結束バンド | 言いたい放題、言いっぱなし

結束バンド

ケーブルバンド、結束バンド、ケーブルタイ、インシュロック、コンベックスとか呼ばれていますね。一般的にナイロン製の商品が一般的ですが、一部ステンレスも有ります。

 

電気工事業界だとインシュロック(ヘラマンタイトン製)と呼ぶのが一般的なようです。

 

100均でも売っているし、ホームセンターでも高いのと安いので随分値段違うけど何が違うのという疑問がネット上で散見しています。

数々の結束バンドを使用してきた私の経験としてお答えできるのは

【安いものは安いなり】

 

特に150mm以下の短くて細い商品では差が出ます。

違いはロック部の爪です。

安い商品はここが弱いので強く引っ張ると壊れます。

ヘラマンタイトン

パンドウィット

芝軽粗材

などの工事現場で一般的に使われているメーカー(他にも良いメーカーはたくさんあります)の商品では値段は100均に比べて倍以上することも有りますが強度が違います。

 

ただし、紐の部分は素材そのものはコスト差が出にくいのでそこの強度にはあまり差が有りませんが、100均の商品はしなやかさなど使いやすさには気を配っていませんので使いにくいものも有ります。

 

耐候性のものは大体10年くらい屋外で紫外線に晒していても保ちます。

紫外線を浴びない暗所であれば耐候性を謡っていないものでも20年とかもっと昔に施工された結束バンドも機能を保持しています。

 

結論

【屋外で強度が必要な場所で使用するならメーカー品の高くて太い結束バンドを使用するべし】

 

特に落ちたら危ないものなんかはちゃんとしたものを使いましょう。

逆に言えば外れても危険がないものは安い100均で十分ですよ。

長さが100mm以下の奴は壊れやすいですから、強度は期待しちゃだめです。

200mm以上であれば100均でもそこそこの強度はあります。

逆に言うとメーカー品で300mm以上は道具を使わなきゃ破壊不能です。

 

皆様、用途によって結束バンドを楽しんでくださいね。

 

注1

ステンレス製の結束バンドは、厚みと留め具の構造により強度に差が出ます。

物によっては、ナイロン製の方が強かったりしますし、薄いステンレスはハサミで切れますのでご注意ください。

 

注2

工事関係者には、耐候性=黒と誤解している人もいますが必ずしもそうではないのでご注意ください。他の色でも耐候性はあります。