サンダランドのホーム、スタジアム・オブ・ライトで行われた
サンダランド VS アーセナル
■注目ポイント
・今年の夏の積極的な補強によって獲得したFWシセとディウフを前節と同様に起用してくるのか。
・アーセナルはハル・シティに負けた嫌なイメージを払拭できているのでしょうか…
・ナスリの久々の先発はあるでしょうか。
■結果
サンダランド 1 - 1 アーセナル
得点者 86分 レッドビター 93分 セスク
■試合分析
サンダランドはなんと中盤の守備的な位置にドワイト・ヨークが先発。
注目のFWはシセのワントップで、悪童コンビは見ることができませんでした。
アーセナルはアデバヨールとファン・ペルシの2トップにウォルコット、ソング、セスク、デニウソンという中盤の構成で注目のナスリはベンチスタートでした。
前半からアーセナルがボールを支配し、サンダランドは自陣に深く引いて守り、アーセナルにパスを入れるスペースを与えないような戦い方でした。
この戦法はアーセナルが敗れたハルも行っていたもので、アーセナルはロイ・キーン監督の思惑通り攻めあぐんでいました。
しかもサンダランドにはスピード豊富なシセが前線でチャンスをうかがっているため、下手にインターセプトされると危険な状況で、何度かカウンターをくらうシーンがありました。
終始ボールをまわし続けるアーセナルでしたが前半はこれといったチャンスもなく終わり後半へと移ります。
後半に入ってもペースは変わらず、サンダランドは集中した守備によってアーセナルをゴールによせつけませんでした。
スペースの無いところではさすがのウォルコットもドリブルをさせてもらえず、ほとんど良い所がありませんでした。
一度ゴールラインギリギリの所で中に折り返しファン・ペルシがゴールへ押し込むシーンがありましたが、ラインを割ったという判定でノーゴール。
仕方なくベンゲル監督はドリブルの武器を捨てウォルコットに代え、高さを武器とするベントナーを投入しました。
ベントナーが入ってから何度かサンダランドのゴール付近へ侵入しますが、深く引く相手にクロスも縦パスもはじき返されてしまいます。
73分にはデニウソンに代えナスリが登場。
ナスリにボールを集めサンダランドのゴールへと襲いかかりますがGKのゴードンが立ちはだかります。
残り時間もあと僅かとなったところでキーン監督が動きます。
84分にこの試合守備面で貢献していたヨークに代えてユース出身のレッドビターを投入。
するとこの采配がドンピシャで当たり、86分にレッドビターが見事なミドルシュートで先制点をあげます。
交代してすぐの得点で、アーセナル相手にユース出身の選手が得点をあげたためスタジアムは大熱狂。
アーセナルは前節の嫌なイメージが頭を過ぎります。
86分にはソングに代えベラを投入しアーセナルは積極果敢に攻めますが、サンダランドの守備陣は集中力を切らしません。
ロスタイムに入りアーセナルはリーグ2連敗となるのかと思われた時、CKから小柄なセスクがヘディングで合わせて同点に追いつきました。
アデバヨールでもなくベントナーでもなくトゥレでもなくセスクが決めるとはさすがのサンダランドも予想外だったのかもしれません。
若き大黒柱の2試合連続ゴールのおかげでアーセナルは連敗を避けることができました。
ホームのサンダランドは悔しすぎる引き分けに終わってしまい、得点を決めたレッドビターは英雄になり損ねました。
しかしロイ・キーン監督はアーセナルから勝ち点1を取れたことで選手達に対して不満はないでしょう。