08/09シーズン アーセナルVSマンチェスター・U  #59 | イングランド・プレミアリーグ学

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アーセナルのホーム、エミレーツ・スタジアムで行われた


アーセナル4位) VS マンチェスター・U2位



■スターティングメンバー


  アーセナル        マンチェスター・U


GK アルムニア (77:ファビアンスキ) GK ファン・デル・サール

DF サニャ                 DF ネビル (63:ラファエル)

   ギャラス                   ファーディナンド

   シルベストル                ヴィディッチ

   クリシー                   エブラ

MF ウォルコット              MF ロナウド

   セスク                    キャリック

   デニウソン (77:ソング)         パク・チ・ソン

   ナスリ                    アンデルソン

   ディアビ (86:トゥレ)             (72:ギグス)

FW ベントナー             FW ルーニー (77:テベス)

                          ベルバトフ



■試合分析


アーセナルは前節ストークにまさかの敗北。


ハルにもホームで敗れ、昇格組に弱いのでしょうか…


プレミア一綺麗なフットボールを展開するも、力強さや安定感に欠けるここ数シーズン。


若手の育成をチーム方針としていますが、そろそろタイトルを奪回したいところ。


ただもしこのユナイテッド戦に敗れれば早くも優勝争いから脱落する可能性も…


若いアーセナルはFWのファン・ペルシアデバヨールを欠いているものの踏ん張り所です。


一方のユナイテッドは出だしこそ躓いたものの、ここ最近は調子を上げており安定感も出てきました。


心配されたベルバトフルーニーと2トップを組むことによってチームにフィットし、結果を出すようになってきました。


この試合に勝ってライバルを蹴落とし、一気に首位を狙いにいきます。


試合は両チームとも落ち着かない雰囲気で始まりました。


開始早々にアルムニアがDFのバックパスを手で触ってしまいユナイテッドに間接FKのチャンスを与えます。


いきなりビッグチャンスを迎えたユナイテッドですが、ここは決めきれません。


ボールキープし試合をコントロールしていたのはアーセナルでした。


細かいパスを繋ぐアーセナルに対し、ユナイテッドは自分達のペースになかなか持ち込めません。


ユナイテッドもボールを支配しながらペースを掴んでいく方なので、少しぎくしゃくしています。


アーセナルが前半の15分までに左からのクロスと右からのFKでチャンスを作ります。


すると18分にはユナイテッドがアーセナルDFを完璧に崩し、ルーニーがフリーでシュートしますがこれをふかしてしまい絶好のチャンスを逃します。


徐々にユナイテッドがペースを掴み始めましたが、22分アーセナルの右からのFKがクリアされた所をナスリが綺麗なハーフボレーで先制点をあげました。


決定機を外した後だったっだけにユナイテッドにとっては悔しい失点となりました。


この試合で両チーム共に目立ったのは中盤での守備がいつも以上に効いていたことでした。


特にユナイテッドのアンデルソンとアーセナルのディアビはボール奪取能力に優れていました。


ボディコンタクトを嫌がらないアンデルソンの守備はアーセナルの選手にとって非常にやっかいで、ボールを奪った後もキープ力がありドリブルもできるというところがアンデルソンの良いところだと思います。


一方のディアビもストーク戦に続き先発起用され、この試合でも非常に良いパフォーマンスを見せていました。


足が長く独特なボールタッチはアーセナルの全盛期を支えたヴィエラを彷彿とさせます。


ボールを奪う能力が高く守備をしっかりとするので、攻撃に転じた時にもう少し素早い判断でパスを出すのかドリブルでいくのかを選択できればもっと良い選手になるでしょう。


これから非常に楽しみな選手の一人です。


前半は1点差でアーセナルがリードしたまま折り返し、試合は後半勝負となります。


すると後半に入ってすぐにアーセナルがこの試合一番の攻めを見せます。


48分セスクが上手く抜け出し、ナスリへパス。


ウォルコットのおとりによってナスリがフリーでこのボールを受け、右脚を振り抜いて追加点をあげました。


ナスリはこれでこの日2点目、苦しい試合でこそ得点をとれるのはスターの証です。


そのキック精度は確かにジダンの後継者と呼ぶにふさわしいかもしれません。


アーセナルが追加点をあげて闘志に火がついたユナイテッドは、49分パク・チ・ソンの綺麗なクロスをロナウドがフリーで合わせますが、これはゴールの左に外れてしまいます。


その後も勢いに乗るユナイテッドはアーセナルゴールを脅かすシーンを何度も作りますが、ゴールまでは遠い日となってしまいました。


ユナイテッドは63分ネビルを下げて攻撃的なラファエル・ダ・シウバを入れ、より攻撃的な姿勢をとります。


アーセナルも77分ウォルコットを下げてソングを入れ、ケガをしたアルムニアを下げてファビアンスキを入れます。


守備気味になったアーセナルをユナイテッドは攻め立てますが、最後のところでアーセナルの守備陣が踏みとどまりました。


アーセナルは86分ディアビを下げてトゥレをいれ、完全に守備を固めて勝ちきる姿勢をとりましたが、90分にユナイテッドの怒濤の攻撃からラファエルに1点を返されてしまいました。


ロスタイムが6分と異例の長さでしたが、若きアーセナルが勝ちにこだわった結果2 - 1で赤い悪魔を退けました。


ここ最近嫌な流れだっただけにユナイテッドに対し勝利できたことは今後大きな意味を持ってくるでしょう。


ベンゲル監督は嬉しすぎて小躍りをするほどで、更迭の噂も一気に吹き飛ばしました。




■結果


     WONキラキラ               LOST

  アーセナル 2  -  1 マンチェスター・U


得点者 22分、48分 ナスリ      90分 ラファエル