登山男性クマに襲われ不明 北海道・羅臼岳
このニュース概要
14日午前11時10分ごろ、羅臼岳(標高1661㍍)の斜里町側を通る登山道で、男性1人がクマに襲われる事故が発生した。羅臼岳には当時少なくとも40人以上が登山をしていた。同日午後6時現在、登山客の救出活動が続いている一方で、クマに襲われた男性の安否は分かっていない。
斜里署などによると、現場は標高約550㍍付近で「友人がクマに襲われ引っ張られていった」と登山客から110番通報があった。
2人はともに20代で、下山中に先を歩いていた男性が、クマに襲われ、やぶの中に引きずられていったという。通報した男性は救助された。
通報を受け、二つある羅臼岳への登山道を封鎖。斜里町は午前11時30分に対策本部を設置した。現在、登山客の安全確保を優先して行っている。
羅臼町はホームページで発表。緊急速報メールを発信するなど注意喚起した。
羅臼岳では12日にも岩尾別登山道で、登山客が至近距離でクマに遭遇し、つきまとわれる事案が発生し、環境省などが注意喚起を行っていた。
斜里町は7月以降、人間を恐れないクマがたびたび目撃されているとして、注意を呼び掛けていた。
羅臼側の登山道近くの羅臼温泉野営場は、現場から離れていることから通常営業。中標津署員らが巡回し、利用客や管理者に注意を促す姿が見られた。午後5時までに33組が利用していた。4年前から野営場の管理に携わる西山修次さん(78)は「羅臼岳で人が襲われたのは初めて。襲われた人は無事だろうか。原因は何だろう」と話した。
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爺さん:斜里町に住んだことがある。
当時の仕事柄、岩尾別温泉の木下小屋の管理人さんの案内で羅臼岳にも上ったことがあるが、いわゆるヒグマの生息地(クマの縄張り内)であり、登山道にはトイレは設置されていない。登山口には、「携帯トイレ回収」ポイントがある。
昔は、どの山でも山中で生理現症を催すと登山道近くの草むらで用をたす所謂「野ぐそ」が普通であった。登山者が増えると、自然破壊にもつながるし、便の臭いが熊の鼻腔をくすぐるのである。
今は、登山制限もないようであるが、ルールとして「携帯トイレ」の使用が呼びかけられている。
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爺さん:羅臼岳では12日にも岩尾別登山道で、登山客が至近距離でクマに遭遇し、つきまとわれる事案が発生し、環境省などが注意喚起を行っていた。
斜里町は7月以降、人間を恐れないクマがたびたび目撃されているとして、注意を呼び掛けていた。
とあるが、登山の途中、背負っている荷物を途中で岩陰などに置いて、下山途中で回収する人もいるらしく、荷物の中の「食べ物」があらされることがあったとも聞いている。
大便の最中に熊に襲われたらさまにならない。携帯トイレに用をたすときも、仲間で交代で見張る用心が必要である。
人間を恐れなない所謂「人慣れクマ」の仕業である。人間の大便の臭いか、食料の臭いが熊を誘ったと推定される。
今朝の再捜索で、現場近くに血のついたシャツ等が発見されたとニュースで流されていた。
この熊は、「人間の血の味」を覚えたはずだ。行政も対策本部を立てて対策中のようだが、この熊は「駆除」しないと、大惨事につながる心配がある。
対策にあたっている役場の職員やハンターの皆さんや警察官の皆さんの御労苦が思いやられる。充分に気を付けて活動するよう願っている。
いずれにしろ、これからきのこシーズン、山に入る人も増えるだろう。
改めて熊の恐ろしさを再認識して欲しい。
