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    小寒とは? 2024年の小寒は

小寒は二十四節気のひとつで、寒さが厳しくなる頃。小寒には、寒中や寒稽古など、おなじみのことばがたくさんあります。

 

 2024年の小寒は、1月6日から1月19日です

 

今の時期から大寒に向かって寒さが厳しくなってきます。

 

 毎年1月5日頃~1月19日頃にあたりますが、日付が固定されているわけではありません。二十四節気は季節の移り変わりを知るために、1年を約15日間ごとに24に分けたものですが、太陽の動きに合わせて1年を24等分して決めるので一定ではなく、1日程度前後することがあるからです。

 そのため、小寒といっても、小寒に入る日を指す場合と、小寒(二十四節気の第23)から大寒(二十四節気の第24)までの約15日間をいう場合があります。

 

 小寒は「しょうかん」と読みます。小寒は、寒さがまだ小さいという意味ですが、寒さが極まる少し手前で、これから本格的な寒さを迎える時期。一年で最も寒い「大寒」に向かっていきます。
 
 小寒の初日を「寒の入り(かんのいり)」といい、小寒と大寒のおよそ30日間(1月6日頃から2月3日頃まで)は「寒」「寒中」「寒の内」と呼ばれる最も寒さの厳しい時期。

 

この時期に寒さをいたわる手紙が「寒中見舞い」です。
 
 二十四節気では、小寒の前は昼の時間が一年で最も短い「冬至」で、小寒の次は一年で最も寒さが厳しい「大寒」となります。

 

小寒や寒中の過ごし方、風習

 

 寒に入ると、水もいっそう冷たくなり、川や池の氷も厚みを増してきます。気温が下がるだけでなく空気も乾燥しているので、風邪やインフルエンザ、新型コロナ、アデノウイルスも流行しやすい時期です。体調を崩さないよう気をつけてください。

 

 この時期に寒さをいたわる手紙が「寒中見舞い」です。また、年賀状は松の内(1月1日~1月7日。地域によっては15日まで)に出すものなので、松の内を過ぎたら「寒中見舞い」として送ります。

 

 冒頭に「寒中お見舞い申し上げます」としたため、寒さが厳しい時期ならではの相手の健康を気遣う言葉を添えましょう。自分が喪中のときに年賀状をくださった方への返信や、喪中の方へのご挨拶も寒中見舞いを活用するとよいでしょう。ただし、いずれの場合も、余った年賀はがきを使うのはNGです。

 

 寒くて動くのが億劫になりがちですが、昔から寒の内に身体を鍛える習わしがあります。「寒稽古」、「寒中水泳」など寒の時期に鍛錬すると心身共に向上するとされたためです。三味線や長唄などの芸事でも、この時期の練習は身につくといわれ、「寒復習(かんざらい)」、「寒声(かんごえ)」、「寒弾き(かんびき)」などと呼ばれています。

 

 小寒の時期には、1月7日に「七草粥」を食べて無病息災を願う風習があります。春の七草のセリ、ナズナ(ぺんぺん草)、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)。

 

 そして、1月11日には鏡開きをして「鏡餅」をいただき、1月15日の小正月には「小豆粥」を食べます。

 

 寒の時期には、寒い時期ならではの食文化もみられます。

 手が切れるほど冷たい「寒の水」は、清らかで霊力もあると考えられ、厳しい寒さで雑菌も繁殖しにくいため長期間腐らないと言われ、汲み置きをして薬や料理に使う家もありました。

 寒の水でついた餅を「寒餅」といいます。

「寒仕込み」の酒、醤油、味噌などは、寒の水で雑菌も繁殖しにくいうえ、発酵もゆっくり進むので、味に深みが出ると珍重されるようになりました。

 

 その他にも「寒蜆(かんしじみ)」、「寒海苔」「寒卵」などがあり、寒の時期のものは上質で栄養価も高いといって昔から喜ばれています。

 

 12月~2月初旬に日本海側で水揚げされる天然のブリは「寒ブリ」と呼ばれ、産卵や越冬のために栄養をたっぷり蓄えています。脂がのった寒ブリを、刺身やブリしゃぶで食する。