イングランド・プレミアリーグ学 -10ページ目

イングランド・プレミアリーグ学

イングランド・プレミアリーグを色んな角度から分析していく学術的ブログ☆

フルアム9位




■対戦相手


 アストン・ビラ4位) 




■日付/場所


  2008/11/29   ビラ・パーク(A) 



■フォーメーション



FW       A・ジョンソン     ザモラ(~85)


MF  デイビス   マーフィー   ブラード   デンプシー


           

DF  コンチェスキー  ハンゲラン  ヒューズ  パントシル



GK               シュオーツァー

 

SUB:ズベルビューラー、ネブランド、グレイ、エトゥフ、

    ゲラ(85~)、ストール、カアリオ、


■結果



               DRAW  

  アストン・ビラ 0  -  0 フルアム


得点者  なし




■試合評価(最高10点)



攻撃 5


・ビラの圧倒的な攻撃力に圧され、あまり攻撃のチャンスはありませんでしたが、中盤ではブラードが動き回ってパスをつなぎ、マーフィーがバランスを上手く取っていました。


・FWのジョンソンとザモラが相手DFに上手く抑えられ、前線になかなかボールが入りませんでした。


・A・Jの鋭さもこの試合では影を潜め、両サイドのデンプシーとショーン・デイビスも終始守備に追われる時間が長くなりました。


・前節のリヴァプール戦と比べるとやや全体的に位置が深く、カウンター時に選手が上がってこず、守備を相当意識していました。


・後半の途中から少し相手が集中を切らし、中盤にスペースができはじめたのでザモラに良い形でボールが入るようになりました。


・ザモラのポストプレーは深く、相手DFはボールを取りづらそうでした。


・75分にはザモラが頭で落とし、デンプシーが右脚を振り抜きますが、GKの好セーブにあいゴールにはなりませんでした。


守備 8点


・今勢いに乗るビラに対し、危ないシーンもありましたが、最後まで集中を切らさずアウェーで無失点に抑えたことは高く評価出来ると思います。


・スピードのあるアグボンラフォールとアシュリー・ヤングに対してもコンチェスキーとパントシルが上手く対応していました。


・右サイドからのクロスを何度も放り込まれるシーンがありましたが、バリーやアグボンラフォールにもしっかりと対応し、GKのシュオーツァーが好セーブを見せるシーンもありました。


・中盤の守備でもブラードが動き回り、マーフィーが危ないところを消していて非常にバランスガ良かったです。




■注目選手


ジミー・ブラード…攻守に渡り豊富な運動量で動き回り、チームにリズムを生むことが出来る選手。視野が広く、足元の技術も優れているため、中盤からパスを散らすのが上手く、ゲームメーカーとしての能力が非常に高いです。この試合でもよくボールに絡み、攻撃を組み立てていました。



ダニー・マーフィー…中盤でバランスを取るのが非常に上手く、味方が開けてしまったスペースをきっちりと埋める、影の功労者です。試合ではほとんど目立つシーンはありませんが、その献身的なプレーはチームを大きく助け、ブラードの相棒としてはこの上ない存在と言っていいでしょう。この試合でも中盤に安定感を与え、相手の攻撃の芽を摘む動きを見せていました。




■今後の注目ポイント


・守備には安定感が見られるため、攻撃の方でザモラとアンドリュウ・ジョンソンが上手く活きてくればもっと上の順位を狙えるはずです。


・デンプシーとS・デイビスが試合中に高い位置でプレーできれば、攻撃にも厚みができ、得点ももっと増えるでしょう。




アストン・ビラ4位



■対戦相手


 フルアム9位) 




■日付/場所


  2008/11/29   ビラ・パーク(H) 



■フォーメーション



FW           アグボンラフォール


    A・ヤング                  ミルナー


MF    シドウェル      バリー     ペトロフ


           

DF  L・ヤング  ラウルセン  C・デイビス  クエジャル



GK               フリーデル

 

SUB:ショーリー、グザン、ヘアウッド、デルフォーネソ、

    ガードナー、サリフ、ザット・ナイト


■結果



               DRAW  

  アストン・ビラ 0  -  0 フルアム


得点者  なし




■試合評価(最高10点)



攻撃 6点


・前半は中盤を省略してロングボールを前線へ送るシーンがあり、アグボンラフォールのスピードで勝負している感じでした。


・インターセプトからのカウンターは鋭く、何度もフルアムのゴールを脅かしていました。


・アグボンラフォールが左サイドへ流れてボールを受けることが多いので、左サイドからクロスを入れる攻撃の傾向がありました。


・アシュリー・ヤングのクロスは非常に鋭く、中でバリーやシドウェルが合わせるというのがパターン化しているようです。


・前半はボールを支配し、終始優位な展開で試合を進めますが、決定的なチャンスを作ることは出来ませんでした。


・後半の立ち上がりはミルナーが右サイドを仕掛けて攻撃しますが、基本的にはヤングのいる左サイドが攻撃の中心になっていました。


・点が取れそうで取れないといった感じで、ずるずると時間だけが経過していき、結局オニール監督は選手交代を行わずに試合が終了しました。


・試合終了のホイッスルと共に、何も策を講じなかったオニール監督に対して、サポーターからブーイングが起こりました。



守備 7点


・ほとんどの時間ゲームをしていたため守備に追われるという試合展開にはなりませんでしたが、GKのフリーデルを中心に安定した守備をしていました。


・特に中盤の守備時のバランスガ良く、バリー、シドウェル、ペトロフの3人は非常にお互いを分かり合っている様に見えました。


・フルアムのゲームメーカーであるブラードやボールキープ力のあるザモラに対して自由にプレーをさせず、厳しい対応を見せていました。


・GKのフリーデルのパフォーマンスは非常に素晴らしく、75分に訪れた大ピンチも何とか切り抜けることができました。


・ラウルセンは非常に競り合いが強く、相手のロングボールをことごとく跳ね返していました。



■注目選手


アシュリー・ヤング…スピード豊かなドリブルと、クイックな切り返しで突破力のある左サイドMFで、この試合でも左サイドをドリブルで仕掛け、鋭いクロスをあげていました。




■今後の注目ポイント


・これで2試合連続の引き分けに終わったビラですが、試合内容に乏しく、得点をとってスッキリとしたいところです。


・サブの選手層がビッグ4と比べると薄さは否めず、監督も悩ましいはずです。






ロビーニョ



■チーム/出身地


  マンチェスター・C (08/09シーズン~)


  ブラジル (代表キャップあり)



■ポジション


  FW (1.5列目) 



■評価(最高★×5)


  スピード        ★★★


  テクニック       ★★★★★


  ボディコンタクト    ★★★


  キック精度       ★★★★★


  特徴


左右両足を駆使した変幻自在のドリブルと正確なシュートが最大の武器。

攻撃に関しては類い希な才能を持ち、相手のDFをあざ笑うかのごとくボールと戯れるようなプレースタイルは見ている側を魅了します。

一般的にボールを持ちすぎてチャンスを逸することが多々ありますが、ロビーニョの場合はボールを持ちすぎるぐらいがちょうど良く、相手を極限まで焦らしてからのパスやドリブルは相手に容赦のないダメージを与えます。

ゴール前でこそ冷静でボールをこねくり回すプレースタイルはどのリーグでプレーしても楽しませてくれます。




■期待される役割


・シティではもちろん攻撃の中心となり、得点を量産する事が期待されますが、それと同時にチームメイトを活かすプレーも期待されます。


・ビッグ4の時代を終焉させるためにはシティのロビーニョの存在が欠かせないでしょう。