今回レビューするのは「Devil May Cry」です。
今ではシリーズ化もされ、ナンバリングは4まで出ているカプコンのアクションゲーム。
今回はその第一作目のレビューをしていきます。
※ネタバレ有り
ストーリー★★★★☆
あらすじは探偵業の裏で悪魔狩りをしていた主人公に1つの依頼が来るところから始まる。
舞台はヨーロッパにありそうな古城で、先に進む程主人公の過去や依頼人の目的が明らかになっていく。
舞台背景的にも洋画っぽく作ってあり、主人公も感情移入しやすく、とてもわかりやすい。
ただ演出で串刺しにされても死なない癖に、雑魚の体当たりで死ぬ主人公は少し不可思議。
そしてなんといってもストーリーが短い。
周回プレイ前提で作られているのか、慣れるとノーマルなら半日でクリア出来る程短い。
アクション★★★★☆
筆者は初めてこのゲームをやった時に、こんな綺麗な映像でこんな派手に戦えるとは、とかなり衝撃を受けた。
武器は基本剣と銃なのだがアクションは実に多彩で、武器ごとに技のようなものがあり敵が吹っ飛びまくる様は実に爽快感がある。
武器も剣と銃だけでなく、格闘グラブやレーザーガンなど戦闘が単調にならない工夫が所々にある。
他にもゲージが貯まると悪魔に変身でき、そうなればほぼ無敵で暴れられて爽快感はさらに増す。
しかし操作が若干難しく、マップの使い回しが多い。
アクション得意な人なら全然許容範囲なのだが、なにせ回避、ジャンプ、武器切り替え、技等やることが多く操作が忙しい為アクション苦手な人にはついていけないだろう。
マップに関しては結構同じ所を往復させられ、後半は雑魚も強くなるため若干面倒になる。
総評★★★★☆
さすがはアクションゲームのカプコンと言った所か。
正直筆者はこのシリーズのファンである。
複雑な操作だが爽快感があり、ストーリーもわかりやすい。
そもそも敵を空中に打ち上げて銃で撃ちまくるなんて事が出来るゲームは他にはそうないだろう。
しかし誰にでも勧められるかと問われれば正直微妙。
筆者も慣れるまでは何度も死んだし、人によっては勝てないボスもいるだろう。
筆者の好きなゲームは主にアクションゲームの為、必然的にやっているゲームはカプコン製が多い。
今ではモンスターハンターシリーズで動かぬ地位を得たカプコン。
しかし今ではコンシューマーゲームそっちのけで儲かるソーシャルゲームに力を入れている様で、今後このような衝撃を与えてくれる作品を制作してくれる可能性は薄いだろう。
