日本のスノーボードすごいですね。

 

メダル取りまくってます。

 

その中でも、ダイジェストではなく、たまたましっかりと見た女子スロープスタイル。

 

よっしゃー深田茉莉が金メダル、村瀬心椛が銅メダル、日本メダル二つ、うれしい、で終わりのはずが、なんとなく結果に釈然としない気持ちになりました。

 

非常にわかりにくいと感じてしまった。

 

素人目には、少なくとも私としては、銅の村瀬心椛や2位の外国人選手のほうが見た印象として金の深田茉莉より順位が上と感じていたからです。

 

たしかに、村瀬心椛は、レールのところで早めに落ちたかな?とは思いましたが、エアの差があれだけあってこの点差はどうなの?

 

選手は、ルールの中で競っているので、誰も悪いわけではないのですが、スポーツとして、素人が見てもある程度納得できるようなルールに変更したほうがいいと思う。

 

ルールでまず気になったのがレールの部分とエアの部分の点数。

 

どちらも10点ということで、レールも重要というのはいいのですが、エアでは転んだら点数が低いのでしょうが、比較的簡単な技と非常に難しい技との点数の差が小さすぎるのではないか?ということ。

 

レールは途中で落ちたら大きく減点。

 

これは仕方ない。

 

エアも着地で転んだら減点。

 

これも当然です。

 

でも、転ばないように気を付けて簡単なエアを飛んだ時と攻めて難しいエアを飛んだ時の差があまりにも小さいのではないか?というのが見ている人にとって競技を微妙な感じにしてしまっています。

 

取ったリスクと得られる得点が合わない、ハイリスク・ローリターンの状態。

 

追記 女子スロープスタイル 日本人2人の3回目の採点表があったので追記

   セクション1~6までと全体の構成点

 

深田茉莉 セクション1~6 8.70 7.85 7.95 10.00 7.70 8.30

     構成点 37.33  合計87.83

村瀬心桃 セクション1~6 4.70 9.00 8.50 10.00 8.50 9.10

     構成点 36.00  合計85.80

  

やっぱり最初のレールが響いてますね

あの程度の見た目の失敗に対して減点が大きすぎるかな?

対してエアでの加点は少ない気がする

そういうルールだから点数は仕方ないのでしょう

 

点数以外では、最初にレールがあって、最後にエアがある、というコースの構成も、より印象がエアに偏ってしまうため、わかりにくさを助長しています。

 

比較的地味なレールの技に対して、エアの技は派手。

 

実際の難易度は、もしかしたらレールをしっかりと滑るほうが難しい可能性もあるのですが、どうしても見た目からエアの印象ばかりになってしまいます。

 

まあ、コースの構成として、ゴールは派手なジャンプにしたい、というのは理解できるので仕方ないのかもしれませんが。

 

他では、また点数の問題ですが、エアで10点満点が出てしまっているという問題です。

 

エアでトリプルコーク1260とかが満点の10点としたら、それ以上に難しい技が出てきたときどうするのか?

 

そもそもこういった技の難易度が違って、その出来栄えや完成度の違いがあるような競技の採点で、満点からの減点方式で成り立つのか?というのも疑問です。

 

誰もやったことのない難しい技を初めて成功したとしても、その前に滑った人に10点がついていたら、それ以上の技に対して10点以上を付けることが出来ません。

 

点数の上ではそれ以上の技を出す意味がなくなるということです。

 

まあ、現段階ではおそらく10点満点以上の技はほぼない、という状況なのでしょうが、どんどん技術が進歩するなかで、この技は何点なのか?という問題はずっとわからないままです。

 

採点基準が無いようなものとも言えますし、今日はこの技に9点がついたから、これ以上のすごく難しい技に成功しても1点しか稼げないので、これ以上の技はやらないほうがいい、という状況、ざっくりいうと、エアを採点している人が最初の方に点数を高めに付けすぎて、点数が詰まってしまってエアでは差がつかなくなっててしまう、ということもおこり得ます。

 

まあ、こういった採点競技ではよくあることなのかもしれませんが、普通に見ている人にとっては、結果を見て、なぜ?という状態になってしまいます。

 

さらに、こういった減点方式の採点だと、点を取るためには、どうしても正確なすべりを重視するような感じになってしまうと思う。

 

大技への挑戦が損、というようなルールになってしまっている。

 

ビッグエアのチャレンジしていく感じに対して、スロープスタイルでは安定した守りのすべり、という感じ。

 

これってスポーツとしていい状態でしょうか?

 

タイムを競うような競技ならともかく、ビッグエアやスロープスタイルって、堅実で安定したすべりが見たいわけではないと思うのです。

 

さらに気になる点数の事では、各セクションごとのトリック評価60%とすべり全体の構成の評価40%、合計100点というような点数付けみたいですが、全体の構成ってどうやって評価してるのでしょうか?

 

全体の構成の上位3人の点数を見ると、1位から順に、37.33、38.53、36.00。

 

どうやって出しているのかさっぱりわからない。

 

そもそもトリックの評価が別にあるところからの全体の構成って何だろう?

 

出来栄え点なら、3位の村瀬心椛がもっと点数が良くてもいいような?

 

結局、レールのミスをこちらでも大きな減点として扱う、という採点なのかな?

 

各トリックの評価があるのに、全体の構成でもマイナスするなら全体の構成の意味がない状では?

 

最後に、あまりに気になったので採点基準について調べたのですが、出てきた情報に驚愕、「”総合的な印象”を基に決められる」どの技を決めれば何点、という決まりは一切ないらしい。

 

これ本当なのかな?

 

総合的な印象が基になるのに、素人の印象とは大きく異なってしまっているのも気になる。

 

ある程度スノーボードに詳しい人ならこの採点で納得できる、という可能性もあるので、仕方ないのかもしれませんが、スポーツの大会って結局は興行です。

 

もちろんオリンピックも同じ。

 

やっている人はもちろんですが、見ている人も面白く盛り上がるような競技でなければ、その競技は衰退していきます。

 

スロープスタイルには、いろいろと考える余地がありそうです。

 

なんとなく釈然としませんでしたが、今回のオリンピックで初めてライブでメダルを取るところを見れたし、とりあえず久しぶりにスノーボードはやりたくなりました。

 

板もどこにあるのかわからないし、10年はやってないから、まともに滑れるだろうか?