爺様の話 坂村真民さんの詩集から | dai4bunkuのブログ

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坂村真民さんは、詩集「二度とない人生だから」の著の あとがき の中で

道元禅師の「修証義」(しゅうしょうぎ)ぼ冒頭を引用し、

 

 「人身(じんしん)うることかたし、仏法あうことまれなり。いまわれらの宿善のたす

  くるによりて、すでにうけがたき人身をうけたるのみにあらず、あいが

  たき仏法にあいたてまつれり。生死(しょうじ)のなかの善生(ぜんしょう)、景勝の生な

  るべし。

  景勝の善身をいたずらにして、露命を無常の風にまかすることなかれ」

とある。これは不朽の名文であり、名詩であるが、声に出して読まれたら「二度とない人生だから」という言葉の持つ深さが、さらにいっそうわかってくださると思う。

 

と、記しておられる。

  

三学

いかに生きるかを学べ

いかに愛するかを学べ

いかに死するかを学べ

 

 

あの人へ

共に苦しみ

共に生きる

これがあたしの

詩を作り

詩を配る

願いであり

行(ぎょう)である

未明混沌の空を

吹いてゆく風よ

伝えてくれ

生きる力を

無くしようとしている

あの人へ

 

 

爺様:

 

「三学」の 「いかに死するか」

 すなわち 「いかに生きるべきかを学べ」ということだろう。

今生に思い残すな、無となれ。日々一所懸命生きて死を迎えたい。そんな気がした。

 

「あのひとへ」の「生きる力を無くしようとしているあの人へ」

病気か何かだろうか。あるいは、人生に悩み、疲れた人を指しているのか分からないが、

 

 爺様夫婦に当てはめてみた。

 

共に苦しみ

共に生きる

助け合う願いであり、死するための行だろうか

 

口では言えない。風にこっそり伝えて欲しい。

肝臓がんと分かっても、共に苦しみ、共に生きようよ。

生きる力を無くさないでくれ。我妻よ。

 

そんな気持ちにさせていただいた。

(合掌)