチの頬を涙が流れる
タケミチ「あれ? なんで泣いてんだ オレ ごめん なんでもない 帰るよ」
ヒナ「花垣君!」
タケミチ「その ちょっと顔が見たかっただけだから」
ヒナ「ウソ なんかあった いつもの花垣君じゃないもん」
玄関から出たヒナはタケミチの顔を掴み正面から見つめる
タケミチ「へ?」
ヒナ「ちゃんと言って 君の事はなんでも知りたいの 彼女なんだよ バカ」
タケミチ「ごめん」
ヒナはタケミチから手を離し廊下の手すりから下を見る タケミチも横に並び外を見る
タケミチ(そうだ いつも怒られてばっかだった ちっちゃくて気が強くて)
タケミチ「ぐひっ…っひ…ぐひ」
ヒナ「バイバイ 明日学校でね」
帰り道
タケミチ(バイバイって明るい言い方が好きだyた そんな事もオレは クソっ)
公園
1人ブランコに座り黄昏るタケミチ
不良少年1「これで全部じゃねえだろ?」
不良少年2「ウソこいてんじゃねえよ」
不良少年3「飛んでみろよ」
公園の隅3人の不良に囲まれた制服姿のナオトは小さくジャンプした
不良1「まだ持ってんじゃねえかよお」
タケミチ「うっせえなぁ 人が感傷に浸ってのによぉ」
不良少年2「早くしろよ」
不良少年3「もたもたしてんじゃねえよ」
タケミチ「オイ うっせえんだよボケェ」
タケミチは不良少年2を殴り飛ばす
タケミチ「さっきからゴチャゴチャゴチャゴチャよお オレは今 最強にイラついてんだよ」
落ちていたビール瓶を割り残りの2人に向ける
「消えろ 殺すぞ」
凄むタケミチに2人は伸びてる仲間を背負って逃げていく
不良少年「ごめんなさい」
不良少年「失礼します」
ビール瓶を捨てるタケミチ
ナオト「あ あの」
タケミチ「ああ?」
ナオト「そんな所に捨てたら危ない…です」
タケミチ「ああ…ごめん」
ビニールに詰められた瓶が椅子の上に置いてある
ナオト「あ ありがとうございました」
タケミチ「だぁー」
タケミチ「いいか ああいうのを相手にする時は 度胸だ 殴られるのは覚悟しろ でも怯むな」
ナオトはメモ帳を取り出した
タケミチ「あ いや メモとか良いから とにかく立ち向かえ中途半端なヤツらは絶ッ対ェそれでビビるから」
ナオト「あ ハイ!」
タケミチ(度胸とか 覚悟とかオレの人生に足りなかったものばかりだ 「その オマエ名前は?」
ナオト「橘 橘直人です」
タケミチ「あ え? もしかしてオマエ橘の弟?」
ナオト「ああ 姉ちゃんならいます」
タケミチ「なあんだよ早く言えよ」
ナオト「もしかして姉ちゃんの友達ですか?」
2人並んでブランコに座るナオトとタケミチ
タケミチ(橘直人 そうだ12年後コイツも死ぬんだ)
タケミチ「オレ 花垣武道 タケミチでいいよ」
ナオト「ああはい 呼びませんけど」
タケミチ「姉ちゃん好きか?」
ナオト「え なんですか急に 好きじゃないです」
タケミチ「そうなの? なんで?」
ナオト「なんでって いっつもああしろこうしろって 偉そうにうるさいんです」
タケミチ「…そっか けどよ 姉ちゃんは大事にしろよ」
ナオト「ん?」
タケミチ「オレはオマエの姉ちゃんが大好きなんだ 好きで好きでどうしょうもないくらい好きなんだ 今日それを思い出したよ へへっ よく分かんねえ話だよな ぶっ飛んだ話だけどよ 2017年の今日 駅のホームから線路に落ちてさ 死んだと思って 辿り着いたのが中学生 12年前の自分になってた コレってなんて言うの?」
ナオト「タイムリープ‼︎!」
タケミチ「そう それそれ 長げぇ夢見てるだけかもしんねぇ けどさ」
タケミチは立ち上がる
タケミチ「きっと 神様が最後にもう一度橘に会わせてくれたんだ」
ナオト「…どういう事」
タケミチ「12年後の7月1日 オマエの姉ちゃんは死ぬ そん時オマエも一緒に死ぬんだ 2017年7月1日 この日を覚えとけ ナオト そんで姉ちゃんを守ってくれ なんてな 信じられる訳ねえか こんな話」
タケミチ(もしコレが現実ならオレは未来を変えたい アイツのこと 死んだって聞くまで忘れてたくらい 落ちるトコまで落ちてた この情けなさ やるせなさと悔しさを やり直したい)
タケミチ「頼むよ」
ナオトに手を差し出すタケミチ
ナオト「うん 分かった」
その手を握るナオト 瞳の中に閃光
ドクン
知らない天井の蛍光灯
ベッドから起き上がるタケミチ 黒髪癖毛に白地に赤のラグランTシャツにGパン姿
駅員「気がつきましたよ」
タケミチ「あえっと ここは?」
駅員「駅の医務室だよ 君はホームから線路に落ちたんだ」
机の上のカレンダーを見ると2017年7月4日火曜日だった
タケミチ(2017年7月4日 夢見てたか)
タケミチ「あれ? あんな状況で オレ助かったのか? ケガ一つしてねぇぞ」
ナオト「少し2人で話をさせて貰っても良いですか?」
駅員「ええ 彼が君を 助けてくれたんですよ」
タケミチ「へ?」
ナオト「お久しぶりです」
タケミチ「誰?」
ピンクのシャツにボルドーのネクタイ グレーのスーツの黒髪のナオトはタケミチのベッドの前で止まった
ナオト「橘直人です あの日 僕の運命を君が変えた」
タケミチ「え? あの日って っていうかオマエ 死んで」
ナオト「君はタイムリープしたんです そしてボクは生きながらえて タケミチ君を助けた タケミチ君はタイムリープした事で 今を変えたんです」
新宿駅 南口付近
タケミチのベッドの前のパイプ椅子に座るナオト
ナオト「タケミチ君12年前の今日 君は僕にこう言いました 〝この日を覚えとけナオト そんで姉ちゃんを守ってくれ〟 ボクは必死に勉強して警察官になった 姉を守るために」
タケミチ「じゃ じゃあ橘は」
ナオト「すいませんタケミチ君 姉は死にました 考えられる手は全て尽くしたんです でも でもっ ボクに協力してください 君なら 姐さんを救える」
タケミチ「オレが 橘を」
タイトルロゴ
「東京リベンジャーズ」
オープニング「Cry Baby」
脚本:むとうやすゆき
絵コンテ:田頭しのぶ
演出:玉川真人
キャスト
花垣武道(タケミチ);新 祐樹
橘日向(ヒナ):和氣あず未
橘直人(ナオト):逢坂良太
橘直人(少年 ナオト):平田真菜
千堂敦(アッくん):寺島拓篤
山本タクヤ:広瀬裕也
鈴木マコト:武内駿輔
山岸一司:葉山翔太
清水清貴(キヨマサ):日野 聡
赤石仁(レッド):宮下栄治
マサルくん:浜添伸也
不良:金子隼人
大家さん:八百屋 杏
中学1年:井上雄貴
女子A 石見舞菜香
女子B:首藤志奈
駅構内アナウンス:中村 桜
TVニュース:片山公介輔
駅員:早川剛史
総作画監督 大貫健一 太田恵子
作画監督 北原広大 迫江沙羅 小林ゆかり
作画監督補佐 興石 暁
メカ作画監督 福島秀機
原画 迫江沙羅 菊永智秀 飯田宏儀 古瀬登 高橋真一 小川智輝 中尾茜 半田大貴 池畠香純 安達祐輔 丹羽彩乃 松原江里 仁井宏隆 宮永あずさ
第2原画 片瀬敬信 甘原豆真 山崎梨楽
ライデンフィルム東京スタジオ 大場伊万里 安藤暢啓 長谷川亮太
ライデンフィルム大阪スタジオ 小梶慎也 黒田健司
ライデンフィルム京都スタジオ 國光奈々 彼未真由子 安原萌 紅谷希
ボンズ 和泉百香 佐野優月 新垣芙未可
WHITE FOX東京スタジオ
WHITE FOX伊豆高原スタジオ
TROYCA SILVER LINK. アニメアール
reboot
動画検査 安藤暢啓
動画 ライデンフィルム東京スタジオ
安藤暢啓 岩切佑希 浦田知希 上村広美 金子莉椰 木野瀬翔吾 謝羽涵 山﨑瑛二 劉奕妤 宮崎結希 横山優衣 伊藤麻耶
ライデンフィルム京都スタジオ
城戸瞳 榊原あす伽 藤井七海 中島佳奈子 丸田裕己 毛利緋菜多
reboot
色指定 庄司詩織
仕上げ 橋上あきら
reboot
特殊効果 古市裕一(BOSABOSA)
背景美術 KUSANAGI 小木曽宜久
美術統括 川本亜夕
背景進行 大川結加 前田紗希 竹村美音
背景協力 MAMHAI
THAO NGUYEN NGOC HUONG NGOC GIAU
原作との相違点
⚫︎タケミチが線路に突き落とされるシーンに犯人の呼吸音と手の描写が足されていた。
⚫︎渋谷についてすぐ渋谷三中の2年生を探しに行かず、マックに寄っている。その際タクヤが「腹減ったなぁ なんか食ってかない?」と発言しており違和感(原作の公式キャラブックでは食べるのが苦手と記載されていた為)
⚫︎タケミチが公園で思い出した東京卍會にいいように使われる地獄の日々が、補完。パシリにされるタクヤや山岸。高架下と思われる場所で跪き顔を蹴られるマコト その後ろに項垂れて立つタケミチ、山岸、アッくん、タクヤ。喧嘩させられるタクヤのシーン有り。
⚫︎公園から帰るシーンが原作ではタケミチが1人で電車に乗り帰るところ、溝中五人衆と途中まで一緒に帰って来ていたが、思い立って引き返している。
変更部分
⚫︎原作では車に10円傷をつけたのはタケミチ自身であるが、アニメでは少年達が行っていた。
⚫︎タケミチのはじめの回想シーンの山岸が「なんでオマエがモテるだ」の台詞がアニメでは「マジでよー なんでオマエなんだ」に変更。
⚫︎原作では渋谷三中に向かう際マコトに今週のマガジンのグラビアを見たか聞かれた山岸が「もうシコシコしたし」発言が無くなりまし「ヤバかったなぁ」に変更。
⚫︎原作ではタクヤが電車を降りてすぐに「本当に今日行くの?」と焦った様子であったが、アニメでは他の面子と同じようにはしゃいでいた。
⚫︎原作ではナオトを助けた公園で割ったビール瓶は捨てたまま、ナオトも特に言及無しだが、アニメではナオトがそのまま捨てたら危ないと注意し、キチンとまとめ
⚫︎タケミチがナオトに公園で自己紹介する際「オレ花垣武道、タケミチでいいよ」と言うのに対し「もしかして姉ちゃんの友達ですか」と返している所、「ああはい、呼びませんけど」と付け加えられている。
⚫︎ナオトが姉ちゃんを好きじゃない理由が原作では「え?嫌いですよ 自分の姉ちゃん好きな奴いませんよ」から「いつもああしろこうしろって偉そうにうるさいんです」に変更
⚫︎ナオトにタイムリープを告白した際未来を変えたいと思うタケミチの心の声の「アイツの死をテレビの前で見るしかなかった」を「アイツのこと死んだって聞くまで忘れてたくらい 堕ちるとこまで堕ちてた この情けなさ」と変更

