ふわっと降りてきたお話。オチだけわたし。 | 加藤誉子のブログ 頭の中がちらし寿司✨

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ワタナベエンターテインメントの芸人
加藤誉子です

喫茶店が大好きで4時間くらい座るので
その時間に
普段 口にしないことや
日本語が好きなので
ダジャレやことわざの向こう側の世界を
妄想したり、いろいろ書きたいなあと思います。



大きな木を見つけた。




迷うことなくわたしは
その大きな木に登って、
周りを見渡した。




広く、澄んだ景色がそこには広がり
目の中を遠慮なく魅了。






まっすぐな空

まっさらな大地

まっしろな空気




まっすぐな空は
永遠にそれが続くと思われる美しさ
はたまた
永遠にそれを見ることはできないからこそ
尊く


空自身は別に
永遠に美しくなどは思ってもおらず
必然と
ただそこにあるのであり



まっさらな大地は
何年も何年も生きとし生きるものを
育んできた優しさ
夜の露は涙にも見え、
それを包み込んできた頼もしさ



けれど
大地自身は
なにを思おうが思うまいが
あるがまま
ただそこに悠然とあるのであり




まっしろな空気は
今までの汚れを全て見透かし
そのうえでスカッと清めてくれるような
凛とした潔さと強さ


けれど空気自信は
意図してもおらず
目指してもおらず
あるがままありのまま存在しており




すこしつめたく、すこしあたたかく
優しく、愛おしく、凛々しく、頼もしく




語らずとも



わたしはそう感じ、心地が良く



ずっとそうしていたのです。





ただ、木だけは


好きなだけここにいていいよと


優しく私に話しかけてくれた。




気がする。





綺麗な、星が見える。









自然と、口に出た。








「明日の朝は、納豆にすっぺかな。」