心に染みる秋の短歌
秋を読んだ短歌は、たくさんあるが、爺様の好きな歌
夕月夜 心もしのみ 白露の 置くこの庭に
こおろぎ鳴くも
月が浮かぶ夕暮れ、心がうちしおれてしまうほどに、白露の降りた庭の草木の陰で、こおろぎが鳴いていることだ
万葉集に収録されています。夕月夜とは月の出ている夕暮れ時のこと。
和歌でいうこおろぎは、秋の虫全般を指します。
白い露が降り立った秋の夕暮れは、それだけで寂しいものなのに、虫の鳴き声がいっそう心に
しみて、心がたわんでしまいそうになる、という風情のある一首です。
作者の湯原王(ゆはらおう/ゆはらのおおきみ)は奈良時代の皇族で、天智天皇の孫です。
爺様:
朝の清掃の時間非舗装の中通の草わらの端を歩くと、雀の集団が草刈りをした後の草むらで集団で餌探しで騒いでいる。
雀が飛びたつと、こおろぎが鳴きだす。朝露もあり、落ち葉も増えて、秋の風情が濃くなってきている。
一時期、雀の姿が減ったというニュースを耳にしたが、家族が増えだしたのだろうか。昔は、古民家の軒下などに雀の巣造りを目にしたが、大都会札幌は、コンクリートジャングルで、マンション・アパート・商業ビルだらけで、可哀想に思う。どこで巣造りして、どう冬を越すのか。豊平川の河川敷の林なのだろうか。

