この国の新しいはじまりに合わせたわけではないけれど、今月民藝では、健康診断、創立記念集会、新聞発送、新人歓迎会と行事が続きました。
集会では、2月公演で主役だった森田咲子が劇団の賞を受賞して同期ではしゃぎ、歓迎会は新人さんたちの思わぬ一芸に沸きました。「わたしたちを安心させないで、脅威になってください」と先輩がおっしゃったように、新人さんが入る度、心地よい焦りを感じます。
別の日々には、この数年劇団から離れた場所で舞台を一緒につくったひとたちと話して、もう言い訳しないでいいのだ、と。
この夏、まほろばさんと東京夜光で公演をするそうで、沢山の方にまほろばを知っていただく機会になってほしい。ご一緒できず残念ですが、理由はもうしばらくでお知らせできるはず。
あの頃、わたしではないようなわたしである今だから好きなんだと思っていた「シャンバラの丘」が、わたしだと感じる今のわたしもやっぱり好きだ。
昨年の夏のHO.KO.LAのとき、80代の先輩が朗読の稽古をしてくださり、「この一つ一つの言葉をどうしたらほんとうにできるのか」という果てのないようなわたしの問いを、全身で受け止めてくださった。「この音楽に続くなら、音を変えた方がいいね」と、わたしの及ばないところまで気にかけて。頑なに問い続けるわたしに、何の得にもならないのに、「これから先にある稽古の、前稽古みたいなもんなんだよ」と微笑んで。
わたしはずっとそれを追いかけていたのでした。下手でもいいからほんものを。それがこの数年のわたしの言い訳。長い長い前稽古。
わたしの朗読に続いたのは「シャンバラの丘」と、それから「水上サーカス」ではなかったかしら。あの曲を聴くと、からだのなかで何かが立ち上がっていく感じがする。
ひとつの季節が自ずから終息しはじめたなら、今度は自分の意志で終わらせてゆく。
集会では、2月公演で主役だった森田咲子が劇団の賞を受賞して同期ではしゃぎ、歓迎会は新人さんたちの思わぬ一芸に沸きました。「わたしたちを安心させないで、脅威になってください」と先輩がおっしゃったように、新人さんが入る度、心地よい焦りを感じます。
別の日々には、この数年劇団から離れた場所で舞台を一緒につくったひとたちと話して、もう言い訳しないでいいのだ、と。
この夏、まほろばさんと東京夜光で公演をするそうで、沢山の方にまほろばを知っていただく機会になってほしい。ご一緒できず残念ですが、理由はもうしばらくでお知らせできるはず。
あの頃、わたしではないようなわたしである今だから好きなんだと思っていた「シャンバラの丘」が、わたしだと感じる今のわたしもやっぱり好きだ。
昨年の夏のHO.KO.LAのとき、80代の先輩が朗読の稽古をしてくださり、「この一つ一つの言葉をどうしたらほんとうにできるのか」という果てのないようなわたしの問いを、全身で受け止めてくださった。「この音楽に続くなら、音を変えた方がいいね」と、わたしの及ばないところまで気にかけて。頑なに問い続けるわたしに、何の得にもならないのに、「これから先にある稽古の、前稽古みたいなもんなんだよ」と微笑んで。
わたしはずっとそれを追いかけていたのでした。下手でもいいからほんものを。それがこの数年のわたしの言い訳。長い長い前稽古。
わたしの朗読に続いたのは「シャンバラの丘」と、それから「水上サーカス」ではなかったかしら。あの曲を聴くと、からだのなかで何かが立ち上がっていく感じがする。
ひとつの季節が自ずから終息しはじめたなら、今度は自分の意志で終わらせてゆく。