08/09シーズン アストン・ビラVSミドルズブラ #58 | イングランド・プレミアリーグ学

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アストン・ビラのホーム、ビラ・パークで行われた


アストンビラ5位) VS ミドルズブラ8位



■スターティングメンバー


 アストン・ビラ       ミドルズブラ


 GK フリーデル           GK ターンブル

 DF クエジャル           DF J・ホイト

    C・デイビス              ポガテズ

    ラウルセン              リゴット

    ショーリー (70:ヘアウッド)    テイラー

 MF レオコーカー          MF アリアディエール

    シドウェル               D・ディガール

    バリー                 オニール

    ミルナー                ダウニング

    A・ヤング            FW トゥンジャイ

 FW アグボンラフォール         A・アウベス (88:アルカ)




■試合分析


ビラは前節ニューカッスルに嫌な負け方をしてこの試合に臨みます。


メンバーを固定して、コンビネーションを高めて戦うのがオニール監督が目指す戦い方ですが、ニューカッスル戦では選手達に疲れが見えました。


この試合はシドウェルが初スタメンとなり、カリューがケガのためメンバーには入りませんでした。


一方のミドルズブラは攻撃に良いアクセントをつけてくれるトゥンジャイがケガから復帰しました。


アフォンソ・アウベスとのコンビネーションに注目してみたいと思います。


さらに右サイドバックのジャスティン・ホイトも復帰し、サウスゲイト監督にとっては心強いはずです。


前半立ち上がりはどちらも落ちついた立ち上がりを見せます。


ビラはアシュリー・ヤングアグボンラフォールのスピードを活かした攻撃を仕掛け、アシュリー・ヤングが2度ほどドリブルで仕掛けチャンスを作ります。


しかし、ビラの良い時の流れるようなパスからの崩しはあまりありませんでした。


ミドルズブラは前線のアフォンソ・アウベストゥンジャイにボールが入らない時間が続きますが、右サイドのジャスティン・ホイトがオーバーラップを見せた時には良い形となります。


もしビラの左サイドにアシュリー・ヤングがいなければもっとホイトは攻撃参加をする事ができたかもしれませんが、ヤングのスピードをケアしてあまり上がるシーンはありませんでした。


攻めあぐむビラに対してミドルズブラが徐々にペースを掴み始め、34分に左サイドのダウニングが入れたクロスをトゥンジャイが決めて先制します。


ビラのDFショーリーが目測を誤ってボール処理をミスしてしまったところを、トゥンジャイが抜け目なく決めたシーンでしたが、トゥンジャイらしい得点となりました。


先制点を奪われたビラでしたが、その後すぐに追いつきます。


37分A・ヤングアグボンラフォールが続けざまにシュートを放ち、左へこぼれたところをもう一度中へ折り返して、最後はシドウェルがヘディングで押し込んで同点となりました。


ビラの爆発力が一瞬発揮されたシーンで、シドウェルが良いところにいたということもありボロの選手達は何もできませんでした。


すぐに追いつかれてしまったボロですが、この試合は中盤の組み立てもスムーズで、前半終了間際には見事なパス回しから面白い攻めを見せます。


逆に言えばビラの中盤でのプレッシャーが弱かったということですが、レオ・コーカーが疲れのせいか元気がありません。


攻撃もA・ヤングからのクロスとワンパターンで、多様な攻撃を見せるミドルズブラに圧される時間が増えます。


前半は同点で折り返し、後半に入ります。


後半に入るとA・ヤングアグボンラフォールがより積極的にドリブルで仕掛ける姿勢を見せますが、基本的にはそれ以外の攻撃パターンが無く、それが止められると攻撃の手がありません。


カリューが前線にいればサイドからのクロスも非常に有効なのですが、アグボンラフォール一人ではカウンター以外の攻撃は少し厳しかったです。


それでも59分バリーが折り返したところにミルナーがシュートを放ちますが、これはGKに阻まれ逆転弾とはなりませんでした。


追加点のとれないビラは、70分ショーリーを下げてヘアウッドを入れます。


オニール監督の選手交代は負けている時や同点の時は守備を削って攻撃の数を増やし、積極的な攻撃姿勢を示しますが、交替カードにもう少し強力な選手がいればもっと良いチームになると思います。


ヘアウッドも決して悪い選手ではありませんが、ちょっとワンパターンな気もします。


右サイドをドリブルかクロスで崩せる選手が控えにでもいればいいのですが…


一進一退の攻防を見せながらもミドルズブラが攻めに転じた時の方が得点の臭いがしました。


82分にはディガールが放ったミドルシュートをGKがこぼし、アウベスがつめますがイージーなミスをして外してしまいます。


アウベスはボールの捌き方などがまだプレミアにはあっていないような気がします。


ボールを少しDFにさらしすぎで、足先でつつかれてボールを奪われるシーンが多いです。


体も強く、足元も上手いと思うのでもう少し体を上手く使ってボールをキープするなり、ターンするなりを心がければもっと良い働きができるのではないでしょうか。


83分決定的なチャンスを外したアウベスが下がって、守備的なアルカが入ります。


サウスゲイト監督はアウェーで勝ち点1でも良いという判断でしたが、一人虎視眈々と追加点を狙っている選手がいました。


88分シドウェルが味方との連携ミスからバックパスをミスし、それを逃さずトゥンジャイがニアサイドに決めて追加点をあげました。


予想外の得点となりましたが、こういうプレーがチームをのせるのだと思います。


まさにトゥンジャイらしい、トゥンジャイしかできないプレーでした。


ミスをしてしまったシドウェルは無念としか言いようがありません…


ビラは嫌な流れを引きずってまま次節はアーセナルとの対戦です。




■結果



       LOST              WONキラキラ

   アストン・ビラ 1  -  2 ミドルズブラ


得点者 37分 シドウェル      34分、88分 トゥンジャイ