福祉(幸福・しあわせ)の追求 生きる意味について、よくある七つの間違い その2   | dai4bunkuのブログ

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福祉(幸福・しあわせ)の追求

福祉のまち推進センターの運営目的探しにいろんな面から紹介しましょう!

 

出典:「生きる意味109」長南瑞生 著 1万年堂出版

 

生きる意味について、よくある七つの間違い その2

 

「成長するために生きる」 という考え

 

                         頑張って苦しみを乗り越え、

                           どこに向かって成長するのか

 

 人生論を読んでいくと、「生きるのは 成長するため」というものに出会います。

 

 例えば「人生は苦しみや悩みを通して成長するための学校のようなものだから、苦しみ悩みにも意味がある」

というものです。

 この「成長」というのは、大体において、肉体よりも内面的な成長、人格形成といったものです。

 ところが、少し考えると、何だかおかしいことに気づきます。

 

 せっかく生長しても、だんだん衰えて、最後は死んでしまいますので、「肉体の成長のために生きている」とか「健康のために生きている」のと同じで、その目的は達成できません。最期は必ず崩れ去ってしまいます。

 

 そこで、この問題を解決するためか、スピリチュアルなどでよくあるのは、死んでも何か魂のようなものが続くとして、生きるのは「魂を磨くため」「魂の成長のため」という考え方に行き着きます。

  

 それが肉体であれ、精神であれ、魂であれ、放っておいて成長するもののではありません。やはり、頑張ったり、努力したりする必要がありますから、「生きるのは成長するため」というのは「何も考えずに生きるために生きる」よりは、ずっと立派なことです。

  それは、「一生懸命生きる」とか、「ひたむきに生きる」「前向きに生きる」「プラス思考で生きる」「道を切り開いて進む」など、いろいろな表現でいわれます。

 

 では、そうやって、頑張って苦しみを乗り越え、生長するのは、どこへ向かってなのでしょうか。 

 

 確かに、一生懸命、何か目的に向かってひた向きに走っている人のほうが、のろのろ走っている人より魅力的です。

 

 ところが、そのひた向きに走っている人は、何のために走っているのかが問題です。

野球やサッカーなら、確かに素敵でしょう。

 

 しかしあなたの鞄をひったくって、捕まらないように前向きに一生懸命ダッシュしているとしたら、素敵でしょうか?最悪です。できるかぎり、のろのろ走ってほしくなります。

 

 一生懸命ひたむきに走っている姿だけ見たら素敵だと思いますが、一体どこへ向かって、どういう意味があって走っているのかが大事だということです。

 

 同じように、弁護士としての成長と聞くと、かっこいい感じがしますが、悪の軍団のお抱え弁護士として成長されても、一般庶民は困ります。

 

 科学者としての向上も、普通は期待したいところですが、目標が、安くて効果的な凶悪兵器の開発のためでは、困ります。人に迷惑な、変なものは作らないでほしいのです。

 

 ですから、ただプラス思考で、頑張ればいいのではありません。頑張って何をするのかという目的が、いちばんの問題なのです。

 

 究極的には、それが生きる目的なのですが、これまでのところ、ほとんど論じられていないのが現状です。

 

 目的地が存在しないのは、スピリチュアル系(※)でも同じです。

 

 例えば「魂の成長」を唱える、飯田史彦氏の説を聞いてみると、魂が成長していくと、どんどん苦しい試練がやってきて、最後は学校の卒業試験のような、最も苦しい試練がやってくるといいます。

 

 それを卒業すれば、また宇宙の別の場所で成長のための試練を受け続けます。

 

 一体どこに、そんな根拠があるのかと思ったら、よりどころは催眠状態の人の証言でした。なぜそれが根拠になるのか分からないので、ある程度教養のある人には一蹴されそうです。

 

 ですがここでは目をつぶって、なぜ宇宙のいろいろな所で試練を受け続けなければならないのか耳を傾けてみましょう。すると、かろうじて「宇宙自体が自らを成長させるため」と説明します。では最終的に、宇宙はなぜ成長したいのでしょうか?

 

 飯田氏はこう言います。

 

     なぜ、宇宙が「成長したい」と願うのかといえば、そこに理由などありません。

         「生きがいの創造」飯田史彦 PHP文庫。2012年

 

 

 これにはさすがの催眠状態の人も、答えられなかったようです。

 

 このように「魂の成長」説を、誠実に聞いてみたとしても、苦しい目に遭っても成長を求める理由や目的は、出てこないのです。これでは結局、意味も分からず苦しみ続けなければなりません。

 

スピリチュアル(英: spiritual)は、ラテン語の spiritusに由来する用語で、霊的であること、霊魂に関するさま。英語では、宗教的・精神的な物事、教会に関する事柄、または、神の、聖霊の、霊の、魂の、精神の、超自然的な、神聖な、教会の、などを意味する宗教形態

 

 飯田 史彦 は、日本の経営学者、コンサルタント、スピリチュアル・カウンセラー、精神世界・スピリチュアル系の著作家、講演家、音楽療法家。専攻は人事管理論、企業文化論、経営戦略論。「いのち作家」を名乗っている。福島大学元教授。広島県竹原市出身。

(出典:Wikipedia)

 

爺様:次回は「誰かのために生きる」という考え  を紹介します。

 

 クリスマスが過ぎ。札幌の小学校は今日から冬休みみ入ります。

 爺様は。これから旭小学校のスクールゾーン実行委員会の会議に出席する。

明日は、女房のがん検診(CT検査)と今後の診療計画のカンファレンスである。