町内会活動についての一考察
超高齢化、少子化社会を迎え、町内会活動の範囲は広がるばかりです。その町内会活動は、金銭的(貨幣価値的)にどの位の価値があるだろうか。まちづくりや不動産鑑定等環境評価などでその効果を貨幣換算できない時に使う「ヘドニック法」をヒントにすると、町内会の活動の価値は以下のように考えることができます。
町内会活動は
助け合いや交流があり、安心なコミュニティ(防犯、防災、通学路の見守り等の交通安全)、さらにごみ集積所の管理や地域清掃植、花植え等、高齢世帯の見守り・訪問活動等々不動産価格が周辺地域に比べ1,000円/坪高いと仮定します。
その時の町内会の活動が生み出す価値は、60坪会員の住宅平均坪数)×1,000円/坪×300世帯=1,800万円
となります。 (アドバイザー酒本 宏 氏 講演資料抜粋参照)
我が町内会の諸活動は会長以下事業部長、副部長等の役員は無報酬のボランティアで活動しております。
前記ように目に見えない付加価値を生んでいます。
豊平地区町内会連合会傘下は、我が町内会を含め、18の単位町内会が活動しています。
社会構造の変化より、住民意識の変化もあり、役員の担い手がいない。少数の役員がいくつもの事業部長を兼ねている実態が垣間見えます。
また、地域社会の奉仕役である民生・児童委員や町連社会福祉部(豊平地区社会福祉協議会)に付置されている福祉のまち推進センターの各単位町内会の福祉推進員も人材不足である。
一方、保護司、青少年育成委員、交通指導員等々のなり手が少なく、地域や町内会の維持基盤が揺らいでいます。
一部の町内会では、会長以下役員に有償のボランティアに切り替えています。
また、民生・児童委員には若干の交通費・通信費が支給されていますが、重要な特別職の国家公務員として有給制にすべき次期に来ていると思います。ここも人材不足が顕著である。
但し、表彰制度は確率されています。
異例ですが、推進員は全くの無償ボランティアで、表彰制度も全くありません。
現在、市・区社協と「表彰制度」を導入について要望しているが、実現の気配が見られない。
福祉推進員も本来は、身分保障と有償化も実現することが望ましいが、せめて、表彰制度の導入を急いで欲しい。
爺さんも民生・児童委員をやっていたので知識があるが、福祉推進員は、下手な民生委員よりも活動している。
いつまでも、表彰制度もない福祉推進センターの運営を放置、見て見ぬふりで改革しないのなら、地区推進センターを解散・廃止し、福祉のプロと自称してやまない、民生・児童委員の活動にお任せしても良い。
また、保護司も成り手がなく地域の更生保護活動に支障を来しております。
やはり、前記した仕事に奉仕している皆さんは、いずれも高齢となっています。
登下校時の児童の見守り活動をしてくださる「交通指導員」も必要な装備品の支給も途絶え、自己負担で賄っている現状あり、あと数年で制度の維持が瓦解、消滅の危機を迎えています。
もう、こうした無償ボランティアは成り立たない時期に来ています。交通指導員も1回街頭に出て最低限1単位1,000円程度は金銭保障すべきと思います、表彰制度はあります。
我が町内会も他の単位町内会の有償支給制度を参考に、有償化を検討すべき時期に来ていると思う。
目に見えない付加価値1,800万円も生みだしているのですから。
「来年の話をすると鬼が笑う」とか。今年は、鬼が泣きっぱなしだ!
社協の石頭諸君 鬼の芽にも涙

