吾輩はエホである。(ウソ!)
なったつもりである・・
しかし、それにしても最近はエホであるというのも大変である。
というのも、野外奉仕で家々を訪ねても、研究生と話していても、何かとネットでの話題をふられて困る。
曰く「幼児虐待の裁判」だの「巨額の補償金」だの、「軍需やたばこ産業への投資」だなどと、我々本職のエホにまったく関係のないこの世の情報に毒されている連中が多いのだ。
そんな事を言われても、我らこの道ウン十年のエホ・プロが知らないのだから、そんなものは「背教者のウソ」に決まっているのだ。
第一、本当にそんなことがあったなら、毎週の集会や、雑誌やブロードキャストで組織は正直に告白するハズではないか。ハハハ
自分の周りで、そんなことは無縁だし、一部の不心得者も居るのかもしれないが、組織の全体を見て判断して欲しいものだ。ったくもう!
エホの組織は、まことに清くて美しく、サタンの世に漬かっている人々からすれば、ジェラシーでいろいろ言いたいという、そのやっかみの気持ちは分からないでもない。
だが、ほかならぬセーショの神であられるジェンノーのイホバの組織を悪く言うとは、ったく哀れな連中だ!ハルマゲドンが怖くはないのか?
吾輩はハルマゲがコワイ、コワイ・・それで今でもエホをやっとる次第なのだ。悪霊も信じておののいているからな、信仰ある証人はなおさらだ!
やっぱりハルマゲを通過するのが人生の最低限の目標なんだ。
エホしか生き残れないって聖書に書いてないけど、そういうことに違いないんだ!だって組織がそう云うんだぞ、間違いないっ!
んだから、ハイセキもコワイ、コワイ・・なにしろ、楽園に行けなくなるだろ、ハルマゲで滅ぼされるぅ~!
おっと、取り乱した・・ちょっとだけ (子供の時はナマハゲが怖かった)
まあ、ともあれ、エホの組織に入っていて、不定期でもなく、なにか隠れた罪など冒していなければ、将来は楽園での永遠の命が保証される・・ん、これはそんなに難しいことでもない・・あとは、聖書を自分で読んだりせず、解釈は統治体に固く付き従えばいい。自分で考えたらだめだ、それは傲慢なことだぞ・・「心を尽くしてエホに寄り頼む」とは自分で考えたら背教するということだ。
とにかく、エホもイエスも統治体に「すべてを委ねた」と学んだ瞬間から、統治体が自分の脳みそになってくれるから楽だ。ときどき変な事を言われているような気がするとしたら、自分の方を調整する「謙遜さ」が求められるときだ。「委ねた」のだから、責任は全部統治体がとってくれるに違いない。
トウチタイは嵐の中を歩く子供の手を引いてくれるトーチャンなのだ。
だから証人すべては自分で歩けない幼児のようにケンソンにならないと、サタンの世に迷ってすぐに野垂れ死にしてしまうんだぞ。世の中はな、そんなに恐ろしいところなんだぞ。サタンや悪霊がいっぱいのホラーゾーンだと思ってくれればいい。人間の半分くらいは元エホのゾンビか背教者だから、会衆だけが安全地帯といいたいところだが・・
だが、最近は奉仕で会う世の人やら、研究生が何かと組織の悪口を言うし、その内容がどれも似て来たのは気にはなっていたし、長いスパンで考えると、組織も随分変わってきた。
もちろん、神の兵車は常に改善に向かって激しく揺れ動いているのであるからな、多少の揺れを気にしていてはやってられないのだが、それにしてもカネを無心されるようになってきたものだ。
これからは金持ちを狙って奉仕しよう!貧乏人は組織への貢献がますます限られる。高等教育をすでに受けちゃってる人なら許されるし
ところで、この間、友人の長老と突っ込んで話したところ、世の人たちが見ているネットの世界では、組織の偽りの情報がたいへんな勢いで蔓延しているというのだ。
ネットでサタンの世の情報をのぞいた伝道者を責めいたぶり、罪を告発するのは内心たのしいのだが、そぉっとのぞいて見てごらん~もまた楽しいと言われ、スゲキを求めてちょろっと見たのだが・・・
それはそれはヒドかった!まるで証人の方が間違っているかのような情報ばかりで、まるで組織が幼児を狙う性犯罪者をかくまってきたかのように書いてある。かくまってない!密室だから証人が二人出るわけがない。それだけのことだ。
それにアメブロとかいうところでは辞めさせられた不可触証人だけでなくて、現役の証人までを装ったブログがいっぱいだ!
あれは背教者がなりすましているのに違いない。あんなにたくさんの記事を背教者はどうやって書いているのか不思議だ!
多分、ブログ記事の自動生成ソフトかなにかがあるに違いない。あんなに悪口を言われる筋合いなど吾輩の組織になどあるものか!
だから、この世の体制の神はサタンだという確信がふつふつと沸き上がったのだ。すばらしい証人の組織はどこでも集中攻撃を浴びるほど嫉妬されているのにちがいない!なにしろ、組織の中はレーテキ・パラダイスだからな。もう精神的には楽園が来ている!脳内パラダイス状態、お花畑なのだ!まあ、精々嫉妬したまえ。
しかしネットでは、まるで、本当に幼児の性虐待があったかのように、犯人とされる長老やシモベの顔写真まで掲載され、本当に被害者とされる人たちも経験を語るのだ・・
オーストラリアでは、本当に王立委員会とかなんとかいう公けの組織が、統治体のジャクソン兄弟から聴聞している場面まで精巧に作られていて、みんなまるで本物のように見える。
バーチャルリアリティーというやつだが、恐ろしい時代になったものだ。
JWのブロードキャストも似ているからウソだとすぐ分かるのだ!
惑わされてはいけない!と必死に自分に言い聞かせないと、もうちょっとで、こんなサタンの宣伝に引っかかるところだった。まあ、吾輩だから冷静さを保ち油断まく見張っていることができたが
サタンの世もここまでウソで塗り固めた架空のデマ情報をネットに本物のようにアップするとは、もう本当に終わりは近いに違いない。
吾輩が如何にして、それがデマ情報であることを見抜いたか!
少々高度だが、ここでその一端を披露しよう。
まず、セイレーに導かれる統治体のレットさまが、「小児性愛者の虐待が組織の中にあるなどというのは背教者のウソ」とはっきり言ってくださったことから推論し、組織の情報がいつも正しいのであるから、ネット上のものは本物ではないと「自己判断」できたのだ。すごいだろう?
だが、吾輩のように「高度なリテラシー」を兄弟姉妹が持つことは期待できぬ。
だから、ますます兄弟姉妹たちがネットのデマを信じてしまわないようにするため、絶対に見させてはならないし、誰かが見たというタレコミがあった段階で即、聴聞会に呼び出し、見た事実を認めても、反抗的だったりしても、とにかく忌避させて処罰して「脱疽のように」広がることを止めるのが正義のエホのすべきことなのだ。このごろは忌避を連発しないと止められないくらいで、会衆の中にも「覚醒者」とかいう隠れ背教者が増殖しているらしい、いよいよ終りが近付いた実感がある。
審理の時には、「兄弟は、あ~んなひどい画面で、こ~なんな悪い情報を見たのですかぁ!」と譴責し、「彼らをサタンの火の中からつかみ出して」エホの「清めの火」の方に入れてやらなければ!・・
「清めの火」、これ即ち「キヒ」という愛である。
タレコミした兄弟姉妹は二階級特進させて、偉くしてやるぞ、べつに密告じゃない!会衆の清さに貢献したんだから、やはり偉いぞ!
長老の犬としての役割は立派に果たした。褒美にドッグ・フードでは済ませられないから、本人もそれが望みだろうし、注解や大会で贔屓しよう。まあ、これの方がタダで済む。
結局、自分もネット見たのだけれど、長老には背教もポルノも許される。だって調査のためだし、統治体がどれほどのことを許されているかを見てくれれば納得できるはず。
この組織で自由に振る舞う方法は、とにかく偉くなることだからね。特権を目指して野心を膨らませなけりゃウソだ。そういう組織なんだよ。
保護が必要なのは、弱い羊の兄弟姉妹で、長老たちはいいんだ。
長老くらいになると、ほんとうに楽しい組織になってくる。
兄弟姉妹は組織に従順で、牧者の云う事はなんでも従うように統治体が洗脳してくれるので、この世ではぜんぜん相手にもされない取り柄の無いオッサン(ハゲオヤジ)でも、権威を委ねられた「光の使いに変容する」ことを可能にしてくれる・・本当にありがたい魔法で、やめられないよ。
姉妹たちも、シモベは高をくくってもチョーローとなると自動的に尊敬するのだ。「手の平返し」の自動的にだ!人柄は関係ない。まあ、統治体からしてそーゆー組織だ。だから自分を適応させるのが利口なことだ。
人に助言するのもたのしい、自分が偉くなれたような気分がこの組織で味わえるし、審理委員になれると、人の秘密に立ち入れる・・とくに性的な罪なんてのは、退屈しのぎにはもってこいだ。ウシシ、だから他の長老を差し置いても審理委員に名乗り出ないわけにはいかないな・・いや、長老としての会衆を清く保つ神聖な務めだからな。しかたないんだよ。な?組織は清いだろ?
それでも半年に一回もっと偉ぶったのが来るが、まあ、そのときだけ我慢すればいいし、大会ですることも随分と減ってきた。
自分の足元だけはすくわれないように、家族でモハン的を装うのも疲れるが、威張れる報いは楽園を忘れさせるほども大きい。
なにしろ、世界中が間違っていて、自分たちだけが正しいというこの感覚だけでも結構な気分の良さだ。
それなのに、なんでまたウツ病やらになる兄弟姉妹が多いのか・・いやいや、世の中も多いのだ。きっと組織の中の方が少ないに決まっている。第一、精神疾患になる理由がないじゃないか!自分は気分いいし、この組織の教えで「最高の教育」が施されているんだろ!
とにかく、自分は間違いの無い道を歩んでいるわけだし、将来は楽園だ。しかも人の上に立っていろいろ威張れるのがたまらない。
それは長老だけでなくて、伝道者でも研究生を持てれば、その人を「真理に導く」わけだから、まあ命の恩人という雰囲気はいつも感じる。自分はなんと良いことをしているのだろうとフと思う時などは、神にジェニンされてるとつくづく思うのだ。ああ、吾輩はなんと善い人間なのだろうとな!神のジェニンを実感できるこの幸せよ!
やっぱり、真理はこの組織に有るし、正しいし、自分もそこにいる限り素晴らしい人間だ。これは間違いない!
本当の幸福ってこういうことだとつくづく思うぞ。うん、つくづく・・
いまさら「ひと世代」が「ふたつの世代」になっても、千年経とうが1914年は不滅だ!だって「異邦人の時」は絶対に動かせない真理だからな、その証拠が世界大戦の始まりだ!
百年経った前の世紀のことだが、ずっと「終わりの時」に入ったままなんだが、緊急感を抱き続ける必要はどんどん強くなっている!だからみんなの目つきもどんどんつり上がるんだぞ! 霊性の高い人は、もう目が縦になってる、すごい!
1914年が認められない方がどうかしてる!サタンに洗脳されるというのは本当に恐ろしいことだな!
誰でもこの組織について行くことが正しいので、統治体というものが存在していることに感謝しなければ!エホは統治体の間違いも用いてくださる!だから、どんなに辛い事や、不公正や、悪事や、違法行為や、駐車違反や、理不尽や、差別や、疑問があっても長老や統治体を信頼し、ずっと忍耐して待ち続けるように兄弟姉妹には言わなくちゃ。
だって楽園さえ来れば、どんな悪い事もチャラだろ!すべての解決策がここにある。
楽園に入れたら、もう、それでいいじゃないか! ん?そうだろ?
だから、どんなやり方をしてでも、とにかく楽園に入れればいいんだ。
みんな、それが目的で証人やってる。
統治体は道であり真理であり命なのだ!これしかない!
この世の偽情報が何を言い立てても、組織がどんなに間違えることがあってもエホは必ず正してくださる!遅くともハルマゲドンで!
-これは自己見聞からのフィクションなり-