数ヶ月前まで、家庭教師のアルバイトをやっていました。
大学二年生から始めて大学四年生になるまでの二年間、7人ぐらいの子を教えてきましたが、
当然、それぞれ個性があって、勉強ができる子もいればできない子もいました。
その中に、数学が非常に苦手な中学生がいて、
しょーもないミスをしては僕を怒り狂わせていました。
同時に、どうやって教えれば理解してくれるのだろうか・・・と僕を悩ませていました。
ある日、彼を教えていた時、彼は「0×9=9」のようなミスをしました。
これについてはもうすでに10回以上説明していたので、いつものようにブチ切れそうになりましたが、
その日は気まぐれで、ひたすら褒めて自信をつけさせてみることにしました。
「まったくちゃんとやんないとダメじゃないか。お前の才能は確かに凄いけど、それだけじゃだめだよ。」
「いいか、お前の才能を100とするよな。でも、お前は努力をしてないから努力は0だ。」
「100×0は何になる?」
すると彼は自信満々に答えました。
「100!」
僕が世の中、諦めが肝心だと悟ったのはこの時からです。
という話を東大生の先輩にしたら
「はははっ。(笑) 100 × 0 = 1 だよな。」
と言われました。
僕が日本の将来に対して不安を抱き始めたのはこの時からです。
そして、このような場合どっから突っ込んであげればいいのでしょうか?