08/09シーズン サンダランドVSニューカッスル  #43 | イングランド・プレミアリーグ学

イングランド・プレミアリーグ学

イングランド・プレミアリーグを色んな角度から分析していく学術的ブログ☆

サンダランドのホーム、スタジアム・オブ・ライトで行われた


サンダランド12位) VS ニューカッスル19位



■注目ポイント


・サンダランドのFW悪童コンビ、シセディウフの爆発に期待


・昨シーズン活躍したジョーンズがケガから復帰、試合出場はあるのでしょうか…


・ここまで19位と最悪のスタートを切ったニューカッスルはどういった戦いを見せるでしょうか


・激しさが特徴であるノースイースト・ダービーを制するのはどちらでしょうか!?


■試合分析


この試合サンダランドは期待通りシセディウフの2トップに、マルブランクリチャードソンホワイトヘッドドワイト・ヨークが中盤を構成するという形です。


気になったのはGKのゴードンがベンチにも入っておらず、ゴールマウスを任されたのはハンガリー出身のフロップでした。


ゴードンは一体どうしたのでしょうか、気になります…


一方注目のニューカッスルはFWに身体能力コンビのマルティンスアメオビが組み、中盤にはジェレミバットガスリーダフが入り、DFはベイコロッチーニテイラーバソングというメンバーでした。


前半立ち上がりからお互い激しく闘志をむき出しにします。


やはり伝統のあるダービーだけにサポーターの盛り上がりも半端なく、ワクワクする雰囲気が伝わります。


意気込みとしてはお互い引けを取らない形でしたが、しっかりと自分達の形を出しているのはホームのサンダランドの方でした。


シセディウフが積極的な動きを見せ、ギラギラした目でゴールを狙い、マルブランクリチャードソンがゲームを組み立てていました。


中盤の底に入ったヨークがチームに安定感を与え、ホワイトヘッドがタイミングの良い上がりを見せ、チーム全体としてバランスの良さが伺えました。


ニューカッスルがなかなか自分達のペースへ持ち込めない間に、20分マルブランクが右サイドからドリブルで中央へ切れ込み、シュート気味のクロスを入れると、そこへ見事に反応したシセが合わせて先制点をあげます。


サンダランドはマルブランクを獲得して本当に正解でした。


昨シーズンはジョーンズにロングボールを入れてからの攻撃が多かったため中盤を省略しがちでしたが、今シーズンしっかりと中盤でボールをキープしてくれる選手がいるのは良い意味で大きな変化をもたらしました。


そして得点をあげたシセは試合をこなす毎に徐々にですがコンディションを上げてきたようです。


まだまだ戦術的にはよくない部分がありますが、彼が持っている爆発力は期待せずにはいられません。


サンダランドはどんどんとDFのシンボンダがオーバーラップを仕掛け、中盤の選手もFWを追い越す動きを見せるなど、チームとしてまとまりのある攻撃を見せいていました。


一方でニューカッスルの方はマルティンスダフジェレミと個人能力ではサンダランドに引けを取らない選手ばかりですが、チームとしてのまとまりがイマイチ欠けているような感じです。


やはりオーウェンビドゥカがいないのはチームに大きな影響を与えているようです。


しかし、そんなニューカッスルも30分同点に追いつくチャンスを得ます。


左サイドのペナルティエリアのすぐ外でFKを得て、ジェレミがファーサイドに蹴ったところにアメオビが頭で合わせて同点とします。


ニューカッスルはワンチャンスをものにし、負けられない戦いを振り出しに戻しました。


その後はやはりサンダランドペースで前半は進みますが、マルティンスが一瞬の素早さを見せゴールを狙うなどニューカッスルも戦う意志を保ち続けていました。


前半はヒートアップした試合展開であっという間に時間が過ぎていきます。


後半に入り立ち上がりペースを掴んだのはニューカッスルの方でいたが、基本的な問題を解決したようには思えませんでした。


やはり中盤でもっとボールをキープしてくれる選手が欲しく、ダフがその役をするべきだと思いましたが、彼には全盛期のキレはありませんでした。


時たま見せるドリブルは少し期待を持てる独特なリズムを持っているので、チームの調子が良くなれば活躍が期待できるかもしれません。


サンダランドは流れを持って良かれそうなところを選手交代でしのぎます。


57分中盤でベテランの味を出していたヨークに代えて、楽しみなジョーンズを入れます。


この交代をきっかけに徐々にサンダランドペースになってくると、75分きれいなパス回しからディウフが抜け出そうとしたところをバットに倒され、ペナルティエリアのすぐ外でFKのチャンスを得ます。


前節まさかの両サイドのポストに嫌われるという不運に見舞われたリチャードソンがボールをセットし、慎重にゴールを狙います。


リチャードソンが蹴ったボールは弾丸のように速く、少し変化をしてゴールへ突き刺さりました。


さすがのギブンもこれには反応しきれず、ニューカッスルは逆転を許してしまいます。


監督のジョー・キニアは積極的にゴールを狙うためジェレミに代えて今シーズン加入したアルゼンチン代表のグディエレスを入れます。


グディエレスがサイドを突破したり、ボールをキープすることによってニューカッスルに攻撃のリズムができはじめますが、サンダランドはなんとかこの攻撃をしのぎました。


最後は暴行事件で注目されているバートンを出しますが、時既に遅くサンダランドがホームで貴重な勝利をあげ、ノースイースト・ダービーを征しました。


サンダランドはチームとして非常に良いまとまりを見せ、シセディウフ、更にジョーンズが復帰したこともありますますロイ・キーン監督が目指すサッカーが具現化してきそうです。


ニューカッスルは調子が悪いといってしまえばそれまでですが、伝統あるチームとしてもう少し頑張ってほしいです。


個人的には途中から入ったグディエレスがボールキープできるため、彼を先発で使いゲームをコントロールする役をやらせれば面白いと思いました。


■結果


         WINキラキラ            LOSE

    サンダランド 2  -  1 ニューカッスル



得点者  20分 シセ            30分 アメオビ

      75分 リチャードソン